「チェンソーマン」クァンシ~4人の魔人を愛人に持つ中国からの刺客、その過去と強さ、悲惨な最期と復活、名言など~

 今回はその強烈すぎるストーリーとキャラクターで話題を攫った傑作漫画「チェンソーマン」より、強さと美しさを兼ね備えた最強の刺客「クァンシ」について解説します。

 クァンシはデンジの心臓を狙って中国から送り込まれた刺客。

 かつては公安に所属し、最強のデビルハンター岸辺のバディでもあった女性です。

 同性愛者であり、作中では4人の魔人を愛人として侍らせ、彼女たちのためにデンジの心臓奪取を請負いましたが、マキマによって色んな意味で悲惨な結末を迎えてしまいました。

 本記事ではクァンシの過去と強さ、4人の魔人やその最期・復活について語ってまいります。

「チェンソーマン」クァンシのプロフィール

中国から送り込まれた最強の刺客、中国語での名前は「狂喜」

 クァンシはデンジの心臓を狙って中国から送り込まれた刺客です。

 外見は右目を眼帯で覆い隠した銀髪のうら若き美女。

 常にクールで気だるげな雰囲気を漂わせていますが、感情を表に出すのが苦手なだけで、実際は非常に情の深い女性です。

 生粋の同性愛者であり、作中では4人の女性の魔人を愛人として侍らせています。

 しかしそうした乱れた性癖の割には、一人一人の女性に対して非常に真摯に向き合っており、ハーレムの主というより女性たちを守る騎士のような印象が強いですね。

 ちなみにクァンシの名前を中国語に直すと「狂喜」。

 喜びどころか無表情で全く感情を表に出さない彼女とは似つかわしくない名前ですが、あるいはこの言葉こそが彼女の内面を表していたのかもしれません。

「この世でハッピーに生きるコツは」
「無知で馬鹿のまま生きる事」

岸辺の元バディにして最初のデビルハンターと呼ばれた女

 クァンシは元々は公安に所属するデビルハンターで、最強のデビルハンター・岸辺のバディでもあった女性です。

 既に50歳を超えた岸辺とは年齢が釣り合わないように思えますが、クァンシは悪魔と契約した武器人間(詳細は後述)であり、老いることなく今でも若い見た目を保っています。

 正確な年齢は不明ですが、作中では「最初のデビルハンター」とも呼ばれていましたから、実は岸辺と同年代どころか、彼よりずっと年上という可能性もありそうですね。

 岸辺とは少なくとも9年以上に渡ってバディを組んでおり、当時岸辺はずっとクァンシに言い寄っていましたが、結局性癖の壁は越えられず、岸辺の片思いで終わったそうです。

「最近気づいたが私は……」
「女が好きなのかも……しれない」


「チェンソーマン」クァンシの強さ(正体・契約悪魔)

その正体は弓矢の悪魔と契約した武器人間

 クァンシはただの人間ではなく、デンジと同様に悪魔と契約し、同化した武器人間と呼ばれる存在です。

 悪魔や魔人と同様(あるいはそれ以上)に高い不死性を持ち、眼帯に隠された眼窩の矢を引き抜くことで悪魔へと変身することが可能となっています。

 変身すると頭部が無数の矢が生えたような異形に、両腕は弓矢へと変貌。

 凄まじい威力の弓矢を無数に放つことができるようになります。

 流石に現代では「銃の悪魔」のような理不尽さは持ち合わせていないようですが、弓矢は歴史的に見れば長きにわたって戦争の主力として多くの人間を殺してきた武器ですから、悪魔としてもかなり高位の力を持っていそうですね。

近接格闘能力では岸辺も認める人類最強

 単に悪魔の力を使えるだけであれば、クァンシはそれほど恐ろしい存在ではなかったでしょう。

 クァンシの本当に恐ろしいところは、クァンシ本人の圧倒的な戦闘技術。

 特に近接戦においては、岸辺からも「全人類が集まって素手で殴り合う競技があったなら一位」と評されるほどその格闘能力は突出しています。

 作中では悪魔の力を使うことなく、剣技のみで多数のデビルハンターたちを輪切りにしており、敵は自分が斬られたことにさえ気づいていない様子でした。

 このクァンシ自身の技量に加えて悪魔の力が使えるのですから、本当に手が付けられない強さですよね。

 ……まあ、チェンソーマンではそうした「強さ」が何の役にも立たないほど理不尽な化け物が多数存在するわけですが。


「チェンソーマン」クァンシと4人の魔人(百合・愛人)

