今回はその強烈すぎるストーリーとキャラクターで話題を攫った傑作漫画「チェンソーマン」より、気弱で流されやすい小動物系少年「東山ノバナ」について解説します。
東山ノバナは第二部でデンジやアサが通う第四高等学校デビルハンター部の一員として登場した少年。
名前が判明する以前から、ファンの間では第一部で登場した東山コベニの弟に違いないと噂になっていました。
コベニ同様、ひどい巻き込まれ系であるノバナ。
本記事ではそんな彼のプロフィールや登場話を中心に解説してまいります。
「チェンソーマン」東山ノバナのプロフィール
引用元：林士平
基本プロフィール
東山ノバナは第二部でデンジやアサが通う第四高等学校の男子生徒。
伊勢海ハルカが組織するデビルハンター部に所属していました。
外見はかわいらしい雰囲気の小動物系少年で、前髪を６つのヘアピンで留めているのが特徴。
性格は気弱で流されやすいいじめられっ子。
いじめっ子のタバコに火をつけるため、ライターを常備しています。
パニックを起こしやすく、作中ではしばしば追い詰められては騒ぎ出し、周囲を唖然とさせています。
一方で人の喧嘩を止める理由が「自分が案内できないから」だったり、かなり図太く自分本位な一面も持ち合わせています。
姉・東山コベニとは？
引用元：少年ジャンプ公式サイト
作中で明言されているわけではありませんが、東山ノバナはその見た目と性格、名前から第一部で登場した東山コベニの弟だと言われています。
東山コベニとは第一部でデンジと同じ公安対魔特異４課に所属していたデビルハンターの女性。
ノバナと同じオドオドした小動物系ですが、実は忍者のような凄まじい戦闘センスの持ち主です。
公安対魔特異４課が壊滅状態に陥ったことを受け、第一部後半には公安を退職。
ブラック企業に就職したり、チェンソーマンのデートに付き合わされたり色々ありましたが、志望者だらけの第一部を生き延びた数少ない一人です。
今のところ第二部には未登場で現在何をしているかは不明。
ちなみにコベニはヘアピンを２つ、ノバナは６つ付けていることから、コベニは兄弟で上から２番目、ノバナは６番目なのではと予想されています。
「チェンソーマン」東山ノバナの強さ（？）
作中ではデビルハンター部に所属しているの東山ノバナですが、今のところ彼にほとんど戦闘シーンがなく、その強さに関しては分かっていません。
他のデビルハンター部員は学校に登場した正義の悪魔擬きと戦ったりしていましたが、そのシーンにノバナは登場していません。
水族館でデンジたちやデビルハンター部の面々と永遠の悪魔に閉じ込められた際には誰より率先してパニックになっており、空腹からか水族館のガラスを舐めていました。
またチェンソーマン教会に所属した後は銃を持って戦うシーンもありましたが、公安の魔人にあっさり取り押さえられしまったようです。
ただ彼はコベニの弟なので、本当に追い詰められたら土壇場で凄い戦闘力を発揮しそうな期待感がありますね。
「チェンソーマン」東山ノバナの登場話（初登場）
東山ノバナの存在が作中でハッキリと認知されたのは114話。
伊勢海ハルカたちデビルハンター部のメンバーと一緒に永遠の悪魔に水族館に閉じ込められたシーンです。
この時点では名前は明かされていませんでしたが、ファンの間ではこの顔、キャラクターはコベニの弟に違いないと話題になっていました。
またそれ以前にも、帽子を目深にかぶっていてはっきりとは分かりませんが、112話で伊勢海ハルカに付き従う形でノバナらしい少年が登場しています。
その後、140話で初めて東山ノバナという名前が判明。
ウェポンズの須郷ミリに指示され、デンジにチェンソーマン教会の案内をしています。
「チェンソーマン」東山ノバナとデビルハンター部
東山ノバナはデビルハンター部に所属していますが、これは本人が望んでのことではなく、奨学金が出るからと母親に無理やり入部させられたそうです。
東山家は貧乏らしく、コベニも優秀な兄を大学に行かせるために夜の店で働くか公安で働くかの二択を突き付けられてイヤイヤ公安で働いていました。
今のところデビルハンター部員として優秀そうな描写は皆無。
しかし何故かデビルハンター部ではいつも部長である伊勢海ハルカの側に控えており、重用されています。
単に危なっかしくて一人に出来ないのか、それとも素直で言うことをよく聞くので気に入られているのか……
ただ、改めて思い返すとデビルハンター部に入部するには試験があり、悪魔を実際に討伐する必要があるので、ノバナもそれなりに戦えるはず……？（他の強い人間にくっついて試験を突破した可能性もある）。
「チェンソーマン」東山ノバナとチェンソーマン教会
東山ノバナは伊勢海ハルカについてチェンソーマン教会に入信。
140話ではデンジに教会について案内し、そのぶっ飛んだ説明でデンジをドン引きさせていました。
ざっくり内容をまとめると。
・アメリカが開発した化学兵器で日本の大人の思考力が落ちているため学生がチェンソーマン教会の主体になっている。
・チェンソーマンがアメリカの陰謀を暴いた。
・チェンソーマン教会は学生結婚を推奨しており、信者はチェンソーマン結婚式場の隣の部屋でエッチをし、そのまま結婚する。
・チェンソーマントイレは面白い？
取り敢えずノバナ本人はこの話をすっかり信じ込んでいるようでした。
実際のところ、チェンソーマン教会は製造が禁止されている銃を多数保有するテロ組織でしたが、ノバナ本人はそうした裏の顔については何も知らされていなかった模様。
はっきり言えば騙され利用されていた、ということなのでしょうが……
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