今回は「ヤングジャンプ」で連載中の「ジャンケットバンク」より、礼儀にうるさい暴力紳士「黒光 正巳(くろみつ まさみ)」について解説します。
黒光正巳はカラス銀行特別業務部0課「特別債権管理課」に所属する主任銀行員。
作中では主にカラス銀行の暴力部分を担当する怖いおじさま。
ダーティーで危ない雰囲気とウェットにとんだ言い回しが特徴です。
本記事では黒光正巳のプロフィールや登場話(初登場・何話)、人間関係などを中心に解説してまいります。
目次
「ジャンケットバンク」黒光正巳のプロフィール
引用元:田中一行/『ジャンケットバンク』
基本プロフィール(年齢、誕生日など)
| 年齢 | 43歳 |
| 誕生日 | 9月6日 |
| 身長 | 182cm |
| 体重 | 72kg |
| 血液型 | A型 |
| 趣味 | 掃除・洗濯 |
| 好物 | ラムネ(飲料) |
| 犯罪歴 | あり |
| 所属 | 特別業務部0課 |
| 特記事項 | 対応する際は礼儀作法に注意 |
黒光正巳はカラス銀行特別業務部0課通称「特別債権管理課」に在籍する行員。
主任として黒光班を率い、ギャンブルに負けて債務を払えなくなりオークション送りになったモノの管理を行っています。
外見はちょび髭をはやした白髪の紳士。
基本的に人には敬意を払い尊重する礼儀正しい人物ですが、債務者は人ではなくその限りではありません。
カラス銀行の暴力を担当する存在で、武闘派揃いの銀行員の中でも別格のヤバさと殺意を有しています。
特別業務部0課「特別債権管理課」とは?
カラス銀行の「特別業務部」は裏の賭場に関わる部署であり、その中でも黒光正巳が所属する0課「特別債権管理課」はギャンブルで身を持ち崩した債務者の管理を行っています。
債務者となった者はその身柄を抑えられ、オークションにかけられて変態的な金持ちやギャンブラーなどに買われることに。
なお、この債務者にはギャンブラーだけでなく、キャリアを払えなくなった銀行員も含まれます。
「特0」は債務者となった者の身柄の差し押さえや運搬、売却などを担当。
債務者は当然必死になって抵抗しますので、「特0」は暴力を以って彼らを制圧する武闘派です。
ちなみに彼らは円滑な輸送の為には商品の20%までを破棄する権限を与えられており、簡単に言えば全体の20%以内の損害に収まるなら債務者を傷つけようが殺そうが構わないません。
こうした事情もあり、彼らは銀行内で「特別業務部最悪の課」と評されています。
「ジャンケットバンク」黒光正巳は礼儀にうるさい
黒光正巳は銀行の暴力を担当する存在ですが、同時にとても礼儀正しい人物でもあります。
債務者となっていないギャンブラーや銀行員には敬意を払って対応しており、年下から「おじさん」呼ばわりされても恭しく丁寧に接していました。
暴力的な役割を担っているからこそ、普段は過剰に自分を律している、ということなもかもしれませんね。
また自分自身が礼儀正しいからこそ、人間ではない債務者の無礼には厳しく、作中では弁えていない態度をとった債務者を躊躇いなく殺害していました。
「ジャンケットバンク」黒光正巳と黒光班
黒光正巳率いる黒光班で現在判明しているメンバーは二人。
礼儀正しい黒光も部下に対してはかなり砕けた態度をとっています。
森小夜子
ゴスロリ風の衣装に身を包んだ若い女性。
かわいらしい見た目をしているが、商品の廃棄率がとても高いらしい。
丸尾義経
麻呂眉の気だるげな雰囲気の青年。
とても無口で、何か月も喋らないことがあるそう。
また現役のこの二人以外にも、現在「特4」の伊藤班に所属している蔵木慎之介が元「特0」の行員であったことが判明しています。
「ジャンケットバンク」黒光正巳の登場話
御手洗の配送準備で初登場(58~59話)
黒光正巳の初登場は58話。
伊藤班の昼間との賭けに負けてキャリアをすべて失い債務者落ちした御手洗をオークションに移送するために現れたのがこの黒光正巳です。
債務者のカタログを作る為自己紹介をさせる際、ごねた他の債務者の首をあっさりナイフで突き刺し、
「ガンを治せとか新しい星を発見しろなんて言ってない」
「自己紹介するだけでいいんだよ」
と独特の言い回しで彼らを脅して調教。
初登場で隠すことなくそのヤバさを見せつけてくれました。
なお、債務者相手でもルールや契約にはとても真摯で、70話では御手洗と朔京治が交わした契約を、動けない朔に代わって成立させています。
ゲームの逃亡阻止や処分も担当
債権管理を担当する黒光正巳は、その後も銀行やVIPを脅してしまったギャンブラーの捕獲や処理のために登場(100~101話)。
また112話では1ヘッド(どちらかが必ず死ぬ)のゲームで万一両プレイヤーが生き残った場合の死刑執行役としてコックさんのコスプレをして登場したこともあります。
さすがにこれには黒光も「これ俺の仕事か?」と不満そうでした。
「Ez Mode(イージーモード)」編の怖いおじさん
191話から始まる「Ez Mode(イージーモード)」編では、叶黎明と黒光正巳が写ったヤバイ写真を脅迫に使ってしまったタレントチーム「Ez Mode(イージーモード)」を〆る怖いおじさんとして登場。
自分が脅迫の材料に使われていたことにキレていた黒光正巳は叶黎明と真経津フレンズに同行。
「Ez Mode(イージーモード)」が金で雇っていた反社を話し合いでお引き取り願い、「Ez Mode(イージーモード)」を物理的に追い詰めていました。



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