「呪術廻戦」釘崎野薔薇~兄貴と呼ばれるかわいい紅一点、死亡説の真相は? プロフィール、声優、名言など~

 今回は言わずと知れた大人気漫画「呪術廻戦」において、読者から「兄貴」と呼ばれる女、釘崎 野薔薇(くぎさき のばら)」について考察していきたいと思います。

 釘崎は物語序盤から主人公、虎杖の仲間として登場した同い年の紅一点。

 普通に考えればヒロインポジションなのですが、そのアクの強いキャラクターと戦闘時のゲスい顔つきなどと相まって、あまりヒロインという認識はされていないかもしれません。

 一部では死亡説も流れていますが、その真相と復活の可能性、そして釘崎というキャラクターの魅力について深掘りしていきたいと思います。

「呪術廻戦」釘崎野薔薇のプロフィール

基本プロフィール(性格や名言、声優など)

誕生日8月7日
出身地東北のどこか
所属東京都立呪術高等専門学校1年
趣味・特技ショッピング
好きな食べ物流行りもの、スイカ
苦手な食べ物浅漬け
ストレス乾燥
声優瀬戸麻沙美

 釘崎は盛岡の片田舎で育ち、田舎を嫌い、都会に憧れて上京してきた呪術師の少女。

 非常に直情的で、図々しい性格をしており、初登場ではモデルのスカウトマンに「私は?」と逆に声をかけて絡んでいき、虎杖たちをドン引きさせるというインパクトの強い登場をしています。

 外見は染めた茶髪を首のあたりで切り揃えた勝ち気な少女で、黙っていれば多分普通に可愛いのではないのでしょうか?(そんな描写は一つもありませんが)

 自分らしく在ることに強いこだわりと誇りを持っており、子供が人質にとられた際は、無駄と分かっていても武器を捨てる甘い一面も。子供を見捨てて自分だけ生き残っても明るい未来はないと、自分らしさに命をかける……うん、私が女だったら惚れてますね。

 決めゼリフ(名言)は交流会での「私は釘崎野薔薇なんだよ!」(雄々しい)。
 真依に言い放った「毛穴開いてんぞ」(ある意味女性的か?)。

 主人公の虎杖が死んだ(と思われた)時には必死に涙を堪え、その生存が判明した時には涙目で怒る普通の少女らしい一面も買いです。

 釘崎は過去のある事情(後述)から田舎を嫌っていて、ただ金銭的な心配なく上京するためだけに呪術高専に入ったという経歴の持ち主。休日は普通に買い物を楽しむ少女らしい過ごし方をしているようです。

 ええ、普通の少女っぽいかわいいところがないわけじゃないんですよ。

術式、その強さは? 何で兄貴呼ばわり?

 釘崎は入学時点で3級術師。下から二番目のランクですが、高専1年生としては恐らく平均的でしょうね。
 彼女の術式は、

芻霊呪法(すうれいじゅほう)
金槌で五寸釘を飛ばし、釘から呪力を流して攻撃する術式。
いわゆる、わら人形に五寸釘を打ちつけるやつ。

共鳴り(ともなり)
対象から離れた髪の毛などの一部に呪力を流し込み、本体にダメージを与える。
ダメージは呪力を打ち込む部位の希少性や対象との実力差によって左右される。

簪(かんざし)
釘が刺さった対象に時間差で呪力を流し込み、攻撃する術式。

 ある意味、最も呪いらしい術式かもしれませんね。

 ただ、正直なところあまり使い勝手が良い術式ではなく(そもそも金槌で釘を飛ばして攻撃すること自体、かなりトリッキー)、また手加減も難しいので、作中では釘崎の戦績はあまり芳しいものではありません。

 嵌まった相手に対してはとても強く、時には特級相当の敵を撃破するなど活躍はしているのですが……

 ちなみに、勝とうが負けようが戦闘中の釘崎はとても「兄貴」です。

 戦う前にはゲスい笑いで挑発し、戦う最中は壮絶な表情で凄み、負けたら負けたで報復を誓う。

 人によっては兄貴どころか、真の悪役と呼ぶ人も少なくありません(いや、個人的には悪役というか単にガラが悪いだけだと思いますけどね)。


「呪術廻戦」釘崎野薔薇の過去

昔はかわいい……のか?

 幼いころの釘崎は、ある意味非常にかわいらしい少女でした。

 転校生の少女・ふみちゃんにランドセルの交換をせがみ(水色のランドセルが可愛かったらしい)、放課後にはそもそも私ランドセル嫌いと(自分の)ランドセルを蹴り飛ばし、気に食わない男の子たちをやっつけるガキ大将。ええ、まんま今の釘崎ですね。

 違いはと言うと、言葉遣いに女らしさが全くないこと、そして今ほど田舎を嫌っていたわけではないことです。
 とは言え、当時から田舎に対して気持ち悪さを感じてはいたようで、「友達になるより他人になる方が難しいんだよ」と、独特の表現でそのことを表していました。

 それが具体的な形になったのは、「沙織ちゃん」のことがあってからです。

沙織(さおり)ちゃん(速水沙織)とは?

 沙織ちゃんとは、釘崎の村に都会から引っ越してきた7歳年上の少女(当時釘崎は小学1年生ですから、沙織ちゃんは中学2年生ですね)。

 都会らしい洗練された雰囲気の少女で、釘崎は彼女に懐き、徐々に女性らしさを身に着けていきます。沙織ちゃんも釘崎のことをとても可愛がっていたようです。

 しかし、余所者に対する村人の敵意が沙織ちゃんの家に向けられ、沙織ちゃんは再び引っ越しを余儀なくされます。

 沙織ちゃんがいつも家にいた、という描写もありましたから、ひょっとしたら沙織ちゃんは学校でもイジメられていたのかもしれませんね。

 それを切っ掛けに釘崎は決定的に田舎を嫌うようになり、いつか必ず都会に出てやると誓ったようです。

 ちなみに、沙織ちゃんは現在東京のどこかの出版社で編集者として目の下に隈を作りながら必死に働いています。

 大変そうですけど、村を出て今はそれなりに上手くやっていけているようで良かったですよね。


「呪術廻戦」釘崎野薔薇「死亡説」の真偽は?

死亡説の理由

 さて、話題の釘崎ですが現時点で生死不明、一部では死亡説も流れています。

 渋谷事変の真人との戦いで、釘崎は左目が吹き飛び呼吸も脈も停止するほどの重傷を負ってしまい、普通であれば間違いなく生存は困難。

 それを目の当たりにした虎杖も、釘崎は死んだと確信していました。

 作品的にもキャラクターの死亡が珍しくないので、ひょっとして……と釘崎がこのままと不安になった読者は多数いたことでしょう。

結論:生きてます

 しかし、個人的に釘崎は生きていると確信しています。その理由は三つ。

 新田新の術式でダメージを負った直後の状態で停止している。
 ②他人を反転術式で癒せる家入硝子が近くにいる。
 ③このまま死んでも面白くない。

 そもそもこのまま死亡させるつもりなら、①のような救済措置は描写しないでしょう。

 また、生存を確信する一番大きな理由は③です。

 作者は「面白ければ躊躇なく登場人物を殺す」と公言していますが、ここで釘崎が死んでも展開的に面白くありません。

 生死の無情さを表現するとしても、既に新宿事変では他に多数の犠牲者が出ています。釘崎を使い捨てるとは考えにくいですね。

<追記>
 ④呪術高専だよりに「死亡」とは書かれていなかった。

 とは言え、あれだけのダメージ。再登場にはかなりの時間がかかるでしょうし、何らかの後遺症が残ることも考えられます。

267話で再登場、復活!!

 散々再登場を引っ張り、死んだと匂わされていた釘崎でしたが、最終話まであと五話と発表された直後の267でついに再登場。

 虎杖と宿儺の最終決戦、宿儺の最後の指を使った共鳴りによって宿儺の動きを止め、一番おいしいところを見事に持って行きました。

【まとめ】「呪術廻戦」キャラクター考察wiki~生死を含めた最新の状況は~



コメント

タイトルとURLをコピーしました