「呪術廻戦」六眼とは?~五条悟を最強たらしめる特異体質、その能力と元ネタ、天元との因果、失う伏線有り?~

 今回は言わずと知れた大人気漫画「呪術廻戦」から、五条悟を最強たらしめる特異体質「六眼(りくがん)」について解説していきます。

 六眼とは五条家の人間に稀に発現する特異体質で、一言で言うなら滅茶苦茶詳細に呪力が見える目。

 ただ見えるだけでなく極めて繊細な呪力操作を可能とし、ごれを持つからこそ五条悟は相伝の「無下限呪術」を十全に使いこなすことができています。

 作中では天元との因果や、喪失を匂わせる伏線でも話題となった六眼。

 本記事では六眼の能力や元ネタ、これにまつわる伏線を中心に解説してまいります。

「呪術廻戦」六眼とは?

 六眼(りくがん)とは作中で五条悟が保有し、彼を最強たらしめているその瞳のこと。

 五条家の人間に稀に発現する特異体質で、一言で言うなら滅茶苦茶詳細に呪力が見える目(詳細は後述)。

 繊細な呪力操作を補助する機能もあり、この目を持つからこそ五条悟は相伝の「無下限呪術」を十全に使いこなすことができています。

 ただ反面、取り込む情報量があまりに多いため、目隠ししていないとちょっと疲れやすくなってしまうという欠点も。

 五条は目隠ししていても高解像度のサーモグラフィーのように周囲を視認できますし、五条のサングラスは他の人がかけると真っ暗で何も見えません。

 五条家の歴史の中でも稀少な特異体質であり、「六眼」と「無下限呪術」を併せ持つ存在が生まれたのは実に400年ぶり。

 同時に二人以上の保有者は存在できないという制約があります。


「呪術廻戦」六眼の能力

術式・呪力の詳細な把握

 六眼の能力は、まず第一に術式や呪力に関する情報を視認し、詳細に把握できることです。

 ただ単純に呪力が良く見えるというのに留まらず、術式の効果や条件も見ただけである程度把握することができるようです。

 相手がどんな術式を持っているのか分からない呪術戦においては大きなアドバンテージですよね。

繊細な呪力操作の補助

 六眼には繊細な呪力操作を補助する機能もあります。

 要は精緻に呪力が見えるからこそ、呪力操作も精緻なものになる、ということなのでしょう。

 五条悟が原子レベルの緻密な呪力操作が求められる「無下限呪術」を使いこなせるのも、六眼あってこそとされています。

呪力のロスが限りなくゼロ

 六眼は人間離れした繊細な呪力操作により、術式を発動した際のロス呪力(エネルギー)を限りなくゼロにすることができます。

 その結果、無下限呪術を連発してもその消費呪力は自然回復量以下。

 五条悟に呪力切れはないと言われています(領域展開の連発など無茶をした場合にも呪力切れを起こさないかは不明)。


「呪術廻戦」六眼の元ネタ

 呪術廻戦に登場するワードは仏教用語を元ネタにしていることが多く、六眼も恐らくは仏教用語由来と考えられています。

 ただ仏教用語には「六眼」というそのものズバリの言葉はなく、以下二つのどちらかが元ネタではと言われています。

候補①五眼

 「五眼(ごげん)」とは真理を認識する能力を眼になぞらえて五種類に整理したものです。

①肉眼……普通の人間の眼

②天眼……神々の眼

③慧眼……二乗=仏の声を聞く者の眼

④法眼……菩薩の眼

⑤仏眼……仏の眼

 下に行くほど色んなモノが認識できるイメージですね。

 六眼は仏の眼を超えた凄い眼、ということでしょうか。

候補②六神通

 六神通(ろくじんつう)とは仏や菩薩が持っているとされる六種の超常的な力のこと。

①神足通(じんそくつう)
自分の思う場所に思う姿で自在に行き来する力。

②天耳通(てんにつう)
世界全ての声や音を聞き取り、聞き分ける力。

③他心通(たしんつう)
他人の心を読み取る力。

④宿命通(しゅくみょうつう)
過去や前世を知る力。

⑤天眼通(てんげんつう)
衆生の業による生死や輪廻転生を見る力。

⑥漏尽通(ろじんつう)
煩悩が尽き、輪廻転生から解放されたことを知る智慧。

 こちらは六という数字は共通していますが、六眼とはあまり関係なさそうなものも混じっていますね。

 イメージ的には五眼の方が元ネタとして近そうな気はします。


「呪術廻戦」六眼と天元との因果

 日本呪術界の要たる不死の呪術師、天元

 作中では天元の口から、「六眼」と「天元」、そして天元の器「星漿体」とは因果で繋がっていることが語られています。

 天元が星漿体と同化し、肉体をリセットする時期になると必ず世に現れる「六眼」と「星漿体」。

 過去には羂索が天元の同化を妨害しようとし、「六眼」と「星漿体」を生後一月以内に殺害して備えていましたが、それでも同化当日に「六眼」と「星漿体」は現れ、羂索は「六眼」の術者に敗れています。

 「六眼」は「天元」と「星漿体」の守護者のような立ち位置のようですね。

 しかしこの三者がどうして因果で繋がっているのかは不明。

 天元が四ツ目のような奇妙な容貌をしていたことから、実は六眼は天元の眼だったのでは、などとも噂されていますが……

 

 なお、この三者の因果は本編開始12年前、呪力(=因果)から解き放たれた天与の怪物の介入により破壊されています。

「呪術廻戦」五条悟は六眼を失う?

 アニメ放送開始以降、ファンの間では五条悟が六眼を失うのでは、という考察が度々話題に上がっています。

 その根拠はアニメ1期第2クールのオープニングで、五条悟の左眼が白く染まっていたこと(通常の六眼は青色)。

そしてアプリゲームで五条悟に顔の左半分に亀裂が入る演出があったことです。

 こじ付けくさい考察ではありますが、これまで呪術廻戦ではアニメで「死滅回遊」を匂わせる演出が原作より早く登場するなど、伏線っぽい演出が多数あったことは確か。

 また、五条悟はチートなので何らか弱体化させないと、と予想する気持ちもわかります。

 宿儺との人外決戦の中で、何らかの理由で六眼が失われる、という可能性は十分に考えられそうですね。

【まとめ】「呪術廻戦」キャラクター考察wiki



コメント

タイトルとURLをコピーしました