ワールドトリガー「三雲香澄」~若々しさと圧が凄い修の母、ボーダー記者会見でのセリフや年齢など~

 今回はジャンプスクエアで連載中の大人気漫画「ワールドトリガー」から、本作屈指の女傑「三雲 香澄(みくも かすみ)」について解説します。

 三雲香澄は主人公の一人・三雲修の母親。

 姉に見間違われるほど若々しい見た目の美女で、作中での登場シーンは少ないものの、読者に強烈なインパクトを残しました。

 クールで厳しい言動が目立つ一方、中身は非常に情熱的で心優しい女傑。

 本記事ではそんな三雲香澄のプロフィールや登場シーンについて解説してまいります。

ワールドトリガー、三雲香澄のプロフィール(声優含む)

若くて美人な主人公(三雲修)の母親

ボジション近距離攻撃手(クロスレンジアタッカー)?
年齢39歳
誕生日不明
身長不明
血液型不明
星座不明
職業主婦
好きなもの不明
声優前田愛

 三雲香澄は本作の4人の主人公の1人・三雲修の母親。

 39歳という年齢の割に非常に若々しい見た目の美女で、初対面の人には大抵、修の姉だと勘違いされています。

 顔立ちは眼鏡を外した修に似ていますが、修と異なりクールな雰囲気で圧が強め。

 一見すると無表情で落ち着いているように見えますが、死にかけた息子に対して幼馴染・雨取千佳からの好感度の低さを追求するなど、その言動はかなりはっちゃけています。

 今のところ登場シーンはコミックス10巻82~85話だけと少ないものの、その見た目と言動で読者に強烈なインパクトを残しました。

 ちなみにコミックスカバー裏、キャラクター紹介でのキャッチコピーは「棒だ、棒持って来い」(由来は後述の記者会見の項目で)。

旦那様との馴れ初め

 三雲香澄は見た目こそクールですが、その中身は作者から「近距離攻撃手(クロスレンジアタッカー)」と称されるほど情熱的な女性。

 今の旦那さんも、大学時代に彼女から熱烈なアタックを繰り返し、卒業と同時に結婚したそうです。

 どんな直接的なアタックだったのか気になりますね。

 旦那さんは現在は橋を作る仕事で外国に単身赴任中で本編未登場。

 ちなみに、三雲香澄の声優・前田愛さんは、忍田本部長に想いを寄せつつも告げられない奥手な女性・沢村響子という非常に対照的な役柄を兼務していることでも話題となっていました。


ワールドトリガー、三雲香澄と三雲修(息子)

修のボーダー入隊には反対していた

 三雲香澄は元々、息子のボーダー入隊には反対していました。

 傍から見ればボーダーは危険な軍事組織(実際には緊急脱出機能があり、それらをまともに運用していればほとんど危険はありません)。

 体力がなく、運動神経も悪い修が入隊すると言い出せば、反対するのは親として当然の反応でしょう。

 実際、アフトクラトルによる大規模侵攻で修は大怪我を負ってしまい(緊急脱出せず、トリオン体の換装を解いて生身で無茶をしたため)、香澄は修がボーダーに入ったことを悔やんでいました。

 本来であれば改めてボーダーを辞めるよう説得したかっただろう香澄。

 しかし修の見舞いに来たボーダー隊員たちが、誰も修にボーダーを辞めさせた方が良いとは言わず、また修自身もやるべきことを見つけた顔をしていたため、香澄は修の意思を尊重し見守ることを決意しました。

その”圧”により修の精神力の礎を作る

 修の異常とも言える精神力・図太さには、恐らく母である三雲香澄の存在が大きく影響しているものと考えられます。

 大人しそうな優等生に見えて、目的のためなら手段を選ばない修。

例)
・入隊試験に落ちた際、ペンチでボーダー基地に忍び込み上層部に直談判を試みる。
・遠征部隊に選ばれるため、部隊にS級隊員敵国の捕虜を勧誘しようとする。
・遠征選抜試験に受かるため、ヤバい女師匠を売る。

 そこに、幼い頃から母親の強烈な威圧感にさらされ、直情的な母親の背を見て育った影響があることは疑いないでしょう。

 また、修は決してモテるタイプではないですが、女性に囲まれても全く動じることがありません。

 これも”圧”の強い母親と過ごしてきたからこそ、でしょうね。

 ……同時に、気が強くて面倒くさいタイプの女性と相性が良いのも、きっと母親の影響。


ワールドトリガー、三雲香澄とボーダー記者会見

 三雲香澄と聞いてまず読者の間で話題に出るのは、大規模侵攻編直後のボーダー記者会見。

 唐沢さんに連れられて記者会見会場を訪れた修に、修を心配する香澄も同行しています。

 この記者会見の内容は、隊員たちが攫われた責任を押し付けられそうになった修が会見に乱入し、記者たちに真っ向から反論、攫われた隊員たちを取り戻しに行くと宣言するもの。

 香澄と言えばこの会見のイメージが強いですが、実際に彼女が会見中に発したセリフは一言だけです。

 修を責め立てる記者たちを見て、無表情で握りこぶしを作りながら、

「あの記者たち」
「棒か何かでぶん殴ってやりたいわ」

 幸いにもその場には手ごろな棒が無かったため、彼女が暴挙に出ることはありませんでした。

ワールドトリガー、三雲香澄の名ゼリフ

 それでは最後に三雲香澄の有名なセリフをいくつか紹介して、シメとさせていただきます。

 三雲香澄と言えば、この強烈な第一声。

「修、あなた」
「こんな大ケガしたのに」
「千佳ちゃんに泣いてもらえなかったわよ」
「親密さが足りないんじゃないの?」
「親密さが」

 死にかけ、一週間ぶりに目覚めた息子への第一声がこれです。

 非常に手厳しい。

 しかも実際、千佳のお相手役はその後別のキャラに奪われつつあり、内容的にも核心をついていました。

「母です」

 お姉さんもご一緒に、と誘った唐沢さんをたじろがせた一言。

 普段冷静で、作中で滅多に動揺することがないラガーマン唐沢さんが冷や汗を流しながら「お母……さん……?」と耳を疑っていました。

「好きにやりなさい」
「あなたの人生だもの」

「でも本当に嫌になった時は」
「私に言いなさい」
「首に縄かけてでも」
「引き戻してあげるわ」

 死にかけてなお、ボーダーを続けると宣言した息子に向けた言葉。

 修の選択を尊重しつつ、同時にいつでも辞めていいのだと、母親として帰る場所があることを伝えています。

【まとめ】ワールドトリガーキャラクター考察wiki



コメント

タイトルとURLをコピーしました