今回は人気ファンタジー「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか（以下「ダンまち」）」から、光落ちしたツンデレならず者「モルド・ラトロー」について解説します。
モルド・ラトローは「オグマ・ファミリア」所属の男性冒険者。
長年中層でくすぶっている冒険者としてはごく平均的なオッサンで、登場当初はベルに嫉妬して蛮行に出たこともありました。
ただその後の出来事でベルのファンとなり、ことあるごとにベルに味方するツンデレオヤジ。
本記事ではそんなモルド・ラトローのプロフィールや強さ、作中での活躍やヒロイン力を中心に解説してまいります。
「ダンまち」モルド・ラトローのプロフィール
基本プロフィール（年齢・二つ名・声優など）
モルド・ラトローはオグマ・ファミリアに所属するヒューマンの男性冒険者です。
年齢は35歳。
いかにもならず者といった風体の厳ついオッサンです。
ごく平均的な能力・経歴の冒険者で、長年くすぶり上へ行くことを諦めているタイプ。
弱い者に絡んで憂さをはらす典型的なならず者ですが、人情に厚い一面もあり、仲間や親しい者からは愛されるタイプのツンデレです。
神々が与えた二つ名は「噛犬（ルフィアン・ドッグ）」。
声優は相馬康一さんが担当しています。
ベルに嫉妬したならず者だが、すぐに光落ち
モルド・ラトローは最速でランクアップしたベルに嫉妬し、彼に絡むならず者として登場しました。
初登場は「豊饒の女主人」での祝賀会の最中で、ベルにパーティーを組んでやるからシルやリューを貸してくれと絡んだ挙句、リューとミアによって店から追い出されたチンピラの一人。
その後、18階層のリヴィラの街でベルと再会し、成長著しい彼に嫉妬。
そこをヘルメスに唆され、ヘスティアを誘拐して人質に取り、透明化能力のある兜を使ってベルを甚振ります。
その後、ベルの仲間がやってきてモルドたちは追い払われるのですが、そのイザコザガ切っ掛けで黒いゴライオスが発生。
ゴライオスに立ち向かうベルの姿に感化され、一気に彼のファンになってしまいました。
「ダンまち」モルド・ラトローの強さ（レベル）
| ＜基本アビリティ＞ | |
| 力 | ？？？ |
| 耐久 | ？？？ |
| 器用 | ？？？ |
| 敏捷 | ？？？ |
| 魔力 | ？？？ |
| ＜発展アビリティ＞ | |
| ？？？ | |
| ＜魔法＞ | |
| ？？？ | |
| ＜スキル＞ | |
| ？？？ | |
モルド・ラトローに関しステータスなどの詳しい情報は今のところ明かされていません。
分かっていることはLV2の第三級冒険者で長剣をメインウェポンとする平均的な実力の中堅冒険者であるということだけ。
特別強くも弱くもありませんが、同じLV2のメインキャラクターたちと比較するとどうしても見劣りします。
ただ長年冒険者をしているだけあって生き延びる術には長けており、外伝では躊躇なく「怪物進呈（パス・パレード）」を行っていました（問題行動）。
また、モルドが使う長剣は「アンダーファング」という銘で、彼にとって最適の調整が施されたこだわりの一品です。
「ダンまち」モルド・ラトローの活躍？
ベルのツンデレオタ
モルド・ラトローは18階層で発生したイレギュラー、黒いゴライオスに立ち向かうベルを見て、彼に感化されて光落ち。
強敵相手に自身も立ち向かい、仲間たちを鼓舞しながら最後まで戦い抜くことになります。
その後は一気にベルのファンになり、ことあるごとにベルを応援するセリフを吐くオッサンモブへと変貌。
アポロン・ファミリアとの戦争遊戯ではベルの勝利に賭けて大勝ち。
異端児（ゼノス）騒動では周囲がベルを非難する中、モブの中で唯一彼を擁護するセリフを言っていました（アニメでは改変）。
フレイヤ・ファミリアとの派閥大戦では……
フレイヤ・ファミリアとの派閥大戦では、主神オグマを説得してヘスティア・ファミリアサイドで参戦。
クロッゾの魔剣を預かり、斥候部隊として行動しますが、ヘディンの策で魔剣を無駄撃ちさせられてピンチに陥ります。
その後、他の部隊と合流してヘイズたちに襲い掛かりますが、ヘイズに殴り倒されてリタイア。
フレイヤ・ファミリアの強さを引き立てる噛ませ犬として扱われた形です。
ただ、派閥大戦終了後の打ち上げでは、自分たちはフレイヤ・ファミリアに勝利したのだと意気揚々と乾杯するモルドの姿がありました。
「ダンまち」モルド・ラトローはヒロイン？
モルド・ラトローは作者や担当編集者の密かなお気に入り。
登場当初のイメージこそ悪く、その後の振る舞いも決して善人ではないのですが、ベルのことだけは裏切ろうとしないその態度から、一部ファンからはオッサンヒロイン扱いされることもありました。
ダンメモでも赤ん坊化したりと色々美味しい役割を与えられて活躍。
その甲斐あってか、ダンまち5周年記念の書下ろしスペシャルストーリーでは、ラストのヒロイン候補総登場シーンでモルドも花婿姿で登場。
「ふっ、しょうがねぇ……俺がずっと側にいてやるよ」
公式にヒロイン候補として認められました（？）。
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