「呪術廻戦」レジィ・スター~設定ガバガバツッコミ所満載な平安時代の呪詛師、その正体や強さ(術式・簡易領域の原型)~

 今回は言わずと知れた大人気漫画「呪術廻戦」から、ツッコミ所満載の設定で話題を博したレジスターこと「レジィ・スター」ついて解説していきたいと思います。

 レジィ・スターは死滅回遊編で登場した泳者の一人にして受肉した平安時代の呪詛師。

 羂索や天元ともつながりを持ち、術式・体術・知力、あらゆる面で隙の無い実力者です。

 作中では死滅回遊の目的について天元とは別の可能性を示唆するなど、重要人物ではあったのですが……名前も含め、その設定はツッコミ所満載。

 本記事ではレジィのプロフィールや強さに加え、話題となったツッコミ所などを中心に語っていこうと思います。

呪術廻戦、レジィ・スターのプロフィール

基本プロフィール

 レジィ・スターは死滅回遊の泳者(プレイヤー)の一人。

 東京第1結界内の新宿を拠点として数名の部下を従えており、日車を探していた伏黒恵が遭遇し、対決することとなったキャラクターです。

 外見はパンツ(下着)の上からおびただしい数のレシートを服のように身に纏った長髪の中年で、控え目に言って変質者。

 一見すると軽いノリの胡散臭いオッサンですが、非常に狡猾で頭の回転が速く、部下を躊躇いなく使い捨てるなど見た目以上に悪辣な性格をしています。

 ちなみに泳者としての所持得点は41点。

平安時代(千年前)の呪詛師であり、羂索や天元とも知り合い

 レジィ・スターは羂索によって受肉した過去の術師、羂索や天元とも面識がある平安時代(千年前)の呪詛師です。

 羂索との繋がりがどの程度のものかは不明ですが、羂索の動向を予測していたことを踏まえれば、それなりに親しい関係だったのではないでしょうか。

 一方で、羂索に対する信頼感は皆無であり、「どうせ今開示されている情報から推測できる羂索の狙いはブラフで、裏で碌でもないことを企んでいるに違いないから仲間を集めて備えておこう」と、対抗する気満々。

 決して羂索の仲間というわけではないようです。


呪術廻戦、レジィ・スターの強さ(術式・強い・簡易領域)

術式:再契象の効果は契約内容の再現

 レジィ・スターは特殊な式神術の使い手です。

術式:再契象
レシートや領収書などを呪力で焼き切ることで、その契約内容を再現する術式。
購入した物品のレシートを使用すれば、その物品を具現化し、式神としてある程度自由に命令を下すことができる。
また、温泉宿の領収書を使用すれば、温泉宿に泊ってリフレッシュした状態を再現し、肉体疲労を回復するといったことも可能。

 対応するレシートや領収書があれば何でもできてしまう、非常にトリッキーで応用力の高い術式ですね。

 作中では包丁やドローン、トラックなど様々な物品を具現化し、自在に操っていましたが、膨大な数のレシート・領収書から適切なものを選択して使用する難度は高く、かなり使いこなすのが難しい術式とも言えそうです。

強化術、基礎体術、洞察力、全てにおいて一流(強い)

 レジィは呪力による肉体強化、基礎体術、そして敵の戦術を見抜く洞察力など、術式以外の面でも一流です。

 伏黒がある程度互角に渡り合えていたことから、七海クラスの肉体派一級呪術師と比べればその格闘能力は劣ると考えられますが、式神使いとしてはかなりのもの。

 術式によって具現化する道具類と組み合わせれば、十分に一級呪術師クラスの実力は備えているのではないでしょうか。

奥義「彌虚葛籠(いやこつづら)」は簡易領域の原型

 レジィ・スターは千年前の呪詛師らしく、高度な技術の使い手です。

 それを象徴するのが、レジィが使用した簡易領域の原型とされる奥義。

奥義:彌虚葛籠(いやこつづら)
領域への対抗策で、術式の付与された「結界」を中和し、必中効果を打ち消すことができる。
ただし「術式」は中和できないため、必中効果を持たない攻撃に対しては意味をなさない。

 作中では伏黒の領域展開に対応して使われましたが、伏黒の領域は未完成で必中効果を持たなかったため……


呪術廻戦、レジィ・スターの設定はツッコミ所満載?

 レジィ・スターは色々とツッコミ所満載の男です。

 例えば彼の名前の由来は明らかに「レジスター」ですが、何で平安時代の呪術師がこんな横文字の名前を使ってるんだという点。

 更に、レジィが術式で使用しているレシートは一体どうやって入手したのかというのもツッコミポイントです。

 地道にゴミ箱からレシートを漁ったのか、それとも死滅回遊が始まってから優雅に温泉旅行に行ったとでも言うのか……

 そもそも大昔の人間が、何でドローンやらスクーターやら文明の利器を自在に使いこなせているのでしょう。

 ……まあ、裏梅みたいに死滅回遊以前に受肉を済ませていて、現代社会のことを密かに学んでいたとすれば、一応理屈は通らなくもない訳ですが。

【追記】
受肉体は器となった肉体の知識を得ること、また名前は元となった平安の呪術師の名前でなく、乗っ取られた肉体側の名前であることが判明しています。

呪術廻戦、レジィ・スターの活躍と最期(死亡)

 それでは最後に、レジィ・スターの作中での活躍とその最期(死亡を)を振り返っていきましょう。

 配下である麗美を使い、新宿にカモをおびき寄せて狩っていたレジィ。

 そこに、麗美に騙されやってきた伏黒恵が現れますが、伏黒の実力を高く評価したレジィは彼を仲間に誘います。

 レジィは死滅回遊の矛盾と羂索への不信を丁寧に説明して、仲間となるメリットを語りますが、交渉は即座に決裂。

 よく分からない変態の乱入もあり、レジィと伏黒の戦いは一騎打ちにもつれ込みます。

 伏黒の疲弊もあってレジィ有利で進む戦い。

 そこで伏黒は領域展開「嵌合暗翳庭」を使用し、一気に形成は伏黒有利へと傾きます。

 しかしレジィは冷静に伏黒の領域展開の特性(影の中に入れたものの重さを伏黒自身が背負ってしまう)ことを看破し、車を具現化して伏黒を圧殺しようとしました。

 伏黒も万象でレジィを押し潰そうとして対抗しますが、最終的に領域展開を解除。

 レジィはプールの中に叩き落され窮地に陥りますが、脱出し、純粋な体術で伏黒を追い詰めます。

 しかし最後は使えないと思い込まされていた玉犬の奇襲により貫かれ、戦いは伏黒の勝利。

 レジィは最期に伏黒に得点を譲渡して、呪いを吐きながら息絶えていきました。

「こうした方が面白くなる予感」
「ただの勘だ」

「たのむぜぇ?」
「そんな俺を殺したんだ」

「オマエは運命に翻弄され」
「道化となって死んでくれよ」

【まとめ】「呪術廻戦」キャラクター考察wiki

 



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