今回は人気ファンタジー「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(以下「ダンまち」)」から、小人族(パルゥム)の魔導士「メリル・ティアー」について解説します。
メリルはヘルメス・ファミリアに所属する小人族の少女。
本編では目立つ存在ではありませんでしたが、「メモリア・フレーゼ」で実装された「ナイツ・オブ・フィアナ」において彼女の前世とされるメイリアが登場し、注目を浴びました。
本記事ではそんなメリルのプロフィールや強さ、作中での活躍や前世メイリアを中心に解説してまいります。
「ダンまち」メリルのプロフィール
基本プロフィール(声優など)
メリル・ティアーはヘルメス・ファミリアに所属する女性冒険者です。
種族は小人族(パルゥム)で年齢は不明。
薄紫色の髪に三角帽をかぶった可愛らしい少女です(見た目が幼いパルゥムかつ老化の遅い冒険者の為、実年齢はそこそこいっている可能性がある)。
性格は内気で控え目。
本編においてはヘルメス・ファミリアの一団員に過ぎず、あまり目立つ存在ではありません。
声優は貫井柚佳さんが担当。
メイリアの来世として名が広まる
メリル・ティアーがファンに注目されるようになった切っ掛けは、「ダンメモ」の5周年記念イベント「ナイツ・オブ・フィアナ」。
ハッキリと明言されているわけではありませんが、初代フィアナ騎士団の女性団員メイリアはメリルの前世であることが示唆されています。
メイリアは「ナイツ・オブ・フィアナ」の第一部で亡くなってしまいますが、見せ場の多いキャラクターで、メリルはこの「メイリアの来世」として名前が広まった形です。
「ダンまち」メリルの強さ(レベル)
<基本アビリティ> | |
力 | ??? |
耐久 | ??? |
器用 | ??? |
敏捷 | ??? |
魔力 | ??? |
<発展アビリティ> | |
【魔導】 | |
<魔法> | |
【リウォ・フレア】 | ・攻撃魔法 ・火属性 |
<スキル> | |
??? |
メリルの詳細なステータスは今のところ不明。
分かっていることはLV2の上級冒険者で、炎属性の魔法を使う魔導士であることだけです。
あくまで一般的なLV2相当の魔導士で、レフィーヤのような馬鹿火力や特殊な魔法などは持ち合わせていません。
ですが大半の冒険者がLV1のまま冒険者としてのキャリアを終えること、また戦いに不向きとされる小人族(パルゥム)であることを考えると、メリルはかなり優秀な部類と言えるでしょうね。
「ダンまち」メリルの活躍(登場回)
メリルの初登場は外伝「ソード・オラトリア」3巻。
フェルズから依頼を受け、アスフィたちヘルメス・ファミリアと共に24階層の食料庫の調査に向かったアイズ。
この時メリルはルルネらと共に調査メンバーに加わっていました。
漫画版では炎の魔法で緑の肉壁を焼き払うなど活躍していましたが、戦いの中でポットとポックという小人族の仲間二人を失っています。
またその後は、第一次クノッソス攻略戦にも参加している姿が描かれていました。
「ダンまち」メリルの前世メイリア
「ナイツ・オブ・フィアナ」第一部に登場
メリルの前世とされ「ナイツ・オブ・フィアナ」第一部に登場したメイリアは、初代フィアナ騎士団の弓使いです。
おっとりした優しい女性で、フィアナ騎士団内では武闘派聖女であるフィアナ(リリルカの前世)を差し置いて「真の聖女」と呼ばれることもありました。
後の二代目フィアナであるディム(フィンの前世)の先輩にあたり、作中ではよく彼を揶揄っている様子が描かれています。
料理の腕前は一級品で、いつかお菓子屋さんを開くのが夢だと語る女性らしい女性。
仲間であるヘルガ(ライラの前世)からは悪女呼ばわりされることもありましたが、ヘルガはそれをメイリアの女性らしさに嫉妬しての発言だと語っています。
グラニアにより非業の死を遂げる
「ナイツ・オブ・フィアナ」の第一部のラストにおいて、メイリアたち初代フィアナ騎士団はグラニア女王(ヴァレッタの前世)に扇動されたコーマック王国の騎士たちによって故郷の森を焼き払われ、ディムを除く全員が死亡しています。
この時メイリアはグラニアによって嬲り殺されながらも、最後の抵抗として悲鳴一つ上げることはなかったそうです。
メイリアの首はグラニアに戦利品として持ち帰られそうになりますが、ヘルガが命懸けでそれを取り戻したため、メイリアの遺体はそれ以上辱められることはありませんでした。
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