今回は人気ファンタジー「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(以下「ダンまち」)」から、フレイヤ・ファミリアの半小人族(ハーフパルゥム)「ヴァン」について解説します。
ヴァンはオラリオ最大派閥の一角「フレイヤ・ファミリア」の一般構成員。
半小人族という生まれにコンプレックスを抱いており、自分に居場所を与えてくれたフレイヤとファミリアに強い忠誠心を抱く典型的なフレイヤ信者です。
一般構成員の中では特にベルとの絡みが多かったヴァン。
本記事ではそんな彼のプロフィールや強さ、作中での人間関係を中心に解説してまいります。
「ダンまち」ヴァンのプロフィール
基本プロフィール(年齢・二つ名・声優など)
ヴァンは、オラリオ最大派閥の一角「フレイヤ・ファミリア」に所属する半小人族(ハーフパルゥム)の男性冒険者です。
年齢は30歳以上。
外見は青みがかったグレーの髪を天然パーマ風に立たせており、ヒューマンにしては小柄、小人族にしては大柄という微妙な体格をしています。
神々からはそのことを「合法の違法(ショタ・ヴァース)」、「正規の禁忌(ロリ・ジャスティス)」などとネタにされており、本人もそのことに強いコンプレックスを抱いていました。
そんなコンプレックスの裏返しか舐められないように常に圧や口調が強めでイライラしており、あまり余裕がない印象を周囲に与えています。
神々から与えられた二つ名は「石火(フリント)」。
声優は佐藤元さんが担当しています。
フレイヤ・ファミリアの一般構成員
ヴァンはフレイヤ・ファミリアにおいてオッタルやアレン、ヘディン、ヘグニ、ガリバー兄弟のような幹部ではなく一般構成員。
ヘイズのように救護部隊の筆頭な訳でも、ヘルンのように特別にフレイヤの側仕えを許されているわけでもありません。
ただベルとシルのデートの際には二人を監視する護衛部隊の一つで部隊長を務めており、幹部たちに次ぐ位置づけの上位の構成員であることは確かなようです。
「ダンまち」ヴァンの強さ(レベル)
<基本アビリティ> | |
力 | ??? |
耐久 | ??? |
器用 | ??? |
敏捷 | ??? |
魔力 | ??? |
<発展アビリティ> | |
??? | |
<魔法> | |
??? | |
<スキル> | |
??? |
ヴァンのステータスは今のところ公開されていません。
分かっていることはレベル4の上級冒険者であり、同じレベル4だった頃のベルから見ても実力者だということ。
武器は体格に比してやや大きめの剣の二刀流。
フレイヤ・ファミリアでの「洗礼」では良い勝負をしていました(最終的にベルには負けていますが)。
半小人族ということは器用と敏捷が高いタイプなのだと予想されますが、ベルのファイアボルトの直撃を受けても戦闘を継続できるほどのタフネスを持ち合わせています。
ベルもフレイヤ・ファミリアでの「洗礼」を経て高い耐久を獲得していましたので、日々殺し合い同然の戦いを繰り広げるフレイヤ・ファミリア構成員は総じてタフなのかもしれません。
対人戦の技や駆け引きにも長けており、同じレベル4の冒険者の中だと、実力的にはロキ・ファミリアのラウルと良い勝負か、若干強いぐらいではないかと予想されます。
「ダンまち」ヴァンとフレイヤ
ヴァンはフレイヤに心酔し依存する典型的なフレイヤ信者です。
半小人族であることに強いコンプレックスを抱いており、そんな自分を認めてくれたフレイヤと彼女のファミリアに強い忠誠を抱いています。
フレイヤに尽くしたいという想いは本物で、フレイヤがベルに執着する様を見て嫉妬はしても、その忠誠に揺らぎはありません。
ただヴァンたちのそうした忠誠心こそがフレイヤを縛る枷となって結果的に彼女を苦しめており……
「ダンまち」ヴァンとベル・クラネル
ヴァンは他のフレイヤ・ファミリアの団員たちと同様、フレイヤが執着しているベルに嫉妬し、悪感情を向けています。
ただフレイヤの意に反してベルを害するようなことはなく(制裁程度は許容されていると解釈)、フレイヤの魅了によりベルがフレイヤ・ファミリアに加入した際は渋々ではありますがファミリアの先輩としてベルに接していました。
ファミリアの「洗礼」ではベルに他の団員たちと一緒に襲い掛かり、最終的に返り討ちに遭ったことで、表面的にはともかく内心ではある程度ベルのことを認めていた模様。
ベルに戦いの際の癖を指摘するなど、公正な先輩らしい一面も見せていました。
「ダンまち」ヴァンの活躍
ヴァンは当初、ベルとシルのデートを陰から護衛するフレイヤ・ファミリアの団員の一人として登場。
その中でも一際激しくベルに突っかかり、絡みの多いキャラクターの一人として描かれていました。
ベルがフレイヤ・ファミリアに加入してからも接点は多く、それだけにベルがフレイヤ・ファミリアを抜け派閥大戦が引き起こされた際には色々と思うところがあった模様。
派閥大戦では上の指示を無視してベルを待ち伏せ奇襲を仕掛けるも、レベル5にランクアップしていたベルには手も足も出ず一蹴されてしまいます。
その後、目を覚ましたヴァンはベルがオッタルやミアと激闘を繰り広げている光景を目撃し茫然としますが、ベルがかつて自分が指摘した癖を利用してオッタルに一矢報いたシーンでは悔しがりながらも口元が笑っていました。
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