今回は魔物食という異色のテーマを扱う人気作「ダンジョン飯」から、シュローの教育係「マイヅル」について解説します。
マイヅルは東方からやってきた侍(軽戦士)シュローに仕える式神使いであり、シュロー一行の実質的なリーダー格。
式神を使う東方の優秀な女魔術師で、シュローのことを常に案じています。
実はシュローの父と複雑な関係にあるマイヅル。
本記事ではそんな彼女のプロフィールや人間関係を中心に解説してまいります。
「ダンジョン飯」マイヅルのプロフィール
基本プロフィール(年齢、声優など)
種族 | トールマン(人間) |
年齢 | 41歳 |
誕生日 | 9月13日 |
出身地 | 東方群島・ワ国 |
家族構成 | ー |
体格 | 身長165cm前後、BMI 21 |
好物 | 里芋 |
苦手 | 外国料理 |
声優 | 日笠陽子 |
マイヅルは東方からやってきた侍(軽戦士)シュローの教育係であり、彼に仕える式神使いの女性。
マイヅルというのは通り名で、由来は「マイヅルソウ」から。
本名は「イヨ」と言います。
外見は純和風の若々しく美しい女性で、鶴の羽を模した袖のついた服が特徴。
幼いころから面倒を見てきたシュローに対してはかなり過保護で甘いものの、シュロー以外の人間に対してはかなりドライ。
シュロー一行のまとめ役であり、シュローの家が諜報や工作を担っていたこともあり、部下たちに対しては厳しく接しています。
式神を使う東方の魔術師(星二つ)
マイヅルは式神を得意とする東方の魔術師です。
式神は妖怪モチーフであることが多く、お気に入りは牛鬼。
一定時間マイヅルが触れないと山姥の式神が現れ包丁を持って対象を追い回す「忍法・ベビーシッター」は、元々シュローの迷子防止用に編み出されたもので、幼いシュローにトラウマを植え付けたそうです。
また式神術だけでなく治癒や蘇生、帰還(転移)術なども習得。
ちなみにシュローの家に仕える部下には顔にホクロにような”星”があり、これは実はホクロではなく入れ墨。
星の数が多いほど家中での地位が高く、マイヅルは星二つとなっています(星三つ以上のキャラクターは確認できていない)。
「ダンジョン飯」マイヅルとシュロー
マイヅルは自身が仕える半本家(なかもとけ)の嫡男であるシュローの教育係。
シュローのことを「坊ちゃん」と呼び、ずっと彼に付き従ってきました。
シュローに対してはかなり過保護気味で、頻繁に尾行しているためシュロー本人はうんざりしている模様。
ただシュローに対する愛情は本物で料理の腕も良く、マイヅルが愛情をこめて作った料理はセンシすら称賛するほどでした。
周囲がシュローのことを「地味」「内気」と噂する中、マイヅルは彼が父親よりも良い当主になると信じています。
なお、シュローは幼いころはカリスマ性のある父親と比較されることに嫌気がさし、両親より自分を認めてくれるマイヅルの方を慕っていましたが、後述する父親とマイヅルの関係を知ってからは、マイヅルとの間にも壁を作っているそうです。
「ダンジョン飯」マイヅルはシュロー父の愛人
マイヅルはシュローの父親と腐れ縁で愛人関係のような間柄です。
シュローの父親は昔から腹心であったマイヅルにベタぼれだったようで、立場などもあってか結婚は別の女性としましたが、マイヅルとは今も続く男女の関係。
ただマイヅルはシュローの父親に昔から色々と迷惑をかけられてきたらしく、彼のことを「馬鹿」呼ばわりしてぞんざいな態度をとっています。
シュローの母親からは目の敵にされていて、敷地内にはマイヅル立ち入り禁止の場所もあるほどですが、マイヅル本人は彼女の芯の強さに好感を持っているのだとか。
「ダンジョン飯」マイヅルとイヅツミ
マイヅルは後にライオス一行に加わるイヅツミの教育係でもありました。
イヅツミはシュローの父が面白がって引き取ってきたトールマンと大猫が混ざった人工獣人の少女。
イヅツミは猫らしく一切言うことを聞かず、マイヅルはイヅツミに対し、かなり厳しく言葉や常識、戦闘技術などを叩きこんだようです。
しかしイヅツミはどれだけ厳しくされても言うことを聞かず、結局マイヅルは「忍法・ベビーシッター」を呪いとしてイヅツミの首に施し、逃げ出せば式神に命を奪われるようにしてイヅツミを縛り付けるしかありませんでした。
ちなみにシュローの父親はマイヅルにイヅツミを預ける際、さも「お前のために可愛い子猫をもらってきた」風を装い、マイヅルもそんな気遣いに満更でもなさそうでしたが、翌日イヅツミの現物を見てブチギレでいました。
「ダンジョン飯」マイヅルの最後(その後)
マイヅルは本編終了後、シュローと共に故郷のワ島に戻っています。
シュローは無事に半本家の跡を継ぐことになり、マイヅルとしては満足いく結果を得られたようです。
ちなみにシュローは故郷に戻る前、ファリンに再プロポーズを敢行。
ファリンにはやんわりとフラれてしまい、その光景を盗み見ていたマイヅルは滂沱の涙を流していました。
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