今回は魔物食という異色のテーマを扱う人気作「ダンジョン飯」から、新米冒険者コンビ「フィオニル」&「ドニ」について解説します。
フィオニルとドニは物語序盤でライオスたちに助けられたハーフエルフの女性と若いトールマンの男。
ちょい役ではあるのですが使い捨てではなく、こっそり最後まで登場し続けたこのコンビ。
特にフィオニルには「かわいい」とファンからの人気も高く、意外な隠し設定までありました。
本記事ではそんな彼らのプロフィールや作中での活躍、その後(最後)を中心に解説してまいります。
「ダンジョン飯」フィオニルのプロフィール
基本プロフィール(種族、年齢など)
種族 | ハーフエルフ |
年齢 | 62歳 |
誕生日 | 8月27日 |
出身地 | 北中央大陸 |
家族構成 | 父 |
体格 | 身長150cm前後、BMI 18 |
好物 | 魚介のスープ |
苦手 | 乳類 |
声優 | 森田涼花 |
フィオニルはハーフエルフの女魔術師。
物語序盤(コミックス1巻3話)、後述するドニと共にバジリスクに襲われていたところをライオス一行に助けられた新米冒険者です。
外見はくせっ毛の金髪が特徴の端正な顔立ちの美少女で、悲惨な目に遭っていることが多いためか、涙目で不遇な印象が強いです。
性格は大人しく気弱。
後述するドニのことをいつも気にかけています。
西方エルフが島に送り込んだスパイ
ガイドブックで明かされた情報ですが、実はフィオニルは西方エルフが迷宮の情報収取のために雇用し、島に送り込んだスパイであったことが判明しています。
迷宮外の様子を報告する役割を課されていましたが、島で出会ったドニの話に心を打たれて冒険者に。
自分の正体は仲間たちにも隠しています。
自分が命じられた役割と違う行動をとっているという自覚があり、カナリア隊が島にやってきたときには、そのことがバレないようにとコッソリ姿をくらましていたそうです。
「ダンジョン飯」ドニのプロフィール
基本プロフィール(種族、年齢など)
種族 | トールマン(人間) |
年齢 | 18歳 |
誕生日 | 5月28日 |
出身地 | 北方大陸 |
家族構成 | 父、母、兄、姉、妹 |
体格 | 身長170cm前後、BMI 24 |
好物 | ハム |
苦手 | とくになし |
声優 | 野上翔 |
ドニはトールマンの男性戦士。
物語序盤(コミックス1巻3話)でバジリスクの毒にやられ、死にかけていたところをセンシが調理した毒消し入りのローストバジリスクを食べ、命を救われています。
外見はまだ幼さの残る短髪の青年で、作中ではほぼ兜をかぶりっぱなしでした。
性格は素直で真面目。
作中ではライオスたちのことを恩人と呼び、一貫して擁護する立場をとっていました。
夢見る新米冒険者
ドニは農家の生まれで、広い世界に憧れて故郷を飛び出し、島に辿り着いて冒険者となりました。
島ではその辺りの冒険者に片っ端から声をかけ、何とかパーティーを組むことに。
フィオニルもその一人で、声をかけた後でエルフ(ハーフエルフ)であることに気づき驚いたそうです。
この他にも4人の仲間がいますが、彼らの名前や詳細は判明していません。
冒険者になってまだ3か月ほどと本当に駆け出し。
ライオスたちと出会った頃は毎回同じところで全滅し、行きづまっていました。
「ダンジョン飯」フィオニル&ドニの活躍
フィオニルとドニの初登場はコミックス1巻3話で、バジリスクに襲われていたところをライオス一行に助けられた新米モブ冒険者として登場します。
この時、彼らは迷宮攻略に行き詰っており、どうすればライオスたちのような冒険者になれるのか尋ねたのですが、
「まず食生活の改善! 生活リズムの見直し! そして適切な運動! その3点に気をつければ自ずと強い身体は作られる!」
とセンシから、思ってたのと少し違うありがたいお言葉を頂き、圧倒されていました。
なお、素直な彼らはその後、センシのアドバイスを守って冒険に挑んだものの、結局人食い植物にやられて全滅してしまっています(蘇生はした)。
その後、カナリア隊が島を訪れライオスたちと敵対した際には、シュローやナマリ、オークらとともにライオスたちは「人類に仇なす人達ではない」と擁護していました。
「ダンジョン飯」フィオニル&ドニのその後(最後)
本編終了後、迷宮が消滅し冒険者を廃業となったフィオニルとドニは、そのままライオスが治めるメリニに残って暮らしています。
フィオニルは教師、ドニは農家に。
実家の農家を飛び出して冒険者になったドニが、一回りしてまた農家になるというのは少し不思議な感じがしますね。
ガイドブックでは二人が結婚したかどうかなどについては触れられていません。
フィオニルはマルシルと同じハーフエルフで、寿命は約千歳とドニとは十倍以上の開きがあるので、色々と障害はあったでしょうが……
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