「呪術廻戦」九十九由基~味方ではない? 謎に包まれた能力、術式、東堂や天元、虎杖との関係、声優は~

 今回は言わずと知れた大人気漫画「呪術廻戦」から、謎に包まれた特級術師「九十九 由基(つくも ゆき)」について解説したいと思います。

 物語序盤では過去編、回想にのみ登場してきましたが、渋谷事変のラストでとうとうメインストーリーに姿を現した九十九。未だ謎の多い九十九というキャラクターについて、現時点で判明している情報をまとめ、考察していきたいと思います。

呪術廻戦、九十九由基ってどんな奴?(ネタバレ注意)

基本プロフィール(声優含む)、謎に包まれた陽気な特級術師

誕生日不明
所属不明(一応呪術高専に籍は残ってそう)
趣味・特技バイク
ストレス任務
声優日髙のり子

 九十九由基は4人の特級術師(夏油が死亡したので現状3人)の1人でありながら、任務も受けず各地を飛び回っているという謎の人物

 初登場では京都校の東堂葵の回想シーンに一瞬だけ姿を見せ、続く11年前の過去編で高専時代の夏油傑と対話し、ようやくその名が登場します。

 登場シーンはほとんどないにも関わらず、その謎めいたキャラクターで読者をざわつかせ、黒幕説をはじめとした様々な考察がネット上に飛び交っていました。

 外見は色素の薄い髪と涙袋が特徴的な尻とタッパがでかい美女。年齢は外見からは分かりにくいですが、30代半ば程度と推察されます。

 性格は一見すると陽気で天真爛漫ですが、同時に怜悧な研究者としての一面を併せ持っており、その内心を推し量ることは難しく、未だ完全な味方とも言えない状態です。

 呪霊を祓うという「対処療法」ではなく、呪霊が生まれない世の中をつくる「原因療法」を行いたいと、呪術高専とはやや方針を異にしている様子ですが……(詳細は後述)。

その強さ、能力、術式、領域展開は使える?

 さて、最も古株の特級術師として名が知れ渡っている九十九ですが、今のことろ作中で実際に戦ったことはなく、その能力や術式は判明していません

 東堂の回想シーンや渋谷事変のラストでは式神、あるいは呪霊のようなものを連れていたため、それに関係した術式を持っているのではという考察もありますが、別に術式を用いなくとも簡単な式神を使うことはできるようですし、呪霊を飼いならしていた例もあります。

 弟子である東堂が簡易領域を使っているので、恐らくそれは九十九も使えるのだろうな、というぐらい。

 領域展開についても、別に特級術師だから使えないといけないというものでもありません。実際、特級術師で使えると判明しているのは五条悟ぐらいですしね。

 九十九は立ち位置的に研究者に近いようですから、何か規格外のものを創り出すような能力、技術で特級に認定されたとか、そういう設定の方がイメージに合っていそうな気はするのですが……


呪術廻戦、九十九由基が物語に与えた影響、その目的

夏油傑が呪詛師となったきっかけの一つ

 九十九はメインストーリーに登場する前から物語に大きな影響を与えています。

 その最たるものが、夏油傑が呪詛師へ墜ちたこと、彼に非術師を皆殺しにすればいいという「気付き」を与えてしまったことです。

 11年前、様々な出来事がきっかけで「呪術は非術師を守るためにある」という正論を信じきれなくなっていた夏油に、九十九は呪霊をこの世から消すための原因療法について語ります。

 その方法の一つが「全人類が呪術師になれば呪霊は生まれない」というもの。

 その発想が夏油の心に「非術師を皆殺しにすればいい」という可能性を生み、そして実際に夏油がその結論に至る契機となってしまうのです。

渋谷事変ではラルゥと共に虎杖たちを救う、が「すまない。あの時迷った」

 渋谷事変のラストでとうとう登場し、虎杖たちを偽夏油(羂索)から救った九十九ですが、この時彼女は、

「すまない。あのとき迷った」
「ここまで事態が進んでしまったのであれば、一度泳がせて様子を見るべきなのではと」

 と発言しています。

 九十九の願いは世界から呪霊をなくしたいだけ。
 本人も言っていますが、別に虎杖たちの味方というわけではないんですね。

 恐らくこの時九十九は、偽夏油(羂索)の企みが、あるいは自分の望みのために利用できるのでは、と考えていたのでしょう。

 ①全人類から呪力をなくす
 ②全人類を呪術師にする

 九十九はそのいずれかの手段で呪霊を無くそうとしていました。それは、最終目的はともかく、手段としては偽夏油(羂索)がやろうとしていることと非常に似通っているのです。

 九十九の今の本命は①ですが、11年前の本命は②で、②は方法論としては偽夏油(羂索)とほぼ同様ということですね。

 まあ、九十九は偽夏油(羂索)ほど狂ってはいないので(自称)、②の問題点に気づき、今のところ虎杖たちに強力してくれてはいるようですが……

 ちなみに、元夏油一派であったラルゥ(マッチョで胸にハートマークがあるオカマ)は、渋谷事変のラストでしれっと九十九の仲間になっていたことが判明しました。

 まあ、変人同士気が合ったんでしょう(投げやり)。


呪術廻戦、九十九由基の関係者?(東堂、虎杖、天元)

東堂葵の師匠、口癖と女の好みの由来

 九十九は東堂葵の師匠です。

 東堂が小3の時、河原で高校生をボコっていた東堂に「ナイスファイト!」と声をかけ、そのまま呪術師としてスカウトしたようです。

ちなみに東堂の口癖である「どんな女が好みだ?」は、九十九由来であり、スカウトの際にも九十九は東堂に「どんな女が好みかな?」と尋ねています。

 つまり、東堂のいかれ具合の何割かは九十九由来ということですね。

 更に言うなら、東堂の好みである「尻とタッパのでかい女」というのは、九十九そのものです。

 ……この二人の現在の絡みと関係が見てみたいな。

虎杖の母親(黒幕)説も流れたが?

 ちなみに九十九には、羂索の存在が明かされるまでは、虎杖の母親(=黒幕)説も流れていました

 その理由というのが、九十九の設定上の怪しさと目の下の線。

 目の下の線が虎杖のデザインと似通っているからと、きっと親子に違いないと考察するファンが多数いたのですが、実際はただの涙袋で関係ないと芥見先生が明言

 虎杖の母親も恐らく羂索であることが明かされ、この親子の組み合わせは幻となったのです。

天元との関係、拒絶される理由

 九十九と言えば一番謎めいているのが天元との関係でしょう。

 天元は日本呪術界の根幹をなす、人というよりシステムに近い存在で、九十九とは以前から面識があることが明かされています。

 天元は普段は結界の奥に引きこもっていて姿を見せませんが渋谷事変後、虎杖たちは九十九と共に天元に会いに行っています。

 この時九十九は、最初天元が姿を見せなかったことから、自分が天元に拒絶されているのではと考えていました。
 実際、天元が九十九のことを警戒していたのは確かでしょう。

 そもそも、羂索だけでなく、九十九もまたその目的を果たすためには天元を利用せざるを得ないと考えていた時期があり、天元からすればどちらも危険な存在に変わりはないのです。

 一応、天元も現時点では九十九に危険は少ないと判断し、護衛として九十九を傍に置くことを決めたようですが……何か、軽率な気がしなくもありません。

 九十九を信じたいけど……そんな簡単に警戒を緩めていいものかなぁ?

【まとめ】「呪術廻戦」キャラクター考察wiki



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