今回は人気ファンタジー「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(以下「ダンまち」)」から、金にがめつい犬人(シアンスロープ)「ルルネ・ルーイ」について解説します。
ルルネはヘルメス・ファミリア所属の女性冒険者。
戦いよりも斥候や諜報活動を得意とする、いかにも暗躍好きのヘルメス・ファミリアらしい団員です。
作中ではその性格が原因で事件に巻き込まれることが多いルルネ。
本記事ではそんな彼女のプロフィールや強さ、作中での活躍を中心に解説してまいります。
「ダンまち」ルルネ・ルーイのプロフィール
基本プロフィール(年齢・二つ名・声優など)
ルルネ・ルーイは「ヘルメス・ファミリア」所属の女性冒険者です。
種族は犬人(シアンスロープ)で年齢は不明(外見や口ぶりなどからは10代後半と予想される)。
外見は褐色肌で黒髪短髪の生意気そうな少女。
性格は金にがめついお調子者。
粗忽で口が軽いところがあり、それが原因でトラブルを起こしては団長のアスフィに怒られています。
神々から与えられた二つ名は「泥犬(マドル)」。
声優は赤尾ひかるさんが担当しています。
「ヘルメス・ファミリア」の斥候役
ルルネが所属する「ヘルメス・ファミリア」は探索系と商業系の二つの顔を持つ中堅ファミリア。
暗躍好きの主神ヘルメスの影響で都市内外の様々な事情に精通しており、胡散臭さではオラリオ一と評されています。
ファミリア内でのルルネの役割は諜報・斥候役。
ヘルメスの手足となって情報を集め、暗躍しています。
人の心と知性を持つモンスター異端児(ゼノス)のことも知らされており、ヘルメスの指示で彼らの手助けをしたことも。
ただルルネ自身は異端児たちに常識的な反応、つまりは拒否反応を示しており、異端児たちとは距離をおいていました。
「ダンまち」ルルネ・ルーイの強さ(レベル)
LV3だが表向きはLV2と偽っている
<基本アビリティ> | |
力 | ??? |
耐久 | ??? |
器用 | ??? |
敏捷 | ??? |
魔力 | ??? |
<発展アビリティ> | |
??? | |
<魔法> | |
??? | |
<スキル> | |
??? |
ルルネのステータスについては今のところ不明。
描写を見る限り、戦闘では短剣をメインで使う軽戦士タイプのようですが、それ以上のことは分かっていません。
周りが強過ぎるので戦闘能力が目立たたないというのもありますね。
LVは意外に高く「3」。
ダンまちでは約半数の冒険者がLV1のまま一度もランクアップを経験せずに終わると言われていますから、LV3というのはかなり優秀な部類でしょう。
ただルルネはヘルメスの指示でLVをギルドに「2」と偽って報告しています。
これはファミリアのランクが上がるとギルドからの強制ミッションなど義務が増えるので、それを嫌ってのことと言われていますね。
マッピングや諜報など戦闘外で活躍
ルルネは戦闘面以外で活躍しているキャラクター。
尾行や潜入などの諜報活動や、ダンジョンや都市外でのマッピングなど、斥候役として必要な技能は一通り身に着けています。
作中では尾行したリリに臭い袋を使われてまかれてしまったりと失敗が目立ちますが、実際かなり有能であることは間違いありません。
というかそもそも、ランクアップには相応の偉業を成し遂げることが必要。
戦闘が本業ではないのにLV3になっているという時点で、実はかなりやべー奴ですよね。
「ダンまち」ルルネ・ルーイの活躍
ルルネは元々、外伝「ソード・オラトリア」で本編より先行して登場したキャラクターです。
フェルズの依頼でダンジョンから地上まである品物(宝玉の胎児)を運ぶ依頼を受けたのですが、同じ依頼を受けていたLV4のハシャーナが怪人レヴィスにより殺害。
ルルネもレヴィスに殺されかけましたが、アイズやフィンが現れたことで辛うじて生き延びることに成功します。
しかしルルネの災難は続き、今度はフェルズに「LVを偽っていることをバラす」と脅されて、ヘルメス・ファミリアを巻き込んだ依頼を引き受けるハメに陥ってしまいました(そしてアスフィに怒られた)。
これまた怪人絡みの事件で、巻き込まれたヘルメス・ファミリアは災難でしたね。
その後もヘルメスやアスフィの手足として活動する姿が度々描かれており、準レギュラーメンバー的な立ち位置を確立しています。
「ダンまち」ルルネ・ルーイとベル・クラネル
本作の主人公ベル・クラネルは多くの人や神から期待されていますが、ルルネはベルにそうした期待を抱かず、懐疑的に見ています。
直接的な絡みこそほとんどないものの、主神のヘルメスがベルを高く見込んでいるのと対照的に、ベルに対しては「全然強くなさそう」と否定的。
単純にベルの見た目の問題か、それとも主神や団長がベルを高く評価していることへの反発か、ベルに対しては懐疑的な態度を崩しません。
実はベルがオラリオに来たばかりの頃、ヘルメス・ファミリアへの入団を希望した際、面接を担当したのもルルネ。
ルルネはベルを一目見た瞬間から内心で「見込みゼロ」と酷評し、素直で正直なベルはヘスティア・ファミリアではやっていけないとその場で不合格にしています。
ルルネの見る目がないという意見もありますが、実際ベルに対しては彼の義祖父でもある大神ゼウスでさえ「大成しない」と判断していましたから、おかしいのはベルの方だと思われます。
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