「税金で買った本」原作者/ずいの~図書館勤務経験を持つ漫画家兼漫画原作者、プロフィールやTwitter、過去作は?~

 今回はヤンマガ本誌で連載中の図書館お仕事コメディ「税金で買った本」の原作者「ずいの」先生について解説します。

 ずいの先生は作画の系山冏先生とタッグを組み、2021年から「ヤンマガweb」で「税金で買った本」の連載を開始した漫画家兼漫画原作者。

 連載デビューは「税金で買った本」が初めてとなりますが、「全国書店員が選んだおすすめコミック2023」で第8位に選出されるなど瞬く間に人気作家の仲間入りを果たしました。

 本記事ではこれまでに判明しているずいの先生のプロフィールやインタビューなどで語った情報について整理してまいります。

「税金で買った本」原作者/ずいの先生のプロフィール

基本プロフィール(性別、年齢、誕生日、出身地など)

性別不明
生年月日(誕生日)不明(1990年生まれ)
年齢不明(2023年時点で32~33歳)
出身地静岡県三島市

 ずいの先生は2021年8月から「ヤンマガweb」で連載が開始された大人気図書館お仕事コメディ「税金で買った本」の原作者。

 今のところ顔出しなどは行っておらず、プロフィールについてもあまり詳しくは明かされていません。

 はっきり分かっていることは1990年生まれ、静岡県出身で漫画家となる前は図書館で非正規職員として働いていたということだけ。

 作風やインタビュー発言などからすると性別は恐らく男性と思われますが、断定できる情報は見つかりませんでした。

 あと、ファンブックの対談記事で系山冏先生を「さわやか(静岡県内限定のハンバーグチェーン)」に誘っていたので、今でも静岡県で暮らしておられるものと考えられます。

【追記】
 件のふるさと納税返礼品のコメントで静岡県三島市に今でも住んでいる旨の発言がありました。

受賞歴・作家としての経歴

 ずいの先生は2019年に「蜜吸系男子(コミックDAYSや後述する個人サイトでも読めます)」でヤングマガジンの月刊新人漫画賞で奨励賞を受賞。

 その後、担当さんがついてデビューに向けた準備に入りました。

 「蜜吸系男子」もそうですが、元々はかなり捻くれたラブコメ(っぽい作品)を描いておられた作家さんで、当初はラブコメでデビューしようと考えていたそうです。

 しかしそれが中々うまくいかず悩んでいたところ、担当さんの他の作家さんの作品「吉祥寺だけが住みたい街ですか?」という不動産屋のお仕事漫画を読んで、お仕事マンガなら描けそうかな、と自身の図書館勤務経験を活かした作品を描くことに決めたのだとか。

 そして系山冏先生とタッグを組み、「税金で買った本」の原作者として2021年8月から「ヤンマガweb」で連載デビュー。

 同年の本誌連載争奪杯を勝ち抜き、2022年2・3合併号からは「ヤングマガジン」本誌に移籍しています(「ヤンマガweb」でも並行して連載中)。

 麒麟・川島さんがTV番組などで紹介したこともあり、「税金で買った本」は瞬く間に人気となり、「全国書店員が選んだおすすめコミック2023」では8位に選出されました。


「税金で買った本」原作者/ずいの先生のTwitter

 ずいの先生は自身のTwitterでご自身の作品について情報発信をなさっています。

 基本的には作品に関連したツイートが中心で、プライベートな情報はほとんど発信されていません。

 この辺りは作家さんの個性がでますね。

 Twitterのプロフィール欄にはずいの先生の個人サイトへのリンクが張られており、そちらでは先生のオリジナル作品が公開されています。

「税金で買った本」原作者/ずいの先生の過去の漫画作品

 ずいの先生は元々、ご自身で作画もされる漫画家。

 上記Twitterのプロフィール欄にリンクが張られた個人サイトには「富士ゾンビレッヂ」や「蜜吸系男子」などのオリジナル漫画やイラストなどが公開されています。

 ぶっちゃけて言うと、絵は下手ではないものの、さほど上手くはないタイプ。

 漫画としては面白いので、ワンパンマン原作者のONE先生に似通ったタイプですね(色んな意味であそこまで極端ではありませんが)。

 ラブコメ(っぽい?)作品が中心で、「税金で買った本」とはまた違った面白さのある内容となっていますので、興味のある方は是非一度読んでみてください。


「税金で買った本」原作者/ずいの先生の作品への想い

長期延滞していた人も返却か弁償してまた来てくれたらいいのにな~

 ファンブックのインタビューなどでは、ずいの先生への「税金で買った本」や図書館への想いが語られています。

 その中でいつも触れられているのが「長期延滞していた人も返却が弁償してまた来てくれたらいいのにな~」というもの。

 リアリティを追求すると、第一話で弁償請求された主人公の石平くんはキレて図書館を去った後、二度と図書館を訪れることは無い。

 しかしそんな人であっても、また図書館に来てくれるようになればいいのに、と言うのが図書館勤務時代からのずいの先生の願望です。

 「クソ利用者は二度と来るな」と思わない辺りに、先生の人柄が良く表れていますね。

白井は実はずいの先生の分身!?

 登場人物の中でも一際キャラが立っているのが白井

 本と図書館を守るため筋トレをしてゴリマッチョになった陰キャというぶっ飛んだ設定の青年です。

 ファンブックの対談で語られていましたが、実はこの白井はずいの先生が図書館で働いていた頃の負の感情や思うところを色々詰め込んだキャラクターなのだとか。

 つまり白井はずいの先生の分身、ダークサイド。

 きっとずいの先生も図書館勤務時代、内心では早瀬丸さんのようにクソ利用者をぶん殴ってやりたいと思ってたんでしょうね。

 となるとは白井を止める早瀬丸さんはずいの先生のロウサイドの分身?

 ……一応フォローしておくと、白井はちょっぴり威圧的で暴力的ではあるものの、図書館への情熱と正義感に溢れる立派な筋肉です。

【まとめ】「税金で買った本」キャラクター一覧



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