今回は言わずと知れた大人気漫画「呪術廻戦」から、姉・冥冥に心酔する正体不明のショタっ子「憂憂(ういうい)」について解説します。
憂憂は冥冥に付き従い、彼女を献身的にサポートする実の弟。
こう書くと何やら真人間のようですが、彼はとにかく姉への愛が天元突破しており、その言動は一つ一つが狂気に塗れています。
本名や経歴、術式など、何かと謎の多い憂憂。
本記事ではこれまでに判明した憂憂のプロフィールや能力(術式など)、作中での活躍などを中心に語ってまいります
「呪術廻戦」憂憂のプロフィール
基本プロフィール
誕生日 | 不明 |
趣味・特技 | スケジュール管理(姉の) |
好きな食べ物 | ピサン・ゴレン(焼きバナナ) |
苦手な食べ物 | 無し(姉の前で食事は残さないため) |
ストレス | 姉と一緒にいられない事 |
声優 | 三瓶由布子 |
憂憂はフリーの一級呪術師・冥冥に付き従う実の弟。
憂憂という名前は姉の冥冥同様偽名で、本名や年齢など詳しい経歴は一切が不明となっています。
呪術師の家系ですが、実家との関係性は不明。
見た目からすると明らかに義務教育真っ只中ですが、特級呪霊と相対しても一切動揺する様子がなく、既に相当な実戦経験を積んでいることがうかがえます。
姉(冥冥)への愛が重すぎる!(名言)
憂憂はとにかく姉・冥冥に心酔しています。
「姉様にバックアップをさせるなんて」
「五条悟……贅沢な男ですね」
「姉様からの褒与です」
「素直に受け取りなさい」
「いいのですか?」
「姉様のために死んでも」
姉への想いはシスコンとかそういったレベルではなく、もはや信仰や崇拝といった領域に到達しています。
姉である冥冥も憂憂のことをかわいがってはいますが、
「姉様が愛でているのは家族ではなく」
「家族という雇用関係でしょう?」
「フフ……よく分かっているじゃないか」
「そういう所好きだよ」(冥冥)
「まっ!」
……この辺りのやり取りにはノリの良い虎杖でさえついて行けず、何とも言えない表情を浮かべていました。
「呪術廻戦」憂憂の強さ(術式・簡易領域)
「命懸け」は呪術使用許可の合言葉
憂憂は今のところ姉のサポートに徹しており、呪術師としての詳しい実力は不明。
呪術の使用には姉の許可が必要となっており、「命懸け」というのがその合言葉となっています。
作中では「私のために死んでくれるかい?」と言い換えられていました。
これは呪術における縛り。
「自分は姉の所有物でありたいという願望」を体現することで、憂憂はその呪力を底上げしています。
シン・陰流「簡易領域」
憂憂は冥冥から領域対策を一任されています。
シン・陰流「簡易領域」
領域展開から身を護るために開発された弱者の領域。
領域展開の必中効果を無効化できるが、その場から動けなくなる。
作中では特級呪霊の領域展開に対し、冥冥の代わりに囮になって対応していました。
……どうでも良いですが、シン・陰流の一門相伝の設定はどこいったんでしょうね?
クアラルンプールまで飛んだ空間転移術式
憂憂は長距離転移が可能な生得術式を保有していることが判明しています。
術式の名称は不明ですが能力は「空間転移」。
初出では冥冥を連れて東京からマレーシアの首都クアラルンプールまで、5,000km超の距離を転移しており、破格の移動能力を有していることは間違いありません。
人や物、予めマーキングした対象のところに転移することが出来るようです。
死滅回遊編ではこの術式を使って大活躍していました。
また、拡張術式として対象の魂を入れ替える術式も使える模様。
宿儺との決戦前に、メンバーはこれを使って反転術式や簡易領域などを習得していました(乙骨はこれを「ズル」と表現)。
「呪術廻戦」憂憂の渋谷事変での活躍
憂憂の初登場は渋谷事変で、虎杖と共に冥冥班の一員として作戦に参加していました。
冥冥班は当初は結界外で五条悟のサポートに回っていましたが、虎杖がミニメカ丸から五条悟の情報を知らされると、五条悟に恩を売るため結界内に突入。
その後、虎杖と冥冥・憂憂は別行動をとり、冥冥は呪詛師と戦って圧勝。
憂憂は姉の活躍を嬉しそうに観戦していました。
そこに現れた偽夏油(=羂索)。
偽夏油は冥冥に特級呪霊・疱瘡婆をぶつけ、その領域展開により彼女を追い詰めますが、呪術使用許可を受けた憂憂が囮となって疱瘡婆の領域展開に対処。
その隙に冥冥が疱瘡婆を撃破します。
その後、偽夏油と戦闘に入った冥冥ですが、偽夏油に殺されそうになり憂憂の術式でクアラルンプールに逃亡。
とりあえず憂憂はクアラルンプールのホテルで冥冥といちゃつけて嬉しそうでした。
「呪術廻戦」憂憂の再登場(死滅回遊)
その後、ながらく本編から姿を消していた冥冥と憂憂。
冥冥がクアラルンプールで謎の人物と電話をしている様子からすると、完全に東京を見限っており、このままフェードアウトするのかとも思われていました。
「日本の株と東京の不動産は」
「全て売り払った方がいいよ」
「私はもう円も変えた」
しかし後に、死滅回遊編で憂憂がその転移術式で西宮や加茂、真希たちに協力していることが判明。
歌姫先生あたりが連絡をつけたんでしょうかね。
もちろん、この姉弟が単なる善意で協力するはずがなく、その目的はリスク分散と先行投資。
ボロボロになった日本の市場が回復すれば、その機に乗じてかなり大儲けができますから、自分たちにリスクが少ない範囲で協力して、機を伺おうということなのでしょう。
そして憂憂はそんな姉に嬉しそうに従うだけ、と。
実際には姉よりも憂憂の方が、空間転移や魂の入れ替え訓練など色んな方面で活躍していました。
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