今回は人気ファンタジー「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(以下「ダンまち」)」から、ヘラ・ファミリア団長「女帝」について解説します。
女帝はかつてオラリオの双璧と呼ばれた「ヘラ・ファミリア」の団長で、現状判明している人類最高峰のLV9。
ヘラの生き写しと呼ばれるほどの暴君で「最恐の女」と評されていました。
本編開始15年前に隻眼の黒竜討伐に失敗し、明言こそされていないものの既にこの世を去っている模様。
本記事ではこれまでに判明している女帝のプロフィールや判明している強さ(レベル)、作中での人間関係を中心に解説してまいります。
「ダンまち」女帝のプロフィール
基本プロフィール
女帝はかつて「ゼウス・ファミリア」と共にオラリオの双璧と呼ばれた「ヘラ・ファミリア」の団長。
女神ヘラの生き写しと称されるほどの暴君で、周囲からは「最恐の女」と評されていたそうです。
本編開始15年前に隻眼の黒竜討伐に失敗。
その生死や行方について明言こそされてませんが、恐らくその際に命を落としたものと考えられます。
ヘラ・ファミリア
女帝が団長を務めたヘラ・ファミリアは、ゼウス・ファミリアと共に千年に渡って人類の頂点に君臨してきたファミリア。
神時代を象徴する存在であり、人類史の中でも最強と言って過言ではないほどの実力を有していましたが、その団員たちの性格と行動基準はどうしようもないほどに終わっていたそうです。
ヘラはロキから「最強最悪(クレイジーサイコ)」、「超絶残虐破壊衝動女(ハイパーウルトラヒステリー)」と評されたほどの嫉妬深いイカレ女。
団員たちはヘラに似て異様に嫉妬深く、そのくせ器量だけは良かったため、当時は彼女たちに手を出して地獄を見る男たちが続出したのだとか。
そのイカレ女たちのトップに立ち、ヘラの生き写しと呼ばれた女帝が如何なる存在だったのか……
「ダンまち」女帝の強さ(レベル9)
全キャラクター最高峰のレベル9!
<基本アビリティ> | |
力 | ??? |
耐久 | ??? |
器用 | ??? |
敏捷 | ??? |
魔力 | ??? |
<発展アビリティ> | |
??? | |
<魔法> | |
??? | |
<スキル> | |
??? |
女帝のステータスは公開されておらず、恐らく今後も公開されることはないでしょう。
具体的に判明している情報はレベル9であるということだけ。
これはゼウス・ファミリア団長マキシムのレベル8を上回り、これまでに判明している人類の中で最高峰。
本編開始時点ではオッタルとレオンのレベル7が最高峰でしたから(後にフィン、リヴェリア、ガレスが加わる)、女帝のレベル9がいかに破格かは言うまでも有りません。
レオンの過去回想では女帝はレオンの斬撃を小指の爪で弾いたそうですから、理不尽極まりないですね。
レベル8のマキシムとはどちらが強い?
レベル9とは言え女帝は決して無敵の存在ではなく、例えば「才禍の怪物」と評されたヘラ・ファミリア幹部のアルフィア(レベル7)であれば、条件次第で女帝相手にも勝ち筋はあったそうです。
この辺りになるとレベルは決して絶対の指標ではないようですね。
ゼウス・ファミリア団長のマキシムなどはレベル8ではあったものの、女帝を差し置いて「最強の眷属」と評された傑物。
恐らく基礎スペックでは女帝がマキシムを上回っていたのでしょうが、戦闘技術など含めた総合力ではどちらに軍配が上がってもおかしくない程度の実力差だったと思われます。
「ダンまち」女帝と夫候補(オッタル、レオン)
女帝を象徴する逸話と言えば、気に入った男にかけるこのセリフ。
「あと十年経ったら夫にしてあげる」
女帝は過去に、自分に叩きのめされても戦意を失わないオッタルやレオンを気に入り、こんな言葉を彼らにかけたことがあったそうです。
どうやら女帝は独身だったようですね。
これは彼女のお眼鏡に叶う男がいなかったということなのか、それとも周囲の男たちが彼女を恐れて寄り付かなかっただけなのか。
ヘラの生き写しということは、少なくとも見た目(だけ)は美女であったことは間違いないと思われますが……
ちなみにレオンは上記の言葉をかけられた後、「糞牛(ミノ)と結ばれた方がマシだ」と吐き捨て、数十の家屋を貫き巨大市壁に叩きつけられていたそうです。
「ダンまち」女帝の名前(本名)は?
女帝は作中でその二つ名であろう「女帝」とだけ呼ばれており、その本名は未登場となっています。
マキシムは名前が出ているのに、彼女だけというのはどこか不自然な気がしますね。
原作20巻では女帝の本名に繋がる情報が開示されました。
レオンの魔法【ブレイズ・オブ・ラウンド】は十二の武装を具現化し、それが破壊される度に能力が強化される特殊な強化魔法。
その十二の武装にはそれぞれ人の名前らしき名がついています。
注目すべきは八番目以降で、八の試剣は「ザルドー」、九の試剣は「アルフィアー」、十一の試剣には「マキシマム」と、かつてレオンの前に壁として立ちふさがったゼウス、ヘラ両ファミリアの幹部たちの名をもじったものとなっています。
つまり女帝の名前もここにある可能性が高いということですね。
十の試剣は「レグナント」、十二の試剣は「ラグナレス・レオ」。
「ラグナレス・レオ」は全ての試練を超えたレオン本人を示しているようですし、女帝が対応しているのは恐らく十の試剣「レグナント」の方。
「レグナント」には「君臨する、統治する」という意味もあり、女帝のイメージに合っている気がします。
女性っぽくない名前なので全くそのままではないと思いますが、果たして……
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