「ダンまち」アーニャ~「豊穣の女主人」亭のおバカ猫、その強さ(レベル・歌)と過去、兄・アレン、クロエとのコンビなど~

 今回は人気ファンタジー「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(以下「ダンまち」)」から、おバカ猫「アーニャ・フローメル」について解説します。

 アーニャは「豊穣の女主人」亭で働く猫人(キャットピープル)のウェイトレス。

 リューやシルたちの同僚で、同じ猫人のクロエとはおバカ猫1、2とコンビで扱われることが多く、様々なシーンで物語を賑やかしています。

 ただの能天気キャラかと思いきや実は重たい過去持ちでもあったアーニャ。

 本記事ではそんなアーニャのプロフィールや強さ(レベル・魔法)、兄アレンとの過去などを中心に解説してまいります。

「ダンまち」アーニャのプロフィール

基本プロフィール(年齢・声優など)

 アーニャ・フローメルはミア・グランドが店主を務める酒場「豊穣の女主人」亭で働くウェイトレスです。

 種族は猫人(キャットピープル)で年齢は22歳。

 リューシルたちの同僚であり、クロエルノアと共に従業員の中でも特に癖の強い問題児の一人として認知されています。

 外見は茶髪に小柄な体躯の美少女で、実年齢以上に幼く見えるのが特徴。

 性格は基本的に明るく能天気なおバカキャラ。

 普段は自分を「ミャー」と呼び、語尾に「ニャ」とつける独特の話し方をしていますが、マジメな雰囲気になると普通の喋り方をしているため、単なるキャラ付けの可能性が高そうです(「ニャ」は猫人の訛りという設定もありましたが、どこまでこの設定が生きているのかは怪しいですね)。

 とんでもない音痴ですが本人にその自覚はなく、しばしば自慢の歌声を披露しようとして周囲に止められています。

 声優は西明日香さんが担当。

「フレイヤ・ファミリア」を破門されシルに拾われる

 アーニャ・フローメルは元々は兄と共に「フレイヤ・ファミリア」に所属する冒険者でした。

 「戦車の片割れ(ヴァナ・アルフィ)」の二つ名を持つLV4の実力者でしたが、ある時、兄の深層への遠征に無理矢理付いていき、自身が死にかけた上に兄も巻き込まれて重傷を負う失態をおかしてしまいます。

 それが切っ掛けとなって兄から絶縁され、「フレイヤ・ファミリア」から破門扱いで放逐されてしまったアーニャ(恩恵はそのまま)。

 途方に暮れていたところをシルに拾われ、「豊穣の女主人」亭で働きはじめます。

 いつファミリアを破門されたのかは不明ですが、少なくとも本編開始7年前の「大抗争」の時点では「豊穣の女主人」亭でシルの護衛として闇派閥を蹴散らす姿が目撃されています。

 ちなみに当時は今と違って、人形のように暗い目をしていたそうです。


「ダンまち」アーニャの強さ(レベル・魔法)

「豊穣の女主人」亭従業員の名に恥じぬLV4の槍使い

 アーニャは第一戦こそ退いたもののLV4の第二級冒険者。

 作中でベルたちがピンチに陥った際には、獲物である金色の槍を携え彼らの救援に赴いています。

<基本アビリティ>
???
耐久???
器用???
敏捷???
魔力???
<発展アビリティ>
???
<魔法>
【レミスト・フェリス】・怪音波による異常魔法。
・怪音波を聴いた者の全アビリティを大幅に低下。
・発動後、半日間の要間隔
<スキル>
???

 アーニャの詳しいステータスは公開されていません。

 作中での描写を見る限り、彼女は兄と同じスピードタイプの槍使い。

 同僚で「黒猫」の異名を持つ暗殺者クロエ(LV4)や、「黒拳」の異名を持つ賞金稼ぎルノア(LV4)とも互角に渡り合っていました。

 暗黒期からオラリオ随一の安全地帯と呼ばれ、闇派閥も手を出せなかった「豊穣の女主人」亭従業員の名に恥じぬ実力者と言えるでしょう。

魔法の域に達した音痴=状態異常攻撃

 アーニャの魔法【レミスト・フェリス】は一度使用すると再使用に半日間のインターバルが必要な上、敵味方を問わず効果を及ぼしてしまう扱いどころの難しい魔法ですが、その効果は極めて強力。

 平たく言えば、魔法の域に達した音痴、怪音波による状態異常攻撃です。

 彼女が放つ怪音波を聴いてしまった者は赤い魔力の光に包まれ、スキルや魔法、発展アビリティを含めた全アビリティ能力が大幅に低下。

 「耐異常」の発展アビリティも阻害するため、毒を使用するクロエとのシナジー効果は抜群です。

 防ぐには対アルフィア用に製作された専用の耳栓が必須。

 魔法の発現には本人の資質や経験が影響すると言いますから、まさに音痴が極まったが故の魔法と言えるでしょう。


「ダンまち」アーニャとクロエ

 前述した通り、アーニャとクロエは「豊穣の女主人」亭の同僚であり、同じ猫人であることから、同僚たちからおバカ猫1、2と呼ばれる迷コンビです。

 アーニャがボケでクロエがツッコミ役を担うことが多いものの、好き放題やっているのはどちらも一緒。

 作中ではしばしば調子に乗ってやらかしては、周囲から折檻を受けています。

 スマホゲームの「メモリア・フレーゼ」ではアーニャが探偵を名乗って好き勝手やることもありますが、当然のことながら彼女に探偵適性はありません。

 アニメではwebサイトでの次回予告を担当。

 ただこちらはアーニャとクロエというより、むしろ中の人たちがパーソナリティを務めるラジオ番組に近いと話題。

「ダンまち」アーニャとアレン(過去)

 アーニャの兄は、フレイヤ・ファミリアの副団長にして都市最速と呼ばれるLV6の冒険者アレン・フローメル

 アーニャはアレンを「兄様」と呼んでいます。

 二人は幼い頃、隻眼の黒竜に故郷を滅ぼされて両親を失い、二人きりで彷徨っていたところをフレイヤに見いだされ彼女の眷属となりました。

 幼い頃はアーニャはいつもアレンについて回り、共に戦場を駆けていましたが、戦士として頭角を現すアレンにアーニャはついて行けず徐々に足手まといとなっていきます

 それでも独りになりたくないと必死に追いすがり、深層遠征に無理矢理ついて行った結果、自身が死にかけただけでなく、巻き込まれたアレンも重傷を負ってしまうことに。

 アーニャはアレンから絶縁され、フレイヤ・ファミリアを破門扱いとなってしまいます。

 そうした経緯からアーニャはアレンの前では普段の明るさはなりを潜め、彼に怒鳴られただけで委縮してしまうほど。

 

 ただアレンは決してアーニャを嫌っているわけではなく、実際の彼は極度のシスコン。

 アーニャを絶縁したのも、このままアーニャが自分についてくればいつかアーニャが死んでしまうと確信したため、止むを得ず捨てることを決断したことが判明しています。

 派閥大戦ではこの二人が真っ向から激突。

 この兄妹喧嘩を経て吹っ切れたアーニャは以降「兄様とお話ししてちゃんと家族に戻るのニャー!」とノリノリでアレンに付きまとっています。

 この二人が家族に戻る日はそう遠くないことでしょう。

【まとめ】「ダンまち」キャラクター一覧



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