今回はジャンプスクエアで連載中の大人気漫画「ワールドトリガー」から、ガールズチーム那須隊のまとめ役「熊谷 友子(くまがい ゆうこ)」を紹介します。
ワールドトリガーは異世界からの侵略者「ネイバー」と、それに対抗する防衛機関「ボーダー」との戦いを描いたSFアクション群像劇です。
熊谷は主人公たち玉狛第二のB級ランク戦前半のライバルとして登場しましたが、同時に那須や村上といった強キャラが参戦したため、その影は薄くなりがち。
しかし、その能力や立ち回りはチーム戦で高く評価されており、女の子としても実はかなりハイスペックなんですよ。
ワールドトリガー、熊谷友子のプロフィール(声優含む)
女子キャラ屈指の長身、バストサイズを持つ女傑「熊ちゃん」
ボジション | アタッカー(B級部隊 那須隊所属) |
年齢 | 17歳 |
誕生日 | 4月14日 |
身長 | 171cm |
血液型 | O型 |
星座 | はやぶさ座 |
職業 | 高校生 |
好きなもの | りんご、肉うどん、スポーツ全般 |
声優 | 庄司宇芽香 |
熊谷はB級部隊那須隊に所属するアタッカーで、B級ランク戦第3ラウンドから登場しました。
長身で男前な雰囲気漂う少女で、恐らく女子高にいたら非常にモテるだろうタイプです(もちろん共学でも普通にモテるでしょうけど)。
作画アシスタントからも高い人気を得ており、葦原先生が頼んでもいないのに執拗に胸の影トーンが貼り込まれ、女子キャラ屈指のバストサイズを持つに至ったというエピソードの持ち主でもあります。
見た目通り快活でサッパリした性格をしており、休日は男子(柿崎、歌川)も交えてバスケをすることも多いのだとか。
男女どちらからも親しまれる人格者で、しばしば「熊ちゃん」とかわいい呼び方をされています。
迅のセクハラもパンチ一発、太刀川の読み間違いも許容する度量の広さ
熊谷の初登場はセクハラエリート迅悠一にお尻を触られるというものでした。
熊谷はかなり頻繁にセクハラ被害に遭っているらしく「いい加減にしないとガチで訴えますよ」と発言しているものの、迅へのパンチ一発でその場を収めています。
そうやって訴えようとしない間は迅も(未来視で安全確認して)セクハラを辞めないんですけど……まあ、これも熊谷の度量の広さなのかな。
ちなみに熊谷は若気の至りか、かつて一瞬だけ迅のことをかっこいいと思ったことがあったのだとか。
迅がセクハラをしているのは、ひょっとしたら彼女に一線を引くという意味合いがあったのかもしれませんね。
また、この他にも熊谷の度量の広さを示すエピソードとして、アタッカー1位、太刀川から「くま」と呼ばれていることがあります。
これ実は、太刀川が6回連続で「熊谷」を読み間違え、その結果辛うじて読める「くま」とだけ呼ぶようになったのだとか。
漢字もろくに読めない大学生(太刀川)と、それを許容する女子高生(熊谷)、実に懐が広いですねぇ。
ワールドトリガー、熊谷友子の強さ
堅実な捌き、受け太刀の名手、メテオラと相性「良」
トリオン | 5 |
攻撃 | 6 |
防御・援護 | 8 |
機動 | 7 |
技術 | 8 |
射程 | 3 |
指揮 | 4 |
特殊戦術 | 2 |
合計 | 43 |
これが熊谷のパラメーターです。アタッカーとしては珍しく攻撃よりも防御の値の方が高くなっていますね。
基本的にアタッカーは点取り屋なので、先に切ったもん勝ち。
大半が攻撃に特化しています(例外はサイドエフェクト持ちの迅や村上)。
しかし熊谷は刀型のブレードトリガー「弧月」による捌き、受け太刀を得意とする珍しいタイプのアタッカーで、弧月も手を切らないよう鍔をつけた特注品を使っています。
熊谷はこの受け太刀の技術に関しては、太刀川ら上位アタッカーからの評価も非常に高いのですが、逆に攻撃面は凡庸で、個人ポイントもそれほど高くありません。
B級ランク戦ラウンド3で初めて使用したメテオラ(炸裂弾)との相性が意外によかったので、今後それをどう攻撃に絡めていけるかが成長のカギとなってきそうです。
那須隊ではタンク(護衛)役、得点力は低いが堅実にチームに貢献
そもそも熊谷の能力が防御に偏っているのは、那須隊に那須玲という点が取れるエースシューターがいたことも原因の一つでしょう。
通常はアタッカーが点取り屋、射程はあっても攻撃力が低いシューターはサポートに回ることが多いのですが、那須はその高いセンスと機動力で自ら点を取れる珍しいタイプのシューターでした。
結果、チームとして那須の能力を活かすため、熊谷は那須の護衛に回ることが多くなり、防御能力に特化していったということなのだと思います。
それ自体は正しい選択であり、実際、熊谷はランク戦で自ら点を取ることは少ないものの、堅実にチームの得点に貢献しています。
ただ、那須隊の欠点としては、隊長の那須がエースでもあるため、指揮が疎かになりがちなこと。今後、熊谷が指揮を代行できるようになれば、より那須隊は躍進しそうな気がしますね。
ワールドトリガー、熊谷友子の人間関係
那須隊の実質的なまとめ役
那須隊は、隊長こそ那須が務めていますが、そのメンバーを集めたのは熊谷です。
オペレーターの志岐小夜子をスカウトしたのは熊谷ですし、スナイパーの日浦茜も、日浦の兄が熊谷の同級生という繋がりで那須隊に入っています。
作中で言及こそされていませんが、多分、元々友人だった那須のために、熊谷がメンバーを集めたんでしょうね。
那須も熊谷に対し強い信頼を向けていますし、チームの精神的支柱は熊谷なんでしょう。
日浦茜の兄の片思いの相手
熊谷は普通にモテます。
美形揃いのボーダー隊員の中では決して目立つ存在ではありませんが、実はそのモテ度合いはかなり上位に位置します。
単純なルックスだけじゃなく、その性格とか親しみやすさもあるんでしょうね。
そして作中では登場していませんが、日浦茜の兄は熊谷の同級生であり、熊谷に片思いをしていることが明らかになっています。
恐らくそれもあって日浦茜は那須隊に入ったのでしょうが(日浦茜は兄の想いを知りません)、そうなると日浦兄は自分の恋のために妹をボーダーに売ったことになるのか?
それとも妹がボーダーに入りたいという話を聞いて、これ幸いと熊谷に話しかけたのか……
どちらにせよ、日浦家は春から三門市を離れています。兄も結局熊谷に想いを告げることができないまま転校してしまいました(Q&Aで判明)。
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