「ダンまち」ガネーシャ~象の仮面を装着した愛すべき馬鹿神、その素顔、実はすごいガネーシャ・ファミリアなど~

 今回は人気ファンタジー「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(以下「ダンまち」)」から、愛すべき馬鹿神「ガネーシャ」について解説します。

 ガネーシャはオラリオ屈指の大派閥「ガネーシャ・ファミリア」の主神。

 象の仮面を被り「俺がガネーシャだ!」が口癖、やることなすことぶっ飛んでいる作中屈指の変神です。

 しかしふざけてはいますが、実は作中屈指の好漢で、ファミリアも実はオラリオ最大級の勢力を誇る大派閥。

 本記事ではそんな実はすごいガネーシャのプロフィールや素顔、ファミリアの活躍を中心に解説してまりいます。

「ダンまち」ガネーシャのプロフィール

基本プロフィール(声優など)

 ガネーシャはオラリオ屈指の大派閥「ガネーシャ・ファミリア」の主神です。

 象の仮面を被った黒髪の男神で、口癖は「俺がガネーシャだ!」。

 非常にノリが良く、気さくで明るい神様なのですが、同時にとんでもない変神。

 ファミリアの本拠「アイアム・ガネーシャ」は建物が胡坐をかいた巨大なガネーシャの像、しかも入口は股間というあたりが、彼の馬鹿っぷりを良く表しています。

 ただ馬鹿で変神ではあるものの、非常に眷属想いで周囲から信頼される作中屈指の好漢。

 「群衆の主(=ガネーシャの名前の由来)」を標榜し、人々のために誰より献身的に働いています。

 声優は土田大さんが担当。

元ネタとなった神様(神話・素顔)

 ガネーシャの元ネタはヒンドゥー教で商業・学問を司るとされる象頭の神様です。

 破壊神シヴァとパールヴァティーの息子。

 現世利益をもたらす神様としてインドでは非常に人気だそうです。

 神話でガネーシャが象頭となったのには複数の神話があり、有名どころではガネーシャが自分の息子だと気づかなかったシヴァに頭を吹き飛ばされ、代わりに象の頭を乗せられたというもの。

 他にもパールヴァティ―がシャニという見たものを破壊する呪いをかけられた神様にうっかりガネーシャを見せてしまい頭部を喪失、シヴァがその辺の象の頭を切り落として~~。

 ダンまち世界ではガチ象頭ではなく、人間の頭部に象の仮面という設定のようですが、今のところその素顔が明かされたことはありません。


「ダンまち」ガネーシャと神々の関係

 ガネーシャは神々の中でも特に人間への愛が深い神として周囲から信頼されています。

 ガネーシャ・ファミリアの勢力が圧倒的なこともあり、わざわざギルドから治安維持のための協力を要請されるほど。

 ガネーシャ・ファミリアが主催する怪物祭(モンスターフィリア)で、モンスターが街へ逃亡した際には、プライドを優先して自分たちだけで対処しようとする団員たちを嗜め、すぐさま他のファミリアに協力を要請するよう指示しています。

 ロキが神々の中に潜む「エニュオ(都市の破壊者)」は何者か探っていた際も、ガネーシャに関しては即座にその候補から外していました。

 この時、デメテルのような善神でさえ疑われていたわけですから、神々がガネーシャに向ける信頼の厚さが良く分かりますね。

「ダンまち」ガネーシャと異端児(ゼノス)

 ガネーシャはギルドの主神ウラノスから知性あるモンスター「異端児(ゼノス)」の存在を直々に伝えられた数少ない神です。

 人々とモンスターの融和というウラノスの思想に共感し、全面的に協力。

 「群衆の主(ガネーシャ)」を超え、「群衆と怪物の主(ネオ・ガネーシャ)」となるべく活動しています。

 怪物祭(モンスターフィリア)も、そうした融和に向けた施策の一環ですね。

 ただガネーシャ自身、その理想のハードルの高さ、眷属たちのモンスターへの敵意は理解しており、今のところ異端児の存在は団長のシャクティをはじめとした一部の団員にのみ伝えています。


「ダンまち」ガネーシャ・ファミリア

11人もの第一級冒険者を抱える大派閥

 オラリオの探索系ファミリアでは「フレイヤ・ファミリア」と「ロキ・ファミリア」が現二大派閥として有名ですが、実はガネーシャ・ファミリアの勢力はそれに匹敵。

 LV6以上の団員こそいませんが、LV5の団員が11人も在籍しており、実はオラリオ内で最も多く第一級冒険者を抱えているファミリアなのです。

 ガネーシャの神望もあってファミリア内の結束は高く、オラリオの治安維持に貢献していることから外部からも信頼されています。

 団員の多く(主に幹部を除く下級団員)がガネーシャと同じ象の仮面を被っているのも、ガネーシャを慕っている証です。

 本拠の建物(「アイアム・ガネーシャ」像)とか、色々ふざけているように見えますが、実は物凄く勢力の強い模範的なファミリアなのです。

 まあ、ガネーシャが全方面におおらかなこともあって、決して「アストレア・ファミリア」のような優等生と言うわけではありませんけど。

ファミリアの主要メンバー

 ガネーシャを支えるファミリアの主要メンバーについて紹介します。

シャクティ・ヴァルマ(団長)
ファミリアの団長で短髪の麗人。
二つ名は「象神の杖(アンクーシャ)」。
クロエを昔返り討ちにしたことがあり、彼女のトラウマとなっている。
LV5

イルタ・ファーナ(副団長)
ファミリアの副団長で赤髪のアマゾネス。
二つ名は「赤戦の豹(パルーザ)」。
シャクティを姉者と呼んで慕っており、一方的に姉妹の契りを交わしている。
LV5

アーディ・ヴァルマ(故人)
シャクティの実の妹で銀髪の美少女。
暗黒期に闇派閥の自爆攻撃により命を落としている。
アルゴノゥトの熱狂的なファンで、ティオナと知り合えば仲良くなれたらしい。
LV3

ハシャーナ・ドルリア(故人)
色香に引っかかってレヴィスに頭を潰された男性冒険者。
二つ名は「剛拳闘士」。
ガネーシャからは「腹上死なんてうらやまし~」とその死を悲しまれた。
LV4

イブリ・アチャー
アポロン・ファミリアとの戦争遊戯で実況を務めた男性冒険者。
二つ名は「火炎爆炎火炎(ファイアー・インフェルノ・フレイム)」。
とてもうるさい。
LV2

モダーカ
ガネーシャ・ファミリアの苦労人担当、ヒューマンの男性冒険者。
名前の由来はガネーシャの大好きなお菓子。

【まとめ】「ダンまち」キャラクター一覧



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