今回は人気ファンタジー「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(以下「ダンまち」)」から、イケメン医神「ミアハ」について解説します。
ミアハは医療系零細ファミリア「ミアハ・ファミリア」の主神。
見た目も心もイケメンで、自分が貧乏にも関わらずタダ同然でポーションをばら撒いていたり、ちょっと行き過ぎたところもある男神です。
かつては中堅ファミリアを率いていたもののすっかり没落してしまったミアハ。
本記事ではそんな彼のプロフィールやファミリアの過去、神々や女性陣との関係を中心に解説してまいります。
「ダンまち」ミアハのプロフィール
基本プロフィール(声優など)
ミアハはオラリオにおける医療系零細派閥「ミアハ・ファミリア」の主神。
ヘスティアたちとは親交が深く、作中ではベルにポーションをくれる優しい神様として登場しています。
外見はやや青みがかった黒髪を長く伸ばしたイケメン。
とにかく善良でお人好しな性格をしており、神も人も関係なく女性からモテモテ。
普通なら男神たちから嫉妬されそうなものですが、ミアハの場合はあまりに善良で裏表がないため、そうした反感を買うことはほとんどありません。
声優は古川慎さんが担当。
タダ同然でポーションをばら撒く善神?
詳しくは後述しますが、ミアハが主神を務める「ミアハ・ファミリア」は莫大な借金を抱えた零細ファミリア。
にも関わらず、お人よしのミアハはタダ同然で知り合いの駆け出し冒険者たちにタダ同然でポーションを配るなどしており、ファミリアの経営は常に火の車です。
作中ではそれぐらい優しい神様、という描かれ方をしていますが、読む人によってはこれはちょっと問題があるんじゃないの、と感じることも。
周りにいい顔をし過ぎて身内にしわ寄せが行っている点は良くないですし、タダ同然でポーションを配っている点は同業者からすれば一種のダンピング(実際は、零細ファミリアが知り合いに配っている程度なので影響は微々たるものでしょうが)。
二次創作などではそうした負の面を強調して描かれることもあるようです。
「ダンまち」ミアハ・ファミリア
没落の経緯と現在
ミアハ・ファミリアは元々オラリオでもそれなりに名の通った中堅どころのファミリアでした。
7年前の大抗争時代は現医療系最大手の「ディアンケヒト・ファミリア」ともほとんど力の差はなく、共に競い合って人々を救っていたそうです。
しかし6年前、団員のナァーザがダンジョンでモンスターに襲われ、右腕を喪失。
ナァーザをかわいそうに思ったミアハはディアンケヒト・ファミリアに頭を下げ、最上級の義手を作ってもらったのですが、その代償として莫大な借金を背負うことになります。
ミアハ本人はナァーザが助かったのだからそれでいいと全く気にしていませんでしたが、団員たちはナァーザを残してファミリアを去ることに。
物語開始当初は団員ナァーザ一人の没落したファミリアとなっていました。
その状況に苦慮したナァーザは一時ポーションの品質偽装に手を染めていたことも。
しかしヘスティア・ファミリアの協力を得て「二属性回復薬(デュアル・ポーション)」の開発・商品化に成功し、その経営も徐々に持ち直しつつあります。
ファミリアメンバー
前述した通り、ミアハ・ファミリアは物語開始当初、団員1名のみの零細ファミリア。
後にアポロン・ファミリアから2名が移籍してきていますが、それでも小規模であることに変わりはありません。
ナァーザ・エリスイス(団長)
右腕を失い義手にしている犬人の女性。
モンスターに襲われたトラウマでダンジョンに潜れなくなっている。
現在は主に薬師として活動。
結構がめつく人使いが荒い。
LV2 → LV3
ダフネ・ラウロス
アポロン・ファミリアからの移籍組①。
ちゃきちゃきした雰囲気のしっかり者の女性。
ヘスティア・ファミリアへの移籍を考えていたが、あちらの莫大な借金を知り取りやめる。
ナァーザには結構こき使われているらしい。
LV2 → LV3
カサンドラ・イリオン
アポロン・ファミリアからの移籍組②。
おっとりした雰囲気のメカクレきょぬー。
予知能力を持っているが誰にもそれを信じてもらえない呪いがかかっている。
予知を信じてくれたベルに好意を寄せている。
LV2 → LV3
「ダンまち」ミアハと神々の関係(ディアンケヒト)
ミアハはその善良な人柄から、ほとんどの神々と良好な関係を築いています。
特に同じ貧乏零細ファミリアの主神でお人よしのヘスティアやタケミカヅチとは親しくしているようですね。
唯一の例外が、医療系ファミリア最大手「ディアンケヒト・ファミリア」を率いるディアンケヒト。
ディアンケヒトは傲岸不遜で金にがめつい老獪な男神で、天界にいたころからミアハのことを敵視。
ことあるごとにミアハに張り合って邪魔をしていたようです。
ただ緊急時にはミアハと手を組んで柔軟な対応をすることもあり、根っからの問題神ではない模様。
どうやら天界にいたころ、ディアンケヒトは自分とミアハの目の前で大切な人を亡くしたことがあったようで、そのことを今でも悔いているのだとか(それが敵視の原因?)。
ちなみに彼らの元ネタとなったケルト神話では、ディアンケヒトはミアハの父にあたります。
「ダンまち」ミアハの女性関係(ナァーザ、アミッド)
ミアハは多くの女性から好意を寄せられていますが、ここではその代表格とされる二人の女性について触れておきます。
一人目はミアハ・ファミリア団長のナァーザ。
ファミリア没落の引き金となった女性であり、自分を救ってくれたミアハに対する恩義は人一倍です。
根は非常に嫉妬深い女性なのですが、ミアハがあまりに自然にあちこちで女性を惹きつけるので、もう怒るに怒れない境地に至っているのだとか。
二人目はディアンケヒト・ファミリア団長のアミッド。
都市最高ヒーラーと呼ばれる聖女です。
主神はミアハを一方的に敵視していますが、アミッドはミアハたちに好意的。
アプリ版でのイベントなどではミアハに好意を抱いているような言動を見せていました。
ちなみに元ネタとなったケルト神話では、アミッドはミアハの妹にあたります。
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