【推しの子】アネモネ・モネモネ~新生B小町のMVを手掛けた映像D、その作品と影響など~

 今回は原作・赤坂アカ、作画・横槍メンゴの豪華タッグがヤングジャンプで連載中の人気作【推しの子】から、映像クリエイター「アネモネ・モネモネ」について解説します。

 アネモネは第六章「プライベート」で、新生B小町の新曲MVを撮影した映像D。

 プライベートでMEMちょと親交があり、その縁で彼女たちの映像を撮ることになります。

 作中ではルビーたちを気に入り、仕事の枠を超えてMVをアート作品へと昇華させたアネモネ。

 本記事では彼女のプロフィールや人間関係、作中で果たした役割(作品)を中心に解説してまいります。

【推しの子】アネモネのプロフィール

基本プロフィール(声優など)

 アネモネ・モネモネは第六章「プライベート」で登場したインスタグラマー兼映像クリエイター。

 以前からMEMちょと親交があり、その縁で新生B小町のMVを撮ることになります。

 外見は黒髪ロングでいかにも”デキる”雰囲気を漂わせた凛々しい美女。

 性格は明るく社交的。被写体の魅力を最大限引き出す高いコミュニケーション能力の持ち主です。

 なお、若々しく見えますが年齢不詳。

 声優は「ゆかな」さんが担当しています。

新生B小町のMVを担当した映像D

 アネモネは、作曲家のヒムラ氏が提供した旧B小町時代からの楽曲「STAR☆T☆RAIN」と、新生B小町の最初の曲「POP IN 2」のMVを撮影した映像Dです。

 元々は「STAR☆T☆RAIN」のMVだけを撮る予定でしたが、新曲ができたという話を聞いて、アネモネの方からまとめて2本撮ってしまおうと提案。

 かなり厳しいスケジュールではありましたが、見事撮影を完了。

 結果的にこの決断が後のB小町にとって大きな転機となります。


【推しの子】アネモネは敏腕クリエイター

 アネモネは宮崎県高千穂に拠点を置く敏腕クリエイターです。

 元々彼女の会社は3Dやエフェクト中心のため場所を選ばないというのもありますが、自然豊かな環境が高千穂を選んだ理由だそうです。

 歌や芸能の女神アメノウズメノミコトが祀られている荒立神社が近くにあることでも有名で、芸能界の人もしょっちゅう参拝に訪れるため、意外と商談の機会にも困らないのだとか。

 商業クリエイターとしては相応に実績があるようで腕も手際も申し分なし。

 作中ではたった二泊三日のスケジュールで、2曲のMVを撮り切っています。

 なお、宮崎県高千穂はルビーアクアが生まれたあの病院がある場所でもあります。

【推しの子】アネモネとMEMちょ

 アネモネは以前からMEMちょと親交があるクリエイターで(恐らくインスタ繋がり)、その縁でB小町のMVを手掛けています。

 MEMちょとはプライベートな部分でも関りがあり、非常に遠慮のない関係。

 MEMちょの実年齢についても把握しているフシがあり、キッチリ弄っています。

 MEMちょもアネモネの能力についてはかなり信頼を置いており、アネモネが「自分が撮りたい映像で良ければすぐ準備できる」とMV2本撮りを提案した際も、

「アネモネちゃんが撮りたい映像……ちょっと信頼できちゃうなぁ」

 とホクホク顔でした。


【推しの子】アネモネと新生B小町

 アネモネは新生B小町の三人に愛想良く接していましたが、内心では冷静に彼女たちを評価していました。

 仲の良いMEMちょに対する評価は「顔はいいけど一歩引いてて個性もケレン味も出てこない」と案外厳しめ。

 一方で高評価だったのが有馬かなで「自分の魅力を見て貰おうと必死」「『何かする』ができている」「可愛い」とべた褒め。

 撮影している最中から編集が楽しみと目を輝かせていました。

 逆に当初辛辣な評価を受けていたのがルビー。

 「顔はダントツだけど撮ってて面白くない」「教科書通りで誰かの真似をしているみたい」とつまらなそうな目を向けていました。

 しかし2本目のMVの終盤、覚醒し暗い星の輝きを瞳に宿したルビーを見たアネモネはその胸を撃ち抜かれることになります。

【推しの子】アネモネの作品と影響

 ルビーの瞳にアーティストとしての魂を揺さぶられたアネモネは「POP IN 2」のMVに関しては少し時間が欲しいと申し出ます。

 そして商業クリエイターからただのアーティストに戻ったアネモネが手掛けたMVは、もはや仕事というよりプライベートのアート作品。

 ヒムラ氏の楽曲もあって、通常のアイドルMVと比べ頭一つ二つ抜けた完成度となっていました。

 そしてその中心にいたのは覚醒した星野ルビー。

 MVの再生回数は新人アイドルとしては異例の2000万再生をマークし、その後の新生B小町躍進の大きな契機となりました。

【推しの子】キャラクター一覧



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