「チェンソーマン」闇の悪魔~マキマをも凌ぐ超越者、宇宙飛行士やカエル、斬り飛ばされた腕の演出がかっこよすぎる!~

 今回はその強烈すぎるストーリーとキャラクターで話題を攫った傑作漫画「チェンソーマン」より、マキマをも凌ぐ最強「闇の悪魔」について解説します。

 闇の悪魔はサンタクロースによって地獄に落とされたデンジたちが遭遇した最強の悪魔の一角。

 地獄で生まれてから一度も死を経験していない「超越者」と呼ばれる存在で、第一部の黒幕であったマキマ(=支配の悪魔)さえ超える、規格外の化け物です。

 その強さだけでなく、登場シーンに登場した宇宙飛行士やカエルなど、アーティスティックな演出でも話題となった闇の悪魔。

 本記事ではその強さの理由や演出(宇宙飛行士など)の意味を中心に、その魅力を深掘りしてまいります。

「チェンソーマン」闇の悪魔とは

地獄に落とされたデンジたちが遭遇した最強の悪魔

 闇の悪魔は世界の刺客編において、サンタクロースが使役する地獄の悪魔によって地獄に落とされたデンジたちが遭遇した最強の悪魔。

 その外見は悪魔の中でも一際グロテスクなデザインとなっており、二本の角が生えた頭部に、複数の人間の上半身が連結された胴体、闇のような衣を纏っています。

 人類が抱く「闇」への拭いようのない恐怖から生まれた悪魔であり、悪魔はどれだけ人がその存在を恐れるかによって能力が上下しますから、闇の悪魔はまさしく桁外れの存在と言えるでしょう。

 作中ではドイツからの刺客であるサンタクロースとの契約を結んでおり、「チェンソーの悪魔の心臓」を対価に「マキマを殺せる力」をサンタクロースに与えています。

「超越者」「根源的恐怖の名前を持つ悪魔」

 闇の悪魔は「超越者」「根源的恐怖の名前を持つ悪魔」と呼ばれる最強の一角。

 そもそも悪魔とは、人の恐怖によって地獄に生まれ、地獄で死ぬことで現世へと転生する存在です(逆に現世で死ねば地獄へ転生する)。

 これはチェンソーの悪魔や現代社会における最強の悪魔と評された銃の悪魔、そして第一部の黒幕マキマ(支配の悪魔)でさえ例外ではなく、少なくとも彼らも一度は地獄で死んでいます。

 しかし悪魔の中には、あまりにも強すぎて地獄で一度も死を経験することがなく、一度も現世へ転生していない者たちが存在しており、「超越者」「根源的恐怖の名前を持つ悪魔」と呼ばれているそうです。

 闇の悪魔もその一角。

 人間が決して克服することができない恐怖の象徴で、強すぎるからこそ現世に現れることがなく、結果的に人の世が守られているというのは、よくできているというか、どこか皮肉な設定ですね


「チェンソーマン」闇の悪魔の強さ(マキマとの比較)

理解することもできない圧倒的な強さ

 闇の悪魔の強さはただただ圧倒的であり、今のところその全容は理解できていません。

 並の悪魔や人間では敵意を向けられた瞬間に死ぬとさえ言われており、実際、作中では公安メンバーや刺客たちの隣を通り過ぎただけで、彼らの腕が斬り飛ばされ宙を舞っていました。

 また、睨んだだけで相手を恐怖により流血させたり、独自の言語のようなものを発して相手を穴だらけにしたり、剣を召喚して相手を貫いたことも。

 闇の中での攻撃は一切通じず、闇の中で瞬時に傷が回復するという能力を闇を操れる本人が有しており、防御面でもほとんど無敵です。

 作中ではビーム暴力の魔人クァンシらがその死力を尽くして挑んでいましたが、全く手も足も出ず一蹴されていました。

闇の悪魔がマキマ(支配の悪魔)よりも強い理由

 闇の悪魔は第一部のラスボスであるマキマ(支配の悪魔)よりも明らかに強いです。

 作中では闇の悪魔に襲われ窮地に陥ったデンジたちを、蜘蛛の悪魔を通じて地獄に現れたマキマが救っていますが、マキマも辛うじて逃げ延びたといった印象でした。

 互いに指差し合い、攻撃する闇の悪魔とマキマ。
 この攻防で闇の悪魔は全身から出血し、マキマは腕をぐちゃぐちゃに捻じ曲げられてしまいます。

 これだけ見れば互角かもしれませんが、マキマは回復能力(=日本国民に攻撃を肩代わりさせる契約)が上手く作用していませんでした。

 地獄では契約が上手く作用しないのか、それとも闇の悪魔の攻撃はそうした契約さえ無効化してしまうのか。

 一方、闇の悪魔の回復能力はまさしく無尽蔵ですから、仮にマキマの回復能力(日本国民の命を利用した残機)が有効だったとしても、削り合いになればマキマが敗北していたでしょう。

 マキマは支配した人形を通じて地獄の悪魔と契約し、辛うじて闇の悪魔のいる地獄から逃走に成功しています。

 マキマクラスであれば、超越者たる闇の悪魔相手でも「手も足も出ない」ほど力の差があるわけではありませんが、かといってマキマに勝ち目がないことも確かです。


「チェンソーマン」宇宙飛行士やカエル、斬り飛ばされた腕の意味

アーティスティックでかっこよすぎる登場シーンとその意味

 闇の悪魔はその登場シーンが非常にアーティスティックでかっこよすぎると、ファンの間で話題になっています。

 天を覆う無数のドアの一つから零れ落ちる闇。

 印象的なカエルの鳴き声。

 胴体を上下に真っ二つにされ、合掌する11人の宇宙飛行士たちの亡骸で作られた道の奥から、ゆっくりと闇の悪魔がその姿を現します。

 この演出には様々な考察がなされており、例えば「11人」という宇宙飛行士の数は、チェンソーマンの舞台である1997年までに宇宙で亡くなった人の数と合致します。

 その合掌の様と合わせ、宇宙という絶対的な「闇」の前では、人はただ祈りを捧げることしかできず、そしてその祈りを無惨に引き裂かれる無力な存在だということを象徴していると推察されていました。

 また、カエルは暗闇でも色を見分けられる特殊な生き物であり、その鳴き声は闇の中に響き渡る音の象徴。

 闇の前では人間などカエルにも劣る存在であることを表しているのだという考察もあります。

 ちなみに、この「地獄のカエル」は僅か2コマの登場にも関わらず、第2回人気投票で45位にランクインしていました。

腕で作った文字はマキマへの挑発?

 闇の悪魔がアキパワーたちの腕を切り飛ばした際、その宙を舞う腕が「MAKIMA」と読めることも話題となっていました。

 マキマ自身も、闇の悪魔が自分を挑発していると発言しており、闇の悪魔とマキマ(=支配の悪魔)の間には何らか因縁があることがうかがえます。

 あるいはサンタクロースと契約し彼女に「マキマを殺せる力」を与えたことも、何らか意図あってのことだったのかもしれません。

 このあたりの事情については第一部では触れられず仕舞いでしたが、ポチタやマキマの過去と併せ、第二部でそれが明かされることを期待しましょう。

【まとめ】「チェンソーマン」キャラクター一覧

 



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