「忘却バッテリー」佐古純次~野球好きの変な記者、佐古監督の叔父でレイラの父、登場回(初登場・何話?)など~

 今回は「ジャンプ+」の人気野球漫画「忘却バッテリー」から、野球好きの変な記者「佐古 純次(さこ じゅんじ)」について解説します。

 佐古純次は主人公たち高校球児を取材するフリーのライター。

 初登場では不躾な態度をとって智将に撃退されていましたが、実は主人公たちが大好きなツンデレおやじです。

 小手指の監督・佐古優助の叔父であり、マネージャー・佐古レイラの父。

 本記事ではそんな佐古純次のプロフィールや登場回(何話?)を中心に解説してまいります。

「忘却バッテリー」佐古純次のプロフィール

基本プロフィール

誕生日不明
身長不明
血液型不明
所属フリー
出身不明
ポジション記者
投打
背番号
家族妻、娘
声優

 佐古純次は主人公たち高校球児をするフリーの野球ライター。

 一年目の秋から小手指の監督に就任した佐古優助の叔父であり、マネージャー・佐古レイラの父にあたります。

 外見は無精ひげをはやした身なりの汚い中年男性。

 野球や選手に対しては非常に真摯に向き合っていますが、不愛想で口が悪く、選手を想うがあまり余計なことを言って誤解されることもあります。

 恐らく野球経験があるものと思われますが、彼の経歴などについては作中では今のところ触れられていません。

フリーの野球ライター

 佐古純次はフリーの野球ライターです。

 本当に野球が好きで好きで、どんな形ででも野球に関わっていたいとしがみついているタイプ。

 ほとんど金にもならないのに身銭を切って全国各地を飛び回って選手たちを取材しています。

 智将もその名を知らず、記者としてはあまり有名ではないようですが、選手を見る目と野球に対する知見は相当なものです。


「忘却バッテリー」佐古純次の登場回(初登場・何話)

失礼な記者として撃退されるが実は?

 佐古純次の初登場は一年目夏の大会終了後の85話。

 グラウンドで練習を再開する小手指メンバーの前にアポもなく突然現れます。

 そして現れるなり、要圭清峰葉流火には大阪陽明館のスカウトを、藤堂千早には帝徳のスカウトを何故蹴ったのだと説教を始めました。

 更に碌な環境も整っていないこの高校でどうやって甲子園に行くつもりだと追及しますが、そこは智将モードに入った要圭によって論破され、あっさり撃退。

 そんな経緯で変な嫌な記者のイメージがついてしまった佐古でしたが、実はただ小手指メンバーのことが心配で問題点を指摘したかっただけでした。

 実は小手指メンバーの大ファンで、後に要圭が覚醒した際には喜びを露わにしています。

野球関係者からの信頼は厚い

 佐古純次の再登場は101~102話。

 全国一の強豪校・大阪陽明館と西東京での小手指のライバル・氷川高校を取材しています。

 大阪陽明館の亀田監督とは頻繁に顔を合わせており、野球に人生を捧げた者同士、仲間意識を持たれているようでした。

 また氷川のエース桐島秋斗からも唯一のことを聞いてこない記者として信頼を向けられています。

 その後も、154話の要圭の覚醒シーン、161話の氷川高校との対戦直前など折々で姿を見せ、客観的な視点で解説を加えていました。


「忘却バッテリー」佐古純次と佐古優助監督

 佐古純次は、前述した通り小手指の監督・佐古優助の叔父です。

 佐古監督はかつては有望な捕手だったものの、高校2年生の時に肩を怪我してマネージャーに転向。

 大学での復帰を目指すも結局間に合わずに終わってしまい、小手指の監督になるまでニート生活を送っていた経歴の持ち主です。

 二人に直接の絡みはないものの、佐古純次はニートになっていた佐古監督のことをあまり良く思ってはおらず、彼が小手指の監督になることも反対していました。

 佐古監督の方も叔父のことを「変な記者」呼ばわりしており、二人の関係性はあまり良いものではないようです。

「忘却バッテリー」佐古純次と佐古レイラ

 佐古純次の娘、佐古レイラは小手指のマネージャー。

 佐古レイラは野球経験者で、元々は野球の取材で家にいない父親に構ってもらうために野球を始めたそうです。

 104話の回想シーンでは投手として活躍するレイラにデレデレになっている佐古純次の姿が描かれています。

 今では佐古純次はレイラから「親父」と呼ばれ見下され気味で、小手指メンバーとのファーストコンタクトに失敗した際は、家で正座をしてレイラから詰められていました。

 一応、父親がだらしなくて娘が反抗期気味なだけで親子仲は決して悪くないものと思われます。

【まとめ】「忘却バッテリー」キャラクター一覧



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