今回はメディア展開が進む大人気ダークファンタジー「ゴブリンスレイヤー」における”色っぽいお姉さん”枠「魔女」について解説していきたいと思います。
魔女は主人公のゴブリンスレイヤーと同じ辺境の街を活動拠点とする凄腕冒険者。
”辺境最強”の異名を持つ槍使いの相棒であり、作中では実力だけでなく気配り上手な大人の女性として周囲から頼りにされています。
本記事では魔女のプロフィールや強さ、相棒・槍使いとの関係を中心に解説してまいります。
なお、ゴブリンスレイヤー(主人公)と物語の舞台となる四方世界の紹介記事もありますので、興味のある方はこちらも読んでやってください。
「ゴブリンスレイヤー」魔女のプロフィール
基本プロフィール(名前、声優など)
魔女とは主人公のゴブリンスレイヤーらと同じ辺境の街を活動拠点とする冒険者。
この作品では登場人物たちが固有名でなく役割で呼ばれるため、作中では魔女とだけ呼ばれています。
外見は紫色の髪と泣きボクロ、肉感的なスタイルが特徴の美女。
魔法使いらしいローブと三角帽を身に纏い、その胸元や肩は大胆に露出されています。
性格は周囲への気配りができる知的な大人の女性。
公平公正な考え方の持ち主で、周囲から変人扱いされているゴブリンスレイヤーに対しても、物語開始当初から比較的好意的に接していました。
また意外と初心でかわいらしい一面もあり、照れると帽子のツバで顔を隠す癖があります。
”辺境最強”の異名を持つ冒険者、槍使いの相棒を勤める凄腕の魔術師。
声優は日笠陽子さんが担当しています。
独特のおっとりした喋り方(理由はない)
魔女の最大の特徴は、そのおっとりした喋り方です。
「ふふ。道は、いっぱい、ね。正解なんてないの。難しい、から」
一つ一つ単語を区切るというか、カタコトっぽい、ねっとりした感じの喋り方をしています。
多くの読者が気にし、何かこの喋り方には理由があるのかと疑問に思っていたそうですが、作中ではこの喋り方について一切言及はありません。
なのでこれはただの癖で、特に理由はないと考えるべきでしょうね。
「ゴブリンスレイヤー」魔女の強さ
銀等級の凄腕魔術師
魔女はゴブリンスレイヤーや相棒の槍使いらと同じ銀等級の冒険者です。
冒険者たちはその実績に応じて十段階に等級が区分けされており、銀等級はその上から三番目。
第一位の白金等級は勇者専用の等級で、第二位の金等級は剣の乙女のような国家レベルの英雄に与えられる等級ですから、銀等級は事実上の在野最高位の等級です。
等級は必ずしも実力とイコールではないものの(ゴブリンばっかり倒して銀等級まで上り詰めた主人公とかがいるため)、魔女の場合は”辺境最強”の槍使いの相棒を務めていますから、実力自体も相当なものでしょう。
なお、この世界では呪文使い(魔術師・精霊使い・神官)が一日に使える魔法の数は限られており、駆け出しなら1~3回、成長しても7~8回が限界。
一流の呪文使いとなるにはただ魔法を使えるだけでは足りず、いかに的確に魔法を使いこなすか、高い知性と判断力が求められます。
習得している魔術(判明分)
魔女が使用する魔術は世界の理に関わる「真に力ある言葉」を用いる真言呪文。
三言からなる真言を組み合わせることで効果を発揮します。
習得している呪文は判明している範囲で次の通りです。
火球(ファイアボール)
火の球による範囲攻撃魔法。
力矢(マジックミサイル)
威力は低いが必中の攻撃魔法。
惰眠(スリープ)
範囲誘眠魔法。
粘糸(スパイダーウェブ)
粘着性の糸と生み出して移動や行動を阻害する魔法。
沈黙(サイレンス)
範囲内の発生や物音、呪文の使用を封じる魔法。
抗魔(カウンターマジック)
魔法抵抗力を高める魔法。
矢避(ディフレクト・ミサイル)
射撃武器を逸らし、身を守る魔法。
分身(アザ―セルフ)
実体のない分身を作り出す魔法。
天候操作(ウェザーコントロール)
一定範囲内の天候を操作する魔法。
<未確認だが恐らく使える>
火矢(ファイアボルト)
火の矢による高威力の単体攻撃魔法。
《火矢》については未確認ですが、魔女が「インフラマラエ(点火)」の真言を習得していることから恐らく使えると思います(点火は《火球》の呪文には含まれない真言)。
「ゴブリンスレイヤー」魔女の人間関係(槍使い)
相棒である槍使いに密かに片思い中
魔女は相棒である槍使いに密かに好意を寄せています。
元々は5年前に討伐依頼で槍使いに助けてもらったことが切っ掛けで彼に興味を持つようになり、受付嬢に協力してもらい彼とパーティーを組むように。
その後、真っ直ぐな彼の人柄に惹かれて好意を持つに至ったというわけ。
槍使い自身は受付嬢の気を引こうと夢中なため、魔女の想いには気づいていません。
しかし槍使い自身も魔女が魅力的な女性であることは認めており、彼女との冒険を「デート」と呼ぶなど異性として意識はしている模様。
槍使いが受付嬢に惚れているのは彼女が貴族の出であり、好きだった御伽噺の英雄の相手役になぞらえてのことなので、色んな意味でいい加減大人になれと言いたい。
恋敵にあたる受付嬢とも良好な関係
魔女にとって受付嬢は槍使いをめぐる恋敵にあたる存在ですが、受付嬢自身が槍使いに全く異性としての興味がなく、ゴブリンスレイヤーに好意を抱いているため、魔女と受付嬢の関係は非常に良好です。
そもそも魔女と槍使いの橋渡しをしたのは受付嬢ですしね。
魔女も受付嬢とゴブリンスレイヤーの話を槍使いが邪魔しないよう、《沈黙》の呪文で槍使いを黙らせるなどしてサポートしています。
またこの作品の女性陣は非常に仲が良く、魔女は受付嬢だけでなく女神官や妖精弓手ともよく一緒に遊んでいるようです。
コメント