ワールドトリガー「氷見亜季(ひゃみさん)」~烏丸ファンの敏腕オペレーター、昔は引っ込み思案で上がり症? 声優は~

 今回はジャンプスクエアで連載中の大人気漫画「ワールドトリガー」から、作者からもB級一の敏腕オペレーターと称された「氷見 亜季(ひやみ あき)」について解説します。

 氷見亜季は二宮隊のオペレーターであり、非常にクールで淡々とした印象の強い少女です。

 しかし”とりまるファン””昔は引っ込み思案で上がり症”など、設定を知っていくと非常にかわいらしい一面が見えてくる味のあるキャラクター。

 「ひゃみさん」と呼ばれ、読者から愛される彼女の魅力について、本編には直接登場しない設定などを中心に語っていきましょう。

ワールドトリガー、氷見亜季のプロフィール(声優含む)

愛称は「ひゃみさん」、二宮隊を支えるクールなオペレーター

ボジションオペレーター(B級部隊 二宮隊隊員)
年齢17歳
誕生日1月25日
身長155cm
血液型B型
星座かえる座
職業高校生
好きなもの酢豚、ヨーグルト、風呂
声優上田瞳

 氷見亜季はB級部隊二宮隊に所属するオペレーター。

 外見はぱっつん前髪でつるっつるのボブカットが特徴のクールな雰囲気の少女。

 全キャラ屈指のつるつるヘアは女子キャラにこだわりのあるマネージャーさん(葦原先生のアシスタント)の手によるものだそうです。

 愛称は「ひゃみさん」で、親しい人間だけでなく読者からも主にこちらで呼ばれていますね。

 性格は非常にクールで落ち着いたデキる女。

 コミュニケーション能力も高く、作中では周囲のフォロー(主に女の子が苦手な辻ちゃん)も適切に行っていました。

 成績も優秀で進学校である六頴館高等学校に通っており、クラスは宇佐美綾辻と同じ2-A(成績順に上からABCとクラス分けされています)。

 このように、才能大好き二宮隊長が選んだオペレーターに相応しい才女なのですが、実は昔は引っ込み思案で上がり症だったという意外な一面も(詳細は後述)。

 また、相当な運動音痴らしく、公式ファンブックではそれまでに登場したキャラクター内(病弱設定の那須は除く)で最も体力がないことが判明しています(引き込もりの志岐以下)。

ボーダー女子に数多く存在する烏丸(とりまる)ファンの一人

 氷見亜季はボーダー本部に数多く存在するとりまるファンの一人です。

 ”とりまる”とはボーダー玉狛支部に所属するボーダー一のモテ男・烏丸京介の愛称で、氷見だけでなくボーダー内に数多くのファンを抱えています。

 現在判明しているとりまるファンは他に木虎香取などがいますが、モブや未登場のキャラクターも含めれば、かなりの数が存在すると考えられます。

 作中で氷見が直接烏丸と絡んだシーンは今のところありませんが、烏丸を前にすると以前の上がり症が顔を出し落ち着きを失ってしまうようです。

 そのためか、氷見がとりまるファンであることは烏丸以外には周知の事実のようですね。


ワールドトリガー、氷見亜季の能力

作者も認めるB級一の敏腕オペレーター

トリオン2
機器操作7
情報分析8
並列処理8
戦術7
指揮7
合計(※)37

※オペレーターのパラメーター合計にトリオンの値は含まれない。

 これが氷見亜季のパラメーターです。

 もともと二宮隊がA級部隊だった(