今回は人気ファンタジー「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(以下「ダンまち」)」から、厳正公平なる麗人「シャクティ・ヴァルマ」について解説します。
シャクティはオラリオ屈指の大派閥「ガネーシャ・ファミリア」の団長。
オラリオ全体でも上位の実力者を持つヒューマンの女性冒険者であり、都市の守護者として様々な場面に登場しています。
本記事ではそんなシャクティのプロフィールや強さ(レベル)、人間関係や作中での活躍を中心に解説してまいります。
「ダンまち」シャクティのプロフィール
基本プロフィール(年齢・二つ名・声優など)
シャクティ・ヴァルマはオラリオ屈指の大派閥「ガネーシャ・ファミリア」の団長を務めるヒューマンの女性冒険者です。
見た目は青みがかった黒髪をショートカットにした怜悧な顔立ちの長身の麗人。
若々しく見えますが実は年齢は38歳、フィンや椿らと同じでランクアップの影響により老化が遅延しています。
私人としての感情より公人としての立場を重んじる大人の女性で、性格は極めて厳正かつ公平。
ただ同時に情に厚い女性でもあり、大局的に問題がないと判断すれば多少の問題は見逃すなど、全く融通が利かないわけでもありません。
主神であるガネーシャに対してはその破天荒な言動に呆れながらも、深い信頼と忠誠を向けています。
二つ名は「象神の杖(アンクーシャ)」。
声優は大地葉さんが担当しています。
名前の元ネタ(神話)
シャクティ・ヴァルマの名前の元ネタ(由来)はヒンドゥー教におけるシヴァの神妃。
シャクティとは元々「性的能力」を意味する女性名詞でしたが、それが地母神信仰と合わさり、シヴァ神の礼拝においては彼の神妃を表す言葉となりました。
ガネーシャの母であるパールヴァティ―もサティーも、ドゥルガーもカーリーも、みなシャクティというわけです。
ちなみにヴァルマはインドでよく見られる姓で、こちらは神話関連だと「マハーバーラタ」や「ラーマーヤナ」の絵を描きインドの神のイメージを作った画家、ラヴィ・ヴァルマが有名ですね。
「ダンまち」シャクティの強さ(レベル)
<基本アビリティ> | |
力 | ??? |
耐久 | ??? |
器用 | ??? |
敏捷 | ??? |
魔力 | ??? |
<発展アビリティ> | |
??? | |
<魔法> | |
??? | |
<スキル> | |
??? |
シャクティのステータスは今のところ公開されていません。
分かっていることはそのレベルと武器だけ。
シャクティはLV5の第一級冒険者で槍使い。
7年前の「大抗争」終結後にLV5にランクアップしています。
LV5を11人も抱えているガネーシャ・ファミリアの団長ですから、実力的にはLV5の中でも上位に位置するのではないかな、と。
オラリオの治安維持や施設の警備などを担うことが多く、どちらかと言えば守勢に強いタイプと予想されます。
「ダンまち」シャクティの妹・アーディ
シャクティには同じガネーシャ・ファミリアに所属するアーディという妹がいました。
非常に明るく正義感の強い少女で、オラリオの暗黒期を描いた「アストレア・レコード」ではシャクティと共にオラリオの治安維持に奔走しています。
しかしアーディは本編開始7年前、闇派閥に唆された子供の自爆テロにより死亡。
遺体は建物に押しつぶされ、見つかっていません。
シャクティはアーディの死を強く悲しみながらも、団長としての立場からアーディの判断は間違っていたと言わざるを得ず、後に遺体のない墓の前でひっそりと涙を流していました。
「ダンまち」シャクティの人間関係
シャクティは主神ガネーシャから深く信頼されており、彼から異端児(ゼノス)のことを聞かされ、その対応・保護に当たっている数少ない一人。
シャクティの性格やアーディを失った経緯考えれば、異端児には否定的なスタンスを取るのが自然ですから、彼女がどれだけガネーシャを信頼しているかが良く分かります。
シャクティたちガネーシャ・ファミリアは同じくオラリオの治安維持を担っていたアストレア・ファミリアとは親しくしており、リュー・リオンとも旧知の仲。
リューたちが賭博場で色々やらかした時も、こっそり見逃すぐらいには信頼しています。
「豊饒の女主人」亭で働くクロエからは、クロエの暗殺者時代に命を狙われたこともありますが、あっさり返り討ちに。
今でもクロエはシャクティの存在がトラウマになっているそうです。
「ダンまち」シャクティの作中での活躍(死亡!?)
作中でシャクティが本格登場したのは異端児編。
仲間を傷つけられた異端児(ゼノス)たちがリヴィラの街を襲撃した際、ベルを加えた討伐隊を率いて異端児たちの対処に当たっています。
この際、シャクティたちは異端児たちを何とか保護しようとしていたのですが、それをアステリオスが殺そうとしていると勘違いし、他のガネーシャ・ファミリアのメンバーと共に一蹴され、全滅しています。
アニメではあまりに派手にやられていたのでシャクティが死亡したのではと勘違いしたファンもいましたが、彼女を含めたガネーシャ・ファミリアのメンバーは全員治療を受けて無事です。
その後、フレイヤ・ファミリアと派閥連合との派閥大戦の際には、他勢力をけん制するため不参戦を表明し審判役に。
リューや「豊穣の女主人」亭のメンバーが乱入した際には、その途中参加を認めて戦いの行方を見守っていました。
コメント