「呪術廻戦」黒閃(こくせん)について整理しよう~経験者・最高記録(七海)、発動条件(誤差)、五条や乙骨は経験済み?~

 今回は大人気漫画「呪術廻戦」から、改めて「黒閃」について整理・解説していきたいと思います。

 黒閃って作中の色んな所で使われていて一種の「必殺技」かのごとく扱われているのですが、実際その内容には分かりづらい部分が多々存在しています。

 「威力の2.5乗って何?」「発動条件は?」「威力が強い以外に何かメリットがあるの?」「経験者(使用者)って誰?」etc……

 本記事では改めて黒閃の凄さや意味について語っていこうと思います。

「呪術廻戦」黒閃(こくせん)って何?(威力・発動条件)

技ではなく現象、呪力のクリティカルヒット

 さて、アプリゲームなどでは主人公・虎杖悠仁の必殺技かのごとく扱われている黒閃ですが、そもそも黒閃とは「技」ではなく「現象」

 言ってみれば呪力を使った攻撃による「クリティカルヒット」のようなものなのです。

 黒閃とは、打撃との誤差「0.000001秒」以内に衝突した際に生じる空間の歪みであり、それにより呪力が黒く光ることから黒閃と呼ばれています。

 この現象が発生した際の威力は平均で通常の2.5乗。

 上手く発動すれば格上相手に致命傷を与えることも可能ですが、この現象を狙って出せる術者は存在しないと言われています(勿論、高位の呪術師ほど発動確率は高いのでしょうが)。

黒閃の誕生秘話、威力2.5乗の理由(「呪力は2から」)

 さて、ここで皆さんツッコミたくなるであろうポイントが、威力の「2.5乗」という意味不明な計算式。

 「分かりづらい」「2.5倍とかじゃダメなの?」と誰もが思ったことでしょう。

 これについてはコミックス6巻のおまけページで芥見先生が誕生秘話を語っています。

 曰く「インパクト重視」「倍より強そう」。

 案の定、アシスタントらしき人に「でも1の2乗は1ですよ」とツッコまれ、「1の呪力って何!?」と逆ギレしていました(結論「呪力は2(?)から!」)。

 ちなみに、2.5乗というのが計算式だとどうなるのか分からないという方もおられると思いますので、ざっくり説明すると、

 2の2.5乗は「2×2×√2」で約5.656

 10の2.5乗だと「10×10×√10」で約316.227

 0.5乗は√のことだと考えれば分かりやすいかと思います。


「呪術廻戦」黒閃(こくせん)って何が凄いの?

 さて黒閃の「威力が凄い」「発動が難しい」というのは分かりましたが、では黒閃のとはただそれだけのものなのでしょうか?

 いいえ、実は黒閃には威力以外に大きく二つのメリットが存在します

経験することで呪力の核心との距離に天と地ほどの差が生まれる

 一つは黒閃を経験することで、呪力への理解が飛躍的に向上する点。

 これは作中で「黒閃を経験した者とそうでない者とでは、呪力の核心との距離に天と地ほどの差がある」と表現されています。

 東堂葵がより噛み砕いてこのことを解説しており、

「黒閃を経験する前の呪術師は」
「口に入れたことのない食材を」
「何となく鍋に入れて煮込んでいるような状態」

「黒閃を経て呪力という食材の味を理解した今」
「呪術師として3秒前の自分とは別次元に立っている」

 言い換えれば、黒閃は一流の呪術師になる上で避けては通れない経験とも言えそうです。

発動後はゾーン状態に入り120%のポテンシャルを発揮

 また、黒閃には「威力」「経験」以外に、発動後は自身の120%のポテンシャルを発揮できるというメリットも存在します

 呪術師は黒閃をキメると、一時的にアスリートで言う「ゾーン」に入った状態になります。

 普段意図的に行っている呼吸のように自然に巡り、全てが自分を中心に動いているような全能感を感じるのだとか。

 その結果、人によっては通常狙って発生させることは不可能と言われている黒閃を連続して出すことも起こり得るそうです。


「呪術廻戦」黒閃(こくせん)の経験者一覧

虎杖悠仁(最高記録タイ:4回)

 黒閃と言えばこの男、主人公・虎杖悠仁

 攻撃方法が打撃しかないこともあり、虎杖の場合は黒閃が必殺技扱いされています。

 作中で最も多く黒閃を発動させており、敵からは狙って黒閃を出していると思わせるだけの凄みがあると畏怖されていました。

 非公式ではありますが、七海と並んで黒閃の連続発生記録(4回)の持ち主でもあります。

釘崎野薔薇

 釘崎野薔薇も虎杖とコンビを組んで戦った壊相・血塗戦で、血塗相手に黒閃をキメています。

 アニメ第一期のラストエピソード、最大の見せ場だったこともあり、ファンに強烈なインパクトを遺したのではないのでしょうか。

 後の対真人戦でもこの黒閃の経験が大いに活きていたようです。

七海健人(最高記録保持者:4回)

 黒閃の使い手と言えば、連続発生記録保持者、一級術師・七海健人です。

 ただ、漫画本編では実際の黒閃発動シーンはなく、あくまで設定のみの話。

 しかし今般、映画「呪術廻戦0」で京都の百鬼夜行相手に黒閃をキメている姿が確認されました。

東堂葵

 虎杖に黒閃の存在を伝授した、師とも呼べる存在がこの東堂葵

 その振る舞いから元々黒閃経験者であったことは間違いありませんが、作中では渋谷事変において真人相手に黒閃を発動させています。

 魂に響かない東堂の打撃そのものは真人には無意味でしたが、それでもこれにより120%のポテンシャルを引き出し、真人を大いに苦しめていました。

真人

 敵方で黒閃を発動させたのが、特級呪霊・真人

 渋谷事変で虎杖との戦いにおいて初めて黒閃を発動させ、その経験を元に戦いの最中に凄まじい成長を見せていました。

 まさに、黒閃により呪力の核心を掴んだのでしょうね。

五条悟(作中での発動は未確認)

 作中最強の存在である五条悟も当然、黒閃経験者です。

 ただ、彼の場合はあくまでファンブックなどの設定上で経験者だとされているだけで、作中で黒閃を発動させたことはありません。

 ……まあ、五条悟の場合、黒閃(クリティカルヒット)なんて出さなくても最強ですからね。

乙骨憂太(映画版でのみ発動を確認)

 特級呪術師の一人であり、前日譚主人公でもある乙骨憂太も映画「呪術廻戦0」において黒閃を発動させています。

 原作版ではそうした描写はありませんでしたが(多分、コミックス0巻時点では黒閃の設定自体がなかった)、ラストバトルの夏油戦において、刀が壊れた直後の打撃で黒閃を夏油にキメていました。

 というか、乙骨の呪力量(五条より上)で黒閃とかキメたら、計算上威力が凄まじいことになるんじゃ……いくら呪霊でガードしてたとはいえ、よく夏油生きてたな。

 

 この他にも黒閃経験者だろう存在(宿儺とか)はたくさんいますが、今のところ作中で明確に経験者と描写されているのは以上です。



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