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「だんドーン」感想&評価(ネタバレ注意)~ハコヅメの作者が「日本警察の父」を描いた幕末コメディ~

 今回は「ハコヅメ」の作者・泰三子先生がモーニングで連載中の本格幕末コメディ「だんドーン」について解説します。 この作品の主人公はほぼ知名度ゼロの男「川路利良」。 後に「日本警察の父」と呼ばれる幕末の薩摩藩士で、「ハコヅメ」ファンには「天パじゃない源」と言えばイメージしやすいかもしれません。 話そのものはコミカルで読みやすい一方、複雑な時代の物語故の難しさもあるこの「だんドーン」。 本記事ではそのあらすじや登場人物の解説を踏まえ、忌憚のない感想を語ってみようと思います。
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「バーサス」感想&評価(ネタバレ注意)~「ワンパンマン」原作者ONE先生の新連載、天敵VS天敵~

 今回は「ワンパンマン」のONE先生があずま京太郎先生とタッグを組み月間少年シリウスで連載中の新作「バーサス」について解説します。 この作品は自分たちでは決して勝てない「天敵」に追い詰められた人類が、同じような境遇にある異世界の人類と手を組み、互いの「天敵」同士を争わせようという物語。 「ワンパンマン」におけるサイタマのような派手な主人公はおらず、弱い人類が知恵と工夫で強敵に立ち向かう内容となっています。 本記事では「バーサス」のあらすじや主な登場人物の解説を踏まえ、その魅力(面白い?)について語ってみようと思います。
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「獣王と薬草」感想&評価~「銀狼ブラッドボーン」原作者・艮田竜和が描くファンタジー×医療漫画、マンガワンで連載~

 今回は「銀狼ブラッドボーン」原作者・艮田竜和が「マンガワン」で連載中のファンタジー×医療漫画「獣王と薬草」について解説します。 この作品は人類との戦いに敗れた魔族の生き残りが、人目を隠れて魔物とダンジョンを守り、治療しながら魔族の存続のために奮闘する物語。 敵役の魔族の立場でファンタジー世界の事情を描いた作品です。 本記事では「獣王と薬草」のあらすじや登場人物の解説も踏まえ、この作品についての忌憚のない感想を述べていこうと思います。
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「路傍のフジイ〜偉大なる凡人からの便り〜」感想&評価(ネタバレ注意)~あらすじ、登場人物の解説付きで魅力を深掘り~

 今回は「ビッグコミックスピリッツ」で連載中の「路傍のフジイ〜偉大なる凡人からの便り〜」について解説します。 この作品は地味で目立たず、周囲から「ああはなりたくないな」と思われてそうな中年男性「藤井さん」と、その周囲の人々の一面を切り取った人生劇場。 変人主人公と主人公に影響された人々の話と言えばそれまでなのですが、ただそれだけではない不思議なテイストの作品です。 本記事では「路傍のフジイ」のあらすじや主な登場人物の解説も踏まえ、その魅力を深掘りしていきたいと思います。
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「十勝ひとりぼっち農園」感想&評価~いつの間にか十勝を代表する漫画家に、編集長やかずさんのフォローが素敵~

 今回は「週刊少年サンデー」で連載中の農業体験漫画「十勝ひとりぼっち農園」について解説します。 この「十勝ひとりぼっち農園」は作者の横山裕二先生が日本一のカレーを作るため北海道十勝に移住して野菜を育てる失敗だらけの農業体験記。 サンデー本誌の巻末でひっそりと連載しているあの漫画ですね。 それが気が付けば何故か十勝を代表する漫画家になっていた横山先生。 本記事では「十勝ひとりぼっち農園」のあらすじや登場人物の解説を踏まえ、その魅力を語ってみようと思います。
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「ベー革」感想&評価~『ドラフトキング』のクロマツテツロウが贈る新時代の高校野球漫画、モデル高校はどこ?~

 今回は「ゲッサン」で連載中の新時代の高校野球漫画「ベー革」について解説します。 「ベー革」は「ドラフトキング」など名作野球漫画の作者として知られるクロマツテツロウが実在する高校野球部をモデルに描いた作品。 短い練習時間という制約の中でどうすればより野球が上手くなり、甲子園へ行けるのかというテーマをとことんロジカルに突き詰めた内容となっています。 本記事では「ベー革」のあらすじや登場人物の解説、モデルとなった広島県私立武田高校の解説なども踏まえ、その魅力を解説してまいります。
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「つばめアルペン」感想&評価(ネタバレ注意)~ズレたかわいい山岳部女子のゆるあつガールズコメディ~

 今回は「となりのヤングジャンプ」で連載中の山岳ガールズコメディ「つばめアルペン」について解説します。 「つばめアルペン」は友達を作ろうと張り切り高校デビューに失敗した主人公が、山岳部の活動を通じて成長していく青春コメディ。 昨今、いわゆる「山ガール」をテーマにした作品は珍しくありませんが、山岳競技でインハイを目指すというのはあまり見たことがないように思いますね。 本記事では「つばめアルペン」のあらすじや主な登場人物の解説も踏まえつつ、その魅力を深掘りしてまいります。
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「雷雷雷」感想&評価(ネタバレ注意)~「殺し屋は今日もBBAを~」の作者・ヨシアキが描くガール・ミーツ・エイリアン~

 今回は「殺し屋は今日もBBAを殺せない」の作者ヨシアキが「裏サンデー」・「マンガワン」で連載中の新作「雷雷雷(ライライライ)」について解説します。 「雷雷雷」は宇宙害蟲の駆除業者で働く少女が、ある日突然エイリアンに攫われ、宇宙害獣に変身する改造人間になってしまうという物語。 「駆除業者」とか「害獣」に「変身」とか、あれあれどこかで聞いたような設定ですが、この「雷雷雷」はあちらとは全くテイストの違うコミカルで爽快な内容となっています。 本記事では「雷雷雷」のあらすじや登場人物の解説も踏まえつつ、その魅力を深掘りしてまいります。
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「あくたの死に際」感想&評価(ネタバレ注意)~粘着質で胸にヒタヒタくる感じが絶妙に面白い~

 今回は「裏サンデー」や「マンガワン」で連載中の「あくたの死に際」について解説します。 「あくたの死に際」は大手企業に勤め順風満帆な日々を送っていた主人公が、突然心を病んだことを切っ掛けに小説家を目指すという物語。 主人公は人気作家として活躍している後輩の期待と安定を求める恋人との間で苦しみながら、少しずつ小説家になりたいという自分の本心と向き合っていくことになります。 本記事では「あくたの死に際」のあらすじや登場人物の紹介も踏まえ、その魅力について深掘りしてみようと思います。
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「半人前の恋人」感想&評価(ネタバレ注意)~美術男子と職人女子の恋と成長の物語~

 今回は「ジャンプ+」で連載中のピュアラブストーリー「半人前の恋人」について解説します。 この作品は地味な美術系男子と太鼓職人を目指す少女の恋愛と成長を描いた物語。 王道で奇をてらうことのない、素直に応援したくなるピュアな二人の姿が丁寧に描かれた作品です。 雑誌連載だとどうしてもインパクトが重視されがちですから、ある意味web漫画らしい良作と言えるでしょう。 本記事では「半人前の恋人」のあらすじや登場人物の解説を交えつつ、その魅力を語ってまいります。
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