今回は人気ファンタジー「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(以下「ダンまち」)」から、ガチで強い武神「タケミカヅチ」について解説します。
タケミカヅチは探索系零細ファミリア「タケミカヅチ・ファミリア」の主神。
享楽的な神々が多い作中では希少な神格者であり、見た目も心もイケメンな男神です。
また神の力を封じられ一般人並みの身体能力しか持たない身でありながら、第一級冒険者と互角にわたりあうこともできる武神。
本記事ではそんなタケミカヅチのプロフィールや強さ、ファミリアを中心に解説してまいります。
「ダンまち」タケミカヅチのプロフィール
基本プロフィール(声優など)
タケミカヅチはオラリオにおける探索系零細派閥「タケミカヅチ・ファミリア」の主神。
元は極東出身の男神で、保護していた孤児たちを眷属とし、彼らを連れて最近になってオラリオへとやってきました。
外見は極東風衣装を身にまとった”みずら頭”のイケメン(神は基本みんな美形です)。
誠実で面倒見の良い神格者で、異性からはとてもモテていますが(大抵の神は顔は良くても性格がアレなのであまりモテない)、異性関係に関してはとても鈍感で、彼に想いを寄せる少女をいつもヤキモキさせています。
声優は間島淳司さんが担当。
神々との関係
タケミカヅチはオラリオでは天界で同郷だった神々こそほとんど出てきませんが、良識派の神々とは良好な関係を気づいています。
ヘスティアとは同じ貧乏神同士、「タケ」と呼ばれて親しくしており、彼女に土下座という東洋文化を教えていました。
またミアハとも貧乏・お人よし繋がりで親しくしており、ヘスティアを含めたこの三神は天界にいたころからの知り合いだそうです。
逆にほとんどの男神からは、そのモテを理由にやっかみを向けられており、キツく当たられることが多いようです。
「ダンまち」タケミカヅチはガチで強い武神
神の力抜きで上級冒険者と渡り合う武技
タケミカヅチは武神です。
神々は下界に下りてきた時点で神の力を封じられ、身体能力も一般人並みに制限されています。
しかし身に着けた技術は失われることなく健在。
タケミカヅチは天界で何億年もの間あらゆる武芸を磨き上げており、その武の技量はまさしく神域へと至っています。
作中では神の恩恵(ファルナ)によって圧倒的な身体能力を誇る上級冒険者を相手に、その武技のみで互角以上に渡り合っていました。
ちなみにこの武技はフレイヤの「魅了」のような権能ではなく純粋な技術。
同じ武神、軍神であってもアレスのように普通に弱い神も珍しくありません。
派閥大戦では第二級冒険者20名以上を投げ飛ばす
タケミカヅチが無双していたのが、フレイヤ・ファミリアとの派閥大戦。
派閥大戦に参加したタケミカヅチは、恩恵のない身でどこまで戦えるか尋ねられると「第二級冒険者までなら20人、第一級冒険者なら1人は投げられる」と宣言。
その理不尽さに神々を呆れさせつつ、作中では実際に前線で21人の第二級冒険者を投げ飛ばして無双していました。
流石にLV6の相手は少し厳しそうでしたが、LV5相手なら体力が持つ限りは十分互角に渡り合えそうな印象でしたね。
技量チートというか、ちょっとこの身体能力差を技だけで補うとかありえないだろうと思わなくもないですが、ヘファイストスみたいに技術だけでオラリオ一のマスタースミスが足元にも及ばない武具を作る鍛冶神とかもいますから、神の技としてはむしろ控えめな方なのかも?
「ダンまち」タケミカヅチとタケミカヅチ・ファミリア
タカミカヅチ・ファミリアは元々、極東でタケミカヅチが保護していた孤児たちの集まり。
それが最近になってオラリオにやってきて探索系ファミリアとして活動するようになった形ですね。
タケミカヅチ本人がバイトをして糊口を凌がねばならないような零細ファミリア。
初登場時のメンバーは極東出身のヒューマンが6人きり。
LVも団長の桜花と命がかろうじてLV2に達しているだけでした(後に千草もLV2に到達)。
ただ幼い頃からタケミカヅチから武技と駆け引きを学んできただけあって、メンバーの実力はステータスに表される数値以上。
作中では同レベル帯でステータス頼りの冒険者では決してできないだろう活躍でベルたちの窮地を何度も救っています。
「ダンまち」タケミカヅチとヤマト・命
作中でタケミカヅチに好意を寄せている女性の筆頭が、彼の眷属で後に1年間限定でヘスティア・ファミリアにレンタル移籍することになるヤマト・命です。
命は元々タケミカヅチに拾われた孤児。
元々はお父さんとして慕っていたのが、いつの間にか異性として見るようになっていた、というやつですね。
しかしタケミカヅチにとっては命は今も変わらずかわいい娘。
大切に思っていることは間違いありませんが、異性として意識している様子は全くありません。
神と人間、育ての親と子という関係性もあり、中々障害の多い二人ですが、果たして命の思いがタケミカヅチに届く日は来るのか……
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