今回は人気ファンタジー「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(以下「ダンまち」)」から、オッタルと並ぶLV7「レオン・ヴァーデンベルク」について解説します。
レオンは「学区(海上学術機関特区)」の教師筆頭にしてバルドル・クラスの団長。
かつて学区に所属していたレフィーヤの師でもあります。
実力と人望を備えた人格者で、登場するかなり前から様々な場所で話題に上がっていた有名人。
本記事ではそんなレオンのプロフィールや強さ、彼が所属する学区などを中心に解説してまいります。
「ダンまち」レオンのプロフィール
引用元:大森藤ノ Twitter
基本プロフィール(種族、二つ名など)
レオン・ヴァーデンベルクは「学区」筆頭教師にしてバルドル・クラスの団長を務める男性です。
物語開始時点で世界に二人しかいないLV7の一人であり、【ナイト・オブ・ナイト】の二つ名と共に登場以前から様々なところで話題に上がっていた人物。
作中では外伝「ソード・オラトリア」13巻で初登場、その後本編でも19巻から登場しています。
外見は獅子を思わせる長髪と目が特徴で、身長180cほどの優雅な雰囲気を漂わせた男性。
見た目はヒューマンですが、実はハーフドワーフ同士の両親の間に生まれ、見た目以外の生物学的特徴はドワーフであることが判明しています。
見た目は若々しいですが、高レベル冒険者であり実際の年齢は不明です。
実力者でありながら性格は温和で思いやりが強く、決して驕らない人格者。
ただかつてはその生まれ故に周囲から迫害され、かなり荒れていたようで、ベートのような不良少年だったそうです。
フィンやアスフィらオラリオの冒険者とも交流があり、とても信頼されています。
「学区」筆頭教師にしてバルドル・クラスの団長
レオンはオラリオ所属の冒険者ではなく、「学区(海上学術機関特区)」と呼ばれる特殊な教育機関の教師筆頭。
学区は巨大な浮遊艦に拠点を置き、世界各地を巡って優秀な人材を集め、育成することを目的としています。
またレオンは学区の総責任者である神バルドルの眷属であり、ファミリアの団長。
学区を構成する十のファミリアの幹部たちが、そのまま教師を務めている形です。
なお学区では生徒に「ファミリア(派閥)に所属していた」という色がつくことを避けるため、ファミリアのことを「クラス」と呼称しています。
「ダンまち」レオンの強さ(レベル)
オッタルと並ぶレベル7
<基本アビリティ> | |
力 | S999 |
耐久 | S907 |
器用 | A815 |
敏捷 | C637 |
魔力 | C616 |
<発展アビリティ> | |
【拳打:E】【耐異常:E】【破砕:F】【閃斬:F】【覇撃:I】 | |
<魔法> | |
【ブレイズ・オブ・ラウンド】 | ・強化円卓十二階位 ・生み出した十二種類の武装が破壊されるごとに自身が強化される。 ・一の試剣(パーシル)破壊時、『敏捷』の強化。 ・二の試剣(ガベル)破壊時、『器用』の強化。 ・三の試剣(ダルパザール)破壊時、『力』の強化。 ・四の試剣(ファイロン)破壊時、『耐久』の強化。 ・五の試剣(セメレート)破壊時、『魔力』の強化。 ・六の試剣(アルオーン)破壊時、全発展アビリティ高補正。 ・七の試剣(メルヴェトーレ)破壊時、全スキル高補正。 ・八の試剣(ザルドー)破壊時、全基本アビリティ高補正。 ・九の試剣(アルフィアー)破壊時、魔法効果高補正。 ・十の試剣(レグナント)破壊時、発展アビリティ『覇光』の一時発現。 ・十一の試剣(マキシマム)破壊時、『覇撃』及び『覇光』の高補正。 ・十二の試剣(ラグナレス・レオ)破壊時、全能力高強化。 |
<スキル> | |
【力精手甲(ドヴェルグ・ガントレット)】 ・『力』の高補正。 ・拳打による威力強化。 | |
【叛逆異端(ドヴェルグ・リベリオン)】 ・『耐久』の高補正。 ・怒りの丈により『力』『敏捷』の強化効果上昇。 ・怒りの丈により『耐久』『器用』『魔力』の弱化効果上昇。 |
これが原作20巻で公開されたレオン・ヴァーデンベルクのステータスです。
物語開始時点でオッタルと並ぶ世界に二人しかいないレベル7の一人(後にロキ・ファミリアの三首脳、フィン、リヴェリア、ガレスが追加)。
見た目からするともっと器用な技巧派に見えましたが、【城斬り】とも呼ばれる剛剣の使い手で、攻撃面ではオッタルさえも凌ぎます。
彼が切り札としている『残光』と呼ばれる斬撃は見た目は飛ぶ斬撃ですが、実際は強化魔法の応用で、飛ばしているのではなく、距離を殺し標的を断ち切る絶技。
フル強化されたレオンの斬撃は現代最強で、その威力は正しく並ぶものが存在しません。
ゼウス、ヘラの英雄たちを追いかけた過去
世界最強格の一人であるレオンですが、オラリオ外の冒険者(=ダンジョンがなく、試練となるモンスターがいない)でありながらどうやってここまで強くなったのか。
実はレオンはかつてオラリオの冒険者で(学区設立前、バルデルはオラリオにいた)、アルフィアやザルドといったゼウス、ヘラ両ファミリアの英雄に叩きのめされ、彼らを追いかけて強くなった過去の持ち主。
「海の覇王(リヴァイアサン)討伐に紛れ込んだこともあるらしく、そこで見た英雄たちの戦いにすっかり脳を焼かれてしまったそうです。
だからこそ、彼は両ファミリアが壊滅した後も、彼らに続く英雄が立たねばならないとその想いを継ごうとしています。
そんなレオンの魔法には所々、かつて憧れた英雄たちの影が残っていて……
「ダンまち」レオンと学区
L.F.C.(レオン先生ファンクラブ)
イケメンで人格者であるレオンは学区だけでなく世界的にも大人気。
「L.F.C.(レオン先生ファンクラブ)」なる非公認のガチファンクラブまで存在しています。
ちなみに現在の会長はレフィーヤの旧友であるアリサ。
アリサは学区の教師となるべく、現在も監督生(生徒の筆頭で準教師的立ち位置)として学区に在籍しています。
またレオンは指導者としても非常に優秀なようで、その授業は分かりやすいことで生徒から好評。
あまりに親身になってなって生徒のために尽くす様から、一部の生徒から「騎士なのに小姓(ウルトラ・ペイジ)」というわけの分からない呼び方をされることもあるようです。
レフィーヤのかつての師でありベルにも目をかける
レオンはかつて学区に所属していたレフィーヤの師にあたる人物。
レフィーヤに目をかけ、親身になって相談に乗っており、レフィーヤもそんなレオンを慕っていました。
フィルヴィスの死を切っ掛けに自分を追い詰めがちとなっていたレフィーヤと再会した時には、敢えて自分で問題を指摘することはせず、生徒たちとの触れ合いの中で気づかせるよう立ち回ったことも。
またヘルメスの悪さにより学区に所属することとなったベルに対しては色々と期待しており、いつかともに冒険をしたいと発言していました。
そして原作20巻ではベルを竜の谷へと連れて行き、彼らが挑むべき終末の恐ろしさとかつての英雄の技を伝えています。
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