今回は言わずと知れた大人気漫画「呪術廻戦」から、過去編に登場した要注意人物「孔時雨（こんしう）」について解説します。
孔時雨は”術師殺し”こと伏黒甚爾に星漿体暗殺を仲介した張本人。
決してメインキャラクターというわけではないのですが、作者から「芥見的過去編一カッコイイ」と自画自賛されたダンディなルックスと危険な香りにより過去編では強烈な存在感を放っていました。
伏黒甚爾だけでなく、後の夏油傑の活動にも関わっていた孔時雨。
本記事ではそんな彼のプロフィールや人間関係を中心に解説してまいります。
「呪術廻戦」孔時雨（こんしう）のプロフィール
引用元：『呪術廻戦』人気投票
基本プロフィール（年齢、趣味、ストレスなど）
| 年齢 | 不明 |
| 所属 | 不明 |
| 趣味 | 熱帯魚 |
| 好きな食べ物 | タバコ・チーズ |
| 苦手な食べ物 | 黒豆 |
| ストレス | 接待 |
| 声優 | 安元洋貴 |
孔時雨（こんしう）は本編開始の12年前、五条悟たちの高専時代を描いた過去編に登場した男性です。
韓国籍の元刑事でハングル語表記では「공 시우」。
名前の由来は「『ピンポン』のチャイナ」、外見は「『マ・ドンソク』を細くした感じ」と感覚映画が好きな芥見先生の趣味をふんだんに詰め込んだキャラクター。
芥見先生からは「芥見的過去編一カッコイイ男」と自画自賛されていました。
非常にダーティーかつ危険な雰囲気漂う大人の男。
作中では呪術関連の裏の仕事の仲介などを行っています。
術式は持ってない（見えるだけ）
孔時雨（こんしう）は術式を持っていません。
公式ファンブックによると呪霊が見えるだけの人間という位置付け。
戦闘シーンはなかったため戦闘能力の有無については不明ですが、雰囲気からすると呪力操作など最低限の技術は備えていそうな気がしますね。
「呪術廻戦」孔時雨（こんしう）と伏黒甚爾 （過去編）
伏黒甚爾（パパ黒）とは10年以上の付き合い
孔時雨（こんしう）は伏黒甚爾（パパ黒）とは裏の仲介屋と殺し屋という関係性。
プライベートでも交流があり、その付き合いは10年以上になるそうです。
甚爾の息子の伏黒恵とも面識がありますが、恵は当時小さかったのでそのことを覚えていません。
甚爾とは非常に気安い間柄で伏黒家の事情についてもある程度把握しているようですが、甚爾とはドライな関係を維持。
「オマエと関わるのはな」
「仕事か地獄でだけって」
「決めてんだよ」
と、語っていました。
星漿体暗殺を仲介した張本人
孔時雨（こんしう）は伏黒甚爾に盤星教からの星漿体（天内理子）暗殺依頼を仲介した張本人です。
ある意味で、彼がいなければあの悲劇は起きなかったとも言えますね。
作中ではただ甚爾に仕事を仲介して終わりではなく、甚爾の指示で星漿体に懸賞金をかけたり、誘拐した黒井美里を沖縄に運んだりと、五条たちの体力や精神力の”削り”を手伝っていました。
なお、黒井美里に関しては、彼女を攫った甚爾からは「適当に遠くに運んで適当に殺せ」と指示されていましたが、メイド救出失敗の緊張より成功の緩みの方が”削り”として有効と判断し、黒井は殺されることなく沖縄に運ばれ、解放されています。
「呪術廻戦」孔時雨（こんしう）と夏油傑
孔時雨（こんしう）は伏黒甚爾の死後、過去編のラストで夏油傑の協力者としても登場しています。
呪詛師に堕ち、呪いと金を集めるための母体を必要としていた夏油。
孔時雨はそんな夏油に、かつて天内理子暗殺を依頼した盤星教（正確には表向き解体されたあとの別団体）を仲介。
盤星教の各支部長、代表役員、会長、その他太客を集め、夏油が新たな宗教団体を設立するために盤星教の地盤を乗っ取る手伝いをしていました。
夏油からすれば非術師の団体であり天内理子暗殺を依頼した盤星教は勿論、その仲介をした孔時雨も敵に違いないはずですが、孔時雨に関しては割り切って利用することにした、ということなんでしょうかね（暗殺依頼の首謀者をはきっちり始末してましたけど）。
「呪術廻戦」孔時雨（こんしう）の現在（冥冥の関係者？）
孔時雨（こんしう）がその後（現在）どうなったかについては現時点で謎のままとなっています。
過去編の後は一切姿を見せておらず、あるいは夏油に利用済みとして始末された可能性も否定できません。
まあ、立ち回りが上手い男なので、多分生きてはいるだろうと思いますけどね。
ちなみにファンの間で噂されているのが、渋谷事変のラストでマレーシアに憂憂の術式で避難した冥冥、その電話相手が孔時雨ではないかというもの。
アメリカにいる可能性があって（＝海外で活動している呪術関係者は少ない）、守銭奴の冥冥と相性の良さそうな相手と言えばやはり孔時雨が頭をよぎりますよね。
今後、作中で孔時雨の現在が語られることはあるのか……
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