今回は言わずと知れた大人気漫画「呪術廻戦」から、バッタ・蝗害の呪霊「蝗GUY(こうがい)」について解説します。
蝗GUYは渋谷事変において虎杖と戦った呪霊。
そこそこ強い呪霊ではあったのですが、成長した虎杖の敵ではなく、あっさりと倒された噛ませ犬的な立ち位置のキャラクターです。
しかしそのキャラクターにより読者に強いインパクトを残した蝗GUY。
本記事ではそんな蝗GUYのプロフィールや強さ(等級)を中心に解説していまいります。
「呪術廻戦」蝗GUY(こうがい)のプロフィール
基本プロフィール
誕生日 | ? |
所属 | 真人に連れてこられた |
趣味・嗜好 | ??? |
嫌いなもの | ??? |
声優 | かぬか光明 |
蝗GUY(こうがい)は「蝗害=バッタの大発生による大規模災害」への恐れから生まれた呪霊。
特級呪霊・真人らの仲間であり、彼に連れられ渋谷事変で虎杖たちの前に立ちふさがりました。
蝗GUYという名前を付けたのも真人ですね。
外見は手足が人間のソレになった巨大なバッタ。
通常、特級未満の呪霊に知性はほとんど見られず本能に従って動いていることが一般的ですが、蝗GUYは知能は幼児レベルで発音も下っ足らずではあるものの人語を解し、コミュニケーションをとることができます。
人をむさぼり食うことが大好きな邪悪な呪霊ではあるものの、その言動は無駄にコミカルで愛嬌があるのが特徴です。
ちなみに作者が「蝗害」を呪霊として取り上げた経緯は、ゴキブリ呪霊はマストだと考えていて、他に何があるだろうと考えて「蝗害」に辿り着いたのだとか。
実力的にも「ゴキブリ」>「蝗害」となっていますね。
渋谷事変において真人の指示で帳を守る(登場話)
蝗GUYの登場話は86~87話。
蝗GUYは渋谷事変において真人の指示で帳の守っており、五条悟のバックアップに回った冥冥班の虎杖の前に立ちふさがりました。
初登場時はスーツ姿の男性(多分補助監督)を頭からむさぼり食っており、怒った虎杖と一対一で戦うことになります。
「呪術廻戦」蝗GUY(こうがい)の強さ(等級)
実力は準一級以上だが、術式を持たないため二級に分類
蝗GUYはバッタのバネと4本の腕、強靭な顎を武器とする肉弾戦タイプの強力な呪霊です。
冥冥からも「強い呪霊」と評されており、その実力は準一級以上。
手数、瞬発力、そして隠し玉として尖った腹を高速で伸縮させることができたりと、普通に強かったですね。
ただ術式を保有していないため、呪霊としての等級は二級に分類されています(呪霊の等級で準一級と二級を隔てる壁が「術式の有無」)。
虎杖相手に真っ向からぶつかるも完敗(死亡)
渋谷事変において蝗GUYは虎杖と一対一で激突。
互いに肉弾戦と得意とする者同士、彼らは真っ向から殴り合いを始めます。
四本腕の蝗GUYと二本腕の虎杖とでは手数において蝗GUYが有利かと思われましたが、しかし蝗GUYは一方的に虎杖に殴られ続けることに。
蝗GUYは止めを刺そうと近づいてきた虎杖を隠し玉の伸縮する腹部で攻撃しますが、それもあっさり見破られ腹部を殴り切られてしまいます。
決して弱い呪霊ではなかったし、小細工もありました。
しかし小細工では埋まらない実力差が両者にはあった、と蝗GUYは成長した虎杖の強さを引き立てる噛ませ犬的な役割を割り振られていました。
「呪術廻戦」蝗GUY(こうがい)は何故賢さにこだわる?
蝗GUYはやたらと「賢さ」にこだわります。
実際には彼の知能は幼児レベルで全く賢くはないのですが、ことあるごとに自分の方が相手より賢いと賢さアピールをしてきます。
その理由は人間の間で「虫」が蔑称として使われているため、その辺りからくるコンプレックス。
俺は虫だけど馬鹿じゃないぞ、ってことですね。
ちなみに作中で蝗GUYは「真人の呪術で改造された人間は味が落ちるから良くない。俺は賢いから違いが分かる」的な発言をしていましたが、作者曰くその味の違いは「遺伝子組み換え的な」ものなのだとか。
たまに人間にもいますよね、そういう違いが分かるアピールしたがる人(格付けチェックにでも出て欲しい)。
「呪術廻戦」蝗GUY(こうがい)はかわいい?
蝗GUYは人をむさぼり食う邪悪な呪霊であることは間違いないのですが、そのあまりに馬鹿っぽいキャラクターから愛嬌だけは無駄にあり、一部の読者からは「かわいい」と人気。
いや、人間大のバッタとかどう考えてもかわいいとは思いませんが、見た目と食欲に目を瞑れば愛嬌があることはまあ、認めざるを得ません。
虎杖に「俺が何の呪いカ 分かってないダロ」と自信満々に言ってみれば、
「……バッタの呪いだろ?」
「! コイツ 賢いゾ!」
と正体を当てられてショックを受け。
「俺は……賢い……」とイキってみれば、やはり虎杖に、
「賢い奴はあまり自分のこと賢いって言わん」
「そーなの!?」
とツッコまれ再びショックを受けていました。
人を食べる呪霊でさえなければ、高羽あたりと仲良くなれそうだったのになぁ……
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