今回は「ヤングジャンプ」で連載中の「ジャンケットバンク」より、「賭けません?」が口癖「蔵木 慎之介(くらき しんのすけ)」について解説します。
蔵木慎之介はカラス銀行特別審査課(通称「特4」)において伊藤吉兆率いる伊藤班の所属の銀行員です。
長身でお目目パッチリの、いかにもヤベー雰囲気を漂わせた男で、コミカルで人間味の無い言動が特徴。
有能なのか天然なのか判断がつきづらい謎の男。
本記事ではそんな蔵木慎之介のプロフィールや人間関係、作中動向を中心に解説してまいります。
目次
「ジャンケットバンク」蔵木慎之介のプロフィール
引用元:田中一行/『ジャンケットバンク』
基本プロフィール(年齢、誕生日など)
年齢 | 30歳 |
誕生日 | 9月18日 |
身長 | 186cm |
体重 | 81kg |
血液型 | B型 |
趣味 | ハム・ソーセージ作り |
好物 | 子ども用歯磨き粉 |
犯罪歴 | あり |
特記事項 | 検閲済 |
蔵木慎之介はカラス銀行特別業務部4課、通称「特4」に所属する銀行員。
「特4」でも主人公の真経津たち(の担当権を持つ宇佐美班)と対立する伊藤班に所属しています。
外見は張り付いたような笑顔と七三分けが特徴のガタイの良い男性で、パッチリお目目と首から覗くタトゥーがトレードマーク。
「賭けません?」が口癖ですが、そもそも賭けにならない内容であることが多く、実際に賭けが成立したケースは僅か。
一見感情の壊れた不気味な男のようですが、意外と感情表現豊かだったりと、アクの強い本作の登場人物の中でも特にキャラが掴みにくい人間の一人です。
元0課(特別債権管理課)出身
蔵木慎之介は「特4」に来る前、特別融資を返済できず債務者落ちした者たちを管理する特別債権管理課、通称「特0」にいたことが分かっています。
逃亡しようとするギャンブラーを始末したり、主に銀行の暴力的な部分を一手に担っている部署ですね。
感情を見せず淡々と暴力を行使できる蔵木慎之介は「特0」の行員としてはかなり優秀だった模様。
「特0」の黒光主任からは「いい加減戻ってくる気になんねぇのか?」と声をかけられていましたが、蔵木は「イヤですよ あんなホワイトな職場」と即答しています。
「ジャンケットバンク」蔵木慎之介と伊藤班
蔵木慎之介は伊藤班の中では主任の伊藤吉兆(28歳)含めて最年長(と言っても30歳と若いですが)。
伊藤吉兆のことはボスと呼び、自分を過不足なく使い潰してくれる存在として忠実に仕えています。
昼間からは時折毒を吐かれていますが、蔵木はいつも楽しそうに昼間に賭けを持ち掛けています。
土屋田謙介のことは記憶か認知に異常があるのではと通院を勧めるなど、そのバカさ加減を見下していますが、土屋田の方はそのことを全く気にしていません。
「ジャンケットバンク」蔵木慎之介とギャンブラー
「特4」の行員たちはそれぞれ担当するギャンブラーを持ち賭けを主催しており、行員とギャンブラーたちの関係性もこの作品の魅力の一つ。
ただ蔵木慎之介は今のところギャンブラーと深い繋がりのようなものは見えてこず、ギャンブラーとは極めてビジネスライクな関係であることが見て取れます。
漆原はそうした蔵木の割り切った考え方を気に入っていたようですが、眞鍋瑚太郎とはほぼほぼ没交渉。
行員とギャンブラーは賭けの内容にもよりますが一蓮托生の側面が強いため、ここまでコミュニケーションが欠如した関係性は珍しいです。
「ジャンケットバンク」蔵木慎之介は天然?
蔵木慎之介の言動はかなり天然気味です。
何かにつけて「賭けません?」と言い出すこともそうですが、結構うっかりしていることも。
真経津晨と叶黎明が対決した「アンハッピー・ホーリーグレイル」の司会進行を担当した際には、ゲームで使われる毒を飲んだ人間のサンプルを見せるのを忘れていて「あ やべ…」とガチめに呟いていたことも。
コミカルさとヤバさを兼ね備えたキャラクターですが、ただ発言や考え方そのものは的確で、優秀な人間が集まる伊藤班(例外在り)の一員。
ただの天然とは考えにくく、まだ判明していないだけで何か彼にしかない優れた能力があるものと予想されます。
「ジャンケットバンク」蔵木慎之介の登場話
蔵木慎之介の初登場は45話。
担当ギャンブラーが死んだショックで倒れた土屋田を引きずる伊藤主任の前に登場し、「まだ生きてるっぽいですよねソレ 起きて一言目なんて言うか賭けません?」とヤバメの発言をしていました。
その後、「アンハッピー・ホーリーグレイル」の司会進行、牙頭と漆原、天堂と村雨のタッグマッチに担当行員の一人として登場。
ただ今のところ伊藤班の他三人に比べると見せ場が少なく目立っていないため、今後彼の活躍があるのかに注目が集まります。
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