「お嬢さん方、望みを言ってみなさい」

 クァンシは4人の女性型の魔人を愛人として傍らに侍らせています。

 1:4という歪な形ではありますが、クァンシは彼女たちを一人一人本当に大切にしており、デンジの心臓奪取を請負った条件も、彼女たちに人権と義務教育を与えるというものでした。

 魔人たちの情報は限定的にしか判明していませんが、ここでは明らかとなっている彼女たちの情報について整理しておきます。

ピンツイ(フタクチ)

 ポニーテールがヘビのようになっている少女。

 元になった悪魔については不明。

 4人の中では一番饒舌で理性が高く、かなり嗜虐的な性格の持ち主です。

 ヘビのような髪をメガネのように変形させ、岸辺の契約悪魔や状態を見抜いていたことから、何らか解析能力を持っているようです。

ロン(ツノあり)

 頭部に二本の角が生えた少女で、パワーを黒髪にしたような外見をしています。

 無口ではありますが、会話や意思疎通は可能。

 ただ知能や社会性はあまり高くなく、回転ずしでは皿ごと寿司を食べていました。

 元となった悪魔は不明ですが、その角と炎を吐く能力から「竜の魔人」ではないかと推察されています。

ツギハギ

 全身に縫い目があるゾンビのような見た目の少女。

 一切言葉を発することがなく、普段も机に突っ伏したり、ぼーっとしていてほとんど生気が感じられません。

 作中ではクァンシの眼帯を外して彼女を弓矢の悪魔に変身させていましたが、やったことはそれだけ。

 能力や元となった悪魔など、一切不明となっています。

コスモ(宇宙の魔人)

 脳みそと眼球が飛び出したド派手な見た目の少女。

 「ハロウィン!」としか喋れず、単なる頭のおかしい意味不明キャラかと思いきや、その正体は実は「宇宙の魔人」。

 その能力は「ハロウィン」と声をかけることで、相手に強制的に宇宙の情報を理解させ、その思考の全てを「ハロウィン」で埋め尽くすというもの。

 本気でこの能力を行使すると、相手は完璧にハロウィンのことしか考えられなくなりますが、手加減していると語尾にハロウィンが付く程度で済むようです。

 ちなみに、何故「ハロウィン」なのかは宇宙の謎。


「チェンソーマン」クァンシの最期と復活(マキマ)

マキマを前に即座に降伏しようとするが、愛人と共に首を斬り飛ばされる

 圧倒的な戦闘能力を持ち、ドイツのデビルハンター「サンタクロース」をもデンジたちとの共闘の果てに退けたクァンシ。

 デンジの不意をうってその首を切り落とし、彼女が勝利したかと思われた瞬間、その場に現れたのは岸辺と吉田ヒロフミを引き連れたマキマでした。

 マキマを見るなりその実力差を感じ取ったのか即座に降伏し、愛人たちを殺さないでくれと言うクァンシ。

 しかしマキマは「死体が喋っている」と、クァンシが命乞いしている間に彼女や魔人たちに気づかせることなく、その首を斬り飛ばしていたのです。

 魔人ピンツイがデビルハンターたちにやったこと、言葉をそのままやり返したように。

 全てを掌の上で弄ぶかのように。

後にマキマに操られて復活するが……

「みんな不埒だ……」
「マキマは私が守るから……」

 死亡し、退場したかと思われたクァンシですが、マキマ(=支配の悪魔)に操られ、86話でレゼたちとともに特異5課のメンバーとして再登場しています。

 完全にかつての想いを忘れ、自分が大切にしていた愛人たちを殺したマキマにすり寄るその姿は何とも言い難いものがありました。

 再登場するなりデンジと戦わされ、ずたずたに切り裂かれていたクァンシ。

 ただ、クァンシは限りなく不死に近い存在ですから、この程度であれば生存・復活の可能性は残されています。

 第2部で再登場する可能性はあるのか……まぁ、死んでしまった愛人たちのことを考えると、あるいはこのまま死んだ方がクァンシにとっては幸せかもしれませんが。

【まとめ】「チェンソーマン」キャラクター一覧

 



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