「ダンまち」リヴェリア~ハイエルフのオラリオ最強の魔導士、その想い人(好きな人)、強さ(ステータス・詠唱連結)など~

 今回は人気ファンタジー「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(以下「ダンまち」)」から、オラリオ最強の魔導士「リヴェリア・リヨス・アールヴ」について解説します。

 リヴェリアはオラリオ最強派閥の一角「ロキ・ファミリア」の副団長です。

 ハイエルフと呼ばれるエルフの王族であり、女神をも凌ぐ美貌を持つ絶世の美女。

 ロキ・ファミリア内では主にアイズたちの「ママ」、保護者的な立ち位置を担っています。

 本記事ではリヴェリアのプロフィールや強さ(ステータス、連結詠唱)、その過去や想い人(好きな人)の存在を中心に深掘りしてまいります。

「ダンまち」リヴェリアのプロフィール

基本プロフィール(年齢・声優など)

 リヴェリア・リヨス・アールヴはオラリオ最強派閥の一角「ロキ・ファミリア」の副団長。

 「九魔姫(ナインヘル)」の二つ名を持つオラリオ最強の魔導士です。

 種族はエルフ、その中でもハイエルフと呼ばれる王族の出身。

 理知的で落ち着いた雰囲気の絶世の美女であり、その美貌は女神をも凌ぐと評されています。

 また服の上からだと分かりにくいですが、かなり着やせするタイプなのだとか。

 性格は見た目通り高潔で理性的、王族に相応しい気品と矜持の持ち主。

 一方で、長年アイズたちの世話を焼いてきた経験からロキ・ファミリア内では保護者的な立ち位置が定着しており、主神のロキからは「ママ」と呼ばれることもあります。

 見た目は非常に若いですが、年齢は99歳と実は作中で判明している限り冒険者では一番の年長者。

 声優は当初、種田梨沙さんが担当していましたが、種田さんの病気療養に伴い「ソード・オラトリア」以降は種田さんの事務所の先輩にあたる川澄綾子さんに変更となっています。

里を飛び出したエルフの王族(ハイエルフ)

 リヴェリアは「アルヴの王森」と呼ばれる地で育ったエルフの王族。

 本来、冒険者などになる立場の方ではないのですが、頑迷で他者を見下す傾向が強いエルフの価値観を嫌っていた彼女は、より広い世界を自分の目で見るためエルフの里を出奔しました。

 その過程で出会ったロキの眷属となり(半ば無理矢理ファミリアに加えられた模様)、現在は一冒険者として活動していますが、未だ彼女の存在はエルフにとって重いもの。

 オラリオどころか世界中のエルフから敬意を持って接せられており、ロキ・ファミリアには彼女に仕えるためにわざわざ冒険者となったエルフさえ存在しています。

 そのためリヴェリアに手を出すことは世界中のエルフを敵に回すことと同義。

 実際、過去にリヴェリアを狙ったフレイヤ・ファミリアのガリバー兄弟は、オラリオ中のエルフの怒りを買ってしまいかなり危うかったようです。


「ダンまち」リヴェリアの強さ(レベル・ステータス)

連結詠唱により9種類の魔法を操るオラリオ最強魔導士

 初登場時のリヴェリアはオラリオ最高峰の実力者であるLV6。

 第二次クノッソス戦後は、ロキ・ファミリアの三首脳と呼ばれるフィンガレスと共にオッタルと並ぶ現オラリオ最高位LV7への昇格を果たしています。

 以下はランクアップ前、判明しているLV6時点でのステータスです。

<基本アビリティ>
G243
耐久G277
器用C651
敏捷C609
魔力S989
<発展アビリティ>
【魔導:E】【治療:G】【耐異常:G】【精癒:H】【魔防:H】
<魔法>
【ヴァース・ヴィンドヘイム】・攻撃魔法。
・詠唱連結。
・第一階位(ウィン・フィンブルヴェトル)。
・第二階位(レア・ラーヴァテイン)。
・第三階位(ヴァース・ヴィンドヘイム)。
【ヴィア・シルヘイム】・防御魔法。
・詠唱連結。
・第一階位(リヴ・イルシオ)。
・第二階位(ヴェール・ブレス)。
・第三階位(ヴィア・シルヘイム)。
【ヴァン・アルヘイム】・回復魔法。
・詠唱連結。
・第一階位(フィル・エルディス)。
・第二階位(ルナ・アルディス)。
・第三階位(ヴァン・アルヘイム)。
<スキル>
【妖精王唱(フェアリー・アンセム)】
・魔法効果増幅。
・射程拡大。
・詠唱量が増えるほど強化補正増大。
【妖精王印(アールヴ・レギナ)】
・「魔力」のアビリティ強化。
・自身の魔法円内に存在する同種族の魔法効果を増幅させる。
・自身の魔法円内で消費された同種族の魔素を精神力に変換し吸収する。

 典型的な後衛型、魔力特化のステータスですね。

 リヴェリアの最大の特徴は「九魔姫」という二つ名の由来でもある「連結詠唱」。

 本来冒険者は最大でも3種類までしか魔法を習得することができないのですが、リヴェリアは攻撃・防御・回復の3種の魔法それぞれが「連結詠唱」という特性を備えており、魔法の詠唱を連結することで規模や効果を3階位に変化させることができます。

 例えば攻撃魔法【ヴァース・ヴィンドヘイム】であれば第一階位が氷結魔法、第二階位が広範囲殲滅型の火炎魔法と、ほぼ別の魔法(第三階位は不明)。

 これによりリヴェリアは実質9種類の魔法を使うことができるわけです。

 さらに魔法効果と射程を向上させる【妖精王唱(フェアリー・アンセム)】など魔導士向けのスキル、「大木の心」と呼ばれる精神調律によりどんな状況でも冷静さを失わない精神性を有し、後衛魔導士としては隙がない完璧な存在と言えるでしょう。

 またいざとなれば体術も相応にこなし、レヴィス戦ではフィンやガレスと接近戦で見事な連携を見せたことも。

 実戦ではあまり使いませんが、元々狩りが趣味だったこともあり、弓の扱いも得意です。

最強の魔法部隊「妖精部隊(フェアリー・フォース)」

 リヴェリアは個人としてももちろん強力ですが、集団戦においてはより凶悪な力を発揮します。

 それこそが彼女のスキル【妖精王印(アールヴ・レギナ)】を最大限活かすため、ロキ・ファミリア内のエルフを終結させた「妖精部隊(フェアリー・フォース)」。

 【妖精王印】とは、リヴェリアの魔法円(マジックサークル)に存在するエルフの魔法を強化し、そこで使用された魔素を精神力へと変換・回復できるというもの。

 要は、リヴェリアの近くにいるエルフは強化された魔法を尽きることのない精神力で打ち放題というチートスキル。

 元々エルフ自体が魔法に長けた種族ですから、敵からしたら恐怖以外の何物でもないでしょうね。


「ダンまち」リヴェリアの過去と目的

 リヴェリアは今から28年前(71歳の時)、エルフの価値観に辟易し、より広い未知の世界を自分の目で見たいと従者であった女性と共にエルフの里を出奔しました。

 里の追手から逃げている途中で、当時ファミリアを結成したばかりのロキ、フィンと出会い、リヴェリアを気に入ったロキによって半ば無理矢理ロキ・ファミリアに加入。

 最古参メンバーであるフィン、リヴェリア、ガレスの3人は今でこそ非常に固い信頼関係で結ばれていますが、結成当初は種族の違いもあってかなり険悪な関係性だったようです(特にリヴェリアとガレス)。

 その後、ロキ・ファミリアは30年足らずでオラリオ最強派閥の一角にまで成長。

 しかしリヴェリア自身、ファミリアやそのメンバーには愛着を感じているものの、旅立った当初の「未知の世界を見たい」という目的は忘れておらず、いつかオラリオを離れて世界を旅したいと考えています。

 弟子であるレフィーヤの育成に熱心なのも、彼女を自分の後釜に据えたいと考えているからです。

「ダンまち」リヴェリアの想い人(好きな人)

 アプリゲーム「メモリア・フレーゼ」では、エルフの高嶺の花・リヴェリアの「想い人」が話題になったこともあります。

 切っ掛けはリヴェリアが「霊薬実(タプアハ)」を誰かに送っていたこと。

 「霊薬実」は病気の治療に用いられるものですが、恋愛成就の秘薬としても知られています。

 それを知ったレフィーヤたちは、リヴェリアに密かに想い人がいるのでは考えたわけです。

 リヴェリアも悪ノリしてしまい、その想い人は、

・自分の全てを知っている。
・添い寝をさせたこともある。
・抱擁も、一緒にお風呂に入ったことも。

 などと誤解を助長する発言を連発していました。

 実際にリヴェリアが「霊薬実」を送っていたのはかつてのリヴェリアと共に里を出た従者であり、ギルド受付嬢・エイナの母親でもあるアイナ

 アイナは森の外の空気が合わず、現在は高地にある自由都市で療養中。

 リヴェリアはそんなアイナの体調を慮って「霊薬実」を送っていたのです。

 アイナが今の旦那さん(人間)と交際関係にあると知った際には、その旦那をボコボコにしたこともあるそうですし、確かに「想い人」と言って嘘ではないですね。

 

 ちなみに、リヴェリアはエルフの里にいた際、ユニコーンを飼っていたそうで「妖精輪舞曲」でもユニコーンに懐かれている様子が描かれていました。

 ユニコーンは「乙女」にしか気を許さない「スケベ馬」とも呼ばれるファンタジー生物であり、つまり齢99歳のリヴェリア様は未だ……

【まとめ】「ダンまち」キャラクター一覧



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