「呪術廻戦」花御(はなみ)~呪霊に性別はないがイメージは女性、アニメでの声優は? 逆再生で~

 今回は言わずと知れた大人気漫画「呪術廻戦」から、見た目と声のギャップでファンを沸かせた特級呪霊「花御(はなみ)」について紹介したいと思います。

 花御は呪霊の中でも精霊よりの「思慮深く優しい呪霊」という独特のキャラクター。敵でありながら決して邪悪ではなく、その上で人とは相容れない、どこか憎めない存在でもありました。

 作中での活躍も中々のものであり、アニメで話題となったその意外な「声」などについて、今回は解説していきましょう。

「呪術廻戦」花御(はなみ)のプロフィール(ネタバレ注意)

基本プロフィール

誕生日
所属特級呪霊(未登録)
趣味・嗜好美味しい空気
嫌いなもの人間
声優田中敦子

 花御は人が森へ抱く畏怖から生まれた特級呪霊で、地球を救うために人を滅ぼそうとし、主人公たちと敵対します。

 外見は筋骨隆々で目から枝の生えた人型。身体の至る所から植物を生やすことができます。

 基本、呪霊は人の負の感情から生まれたものなので、人間には敵対的なのですが、花御は少し変わり者で「優しい人間がいることは植物たちも知っている」と、一概に人間を否定しているわけではないのです(嫌いは嫌いみたいですけど)。

 ただ、地球のためには人間は害悪だと考え、人間を滅ぼそうとしている、と。

 呪霊の中でも精霊よりの存在らしく、作者曰く「呪霊科精霊属」

 負の感情の中でも神聖なものに対する畏怖が折り重なると、花御みたいな園芸部部長タイプの呪霊が生まれるそうです。

 性格は穏やかで思慮深く、仲間想い。
 主張そのものは真っ当で、いわゆる「邪悪な存在」ではないため、今一つ憎み切れない敵役でもありました。

 ちなみに、独特の言語を操り、人間も呪霊もその言葉を聞き取ることはできませんが、テレパシーのように言葉の意味そのものは理解できるという設定。

 それがアニメ版ではあんなことに……(詳細は後述)

その強さと術式、使われることのなかった領域展開は?

 そんな花御ですが、特級呪霊の中でも上位の実力者であり、特にその耐久力は突出しています。

 戦闘力では仲間の特級呪霊、漏瑚(じょうご)の方が上ですが、花御はこと耐久力においては漏瑚をも上回っており、黒閃特級呪具による連続攻撃さえ耐えきっています。

 また、植物を操るその術式は非常に多種多様で、五条悟をして「不気味」と言わしめたほど。

花畑
花畑を展開して周囲の者の戦意を削ぐ技。
効果は瞬間的だが、これにより一度五条悟を出し抜くという偉業を成し遂げている。

呪いの種子
対象の呪力を吸って成長する種を放つ技。
呪力による防御は逆効果となる。

 こうしたトリッキーな技に加えて、シンプルな呪力による打撃や樹木による攻撃も強力と、実に隙の無いキャラクター。
 その上、作中では使用することがありませんでしたが、領域展開も習得しています。

領域展開:朶頤光海(だいこうかい)

 名前のみファンブックで判明していますが、実際の効果は不明。
 もしこれが使われていたら……ちょっと、見て見たかった気もしますね。


「呪術廻戦」花御(はなみ)の作中での活躍

精霊よりの特級呪霊、虎杖・東堂との激闘

 花御の初登場は、五条悟にサッカーボールにされた漏瑚を救い出したというものでした。

 不意打ち、かつ虎杖という足手まといがいたとはいえ、五条悟を出し抜き漏瑚を救い出したその手際は、まさに偉業という他ないでしょうね。

 そして京都校との交流会への乱入。
 本命である真人から目を逸らすための陽動ではありましたが、生徒たちを次々と撃退していったその圧倒的な強さは、まさしく特級呪霊の名に恥じないもの。

 あの東堂と虎杖の「最強迷コンビ」でさえ、花御を倒すことはできませんでしたから、ある意味特級呪霊組の中で一番活躍しているんじゃないでしょうか(あのまま戦っていたら、多分花御が勝っていたでしょうしね)。

五条悟に雑草呼ばわり、善戦するもあえなく死亡

 さて、そんな花御ですが、渋谷事変で五条悟に祓われて死亡しています。

 漏瑚、脹相と組んでの3対1で、領域展延や人質による領域展開対策とか、色々工夫をしてはいましたが、やはり五条悟と真っ向勝負したらダメですよね。

 シンプルな呪力操作と体術だけでボロボロにされ、最期は五条の術式に押しつぶされて死亡してしまいました。

 う~ん、この時は雑草呼ばわりされてボロカスだったし、なんか五条悟が戦うとなると、相手の方を応援したくなっちゃいますよね。


アニメ版で判明した、花御のイメージは女性!?

ムキムキの身体つき、だけど声優は田中敦子さん

 アニメ版で判明した事実ですが、花御のイメージは女性だそうです。

 いや、呪霊に性別はないのであくまでイメージですが、作者の中のイメージは当初から女性。

 アニメスタッフに「説得力のある女性というイメージです。田中敦子さんとか……」と、直々にイメージを伝えたら、実際に声優が田中敦子さんになってしまったのだとか。

 あのムキムキの身体つきと耐久力で女性声というと、ちょっと意外でしたね。

 まあ、FGOのティアマトとか、地母神的なイメージだとすれば、あの高耐久性能も理解できなくはありませんが。

あの独特の言葉は逆再生すれば意味が通じる!?

 そして花御と言えば、あの謎言語。
 アニメではどう再現するのかと思っていましたが、何と逆再生すると意味が通じるようになっています。

 いや、最初は本当に何言っているのか分からなかったので、このネタは意外でしたね。

 興味のある方はYouTubeとかで探してみれば、逆再生している動画が上がっていますから試してみてください。

 こういう小ネタを見ると、やっぱり結構愛されてるな、花御。

【まとめ】「呪術廻戦」キャラクター考察wiki

 



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