「SAKAMOTO DAYS(サカモトデイズ)」ソウ~人の死にドラマを求める死刑囚、その強さや登場回(何話)~

 今回は主人公が「安西先生そっくり」と話題の殺し屋アクションコメディ「SAKAMOTO DAYS(サカモトデイズ)」から、死刑囚「ソウ」について解説します。

 ソウはスラー一派が殺連の眼をくらますために脱獄させた4人の凶悪死刑囚の1人。

 死刑囚の中では一番の小者でしたが当時の主人公たちにとっては強敵で、シンの覚醒の契機となったキャラクターでもあります。

 本記事ではそんなソウのプロフィールや強さ(ランク)、登場回(何話)を中心に解説してまいります。

「サカモトデイズ」ソウのプロフィール

年齢不明
生年月日(誕生日)不明
所属なし(死刑囚)
声優

 ソウとはスラー一派の手引きで東南アジアの刑務所から脱獄した四人の第一級死刑囚の1人。

 作中では脱獄と引き換えにスラー一派から殺連関連の殺し屋の殺害を引き受け、殺連の最高戦力・ORDERの目をひきつける役割を担っていました。

 罪状は殺人、強盗殺人、死体遺棄、死体損壊で犠牲者は63人。

 外見は細身で筋肉質な男性で、短めの眉と顎髭が特徴。

 人を食ったような性格で、四人の死刑囚の中では一番の頭脳派です。

 元軍人で、大勢の人間が簡単に死んでいく様を見てきた経験から、人の死(ラスト)はドラマチックでなくてはならないという考えの持ち主。

 だから自分が手を加えて最高のバッドエンドを迎えさせてやるのだと嘯いています。

 とは言え、このように理屈をこねてはいますが結局はただの快楽殺人鬼。

 人が苦しんで死ぬ様を見て楽しみたいだけの小者です。


「サカモトデイズ」ソウの強さ

死刑囚の中では一番弱い?

 当時の坂本たちから見て、ソウたち四人の死刑囚は相当な強敵でした。

 スラー一派がソウに下した評価(=ランク)は「B+」。

 坂本で「B+」、シンが「D」、ルーは「C」という評価だったので、実は評価は坂本同等だったのです(坂本たちはやや低めに評価されている? ちなみに南雲は「S」)。

 ちなみに他三人の死刑囚はアパート「A++」、ミニマリストが「A+」、ダンプが「A-」。

 ソウの戦闘能力は四人の死刑囚の中では一番下でしたが、その狡猾さを考慮すれば実は一番厄介な死刑囚は彼だったのかもしれません(作中ではそれを発揮する前に格下相手に躓いていますが)。

特筆すべき能力こそないが基礎スペックは高い

 ソウの戦闘スタイルは斧を用いた近接戦。

 斧の柄には縄がついていて、斧を投げたり縄で相手を拘束したりとトリッキーな戦い方もこなします。

 特筆すべき能力こそありませんが、基礎スペックは普通に高く、斧の一撃でホームセンターの棚を両断する攻撃力と、ネイルガンやバーナーで攻撃されても平然としているタフネスを合わせ持っていました。

 坂本と同等という評価は明らかに過大ですが、それでも当時の素の状態のシンやルーから見れば、明らかな格上でした。


「サカモトデイズ」ソウの登場回(何話)

スラーが脱獄させた四人の死刑囚(初登場)

 ソウの初登場は37話。

 他の三人の死刑囚と共にハンバーガーショップに登場し、脱獄を手引きした鹿島からリストに載っている標的を殺すよう指示されます。

 他三人の不機嫌そうな死刑囚と対照的に、一人漫画を読んで爆笑するなど陽気で人を食ったような雰囲気を漂わせていました。

 続く38話では他の死刑囚たちが次々ターゲットを殺していく中、ソウは一人だけ女性とホテルにしけこみながら情報収集。

 味わい深い死(ラスト)を演出すべくターゲットを選定していました。

VSシン&ルー(シンの覚醒)

 39~41話において、ソウはホームセンターに買い物に来たシンとルーを襲撃。

 これは坂本の身内である二人を殺して、坂本を絶望させるための下準備でした。

 シンとルーはホームセンターの道具などを使ってソウを迎え撃ちますが、ソウは二人を苦も無く一蹴。

 二人に止めを刺そうとしますが、そこで坂本の家族を殺すというソウの言葉を聞いたシンが覚醒。

 運動準備電位による先読みに目覚め、逆にソウを追い詰めます。

 さらにそこに酔拳モードに入ったルーも参戦し、二人はソウを撃破しました。

 なお、戦いの後ソウは二人が寝こけてしまった隙に命からがら逃げだしますが、直後にORDERの豹に捕まり、あっさりと始末されています。

「SAKAMOTO DAYS(サカモトデイズ)」キャラクター一覧



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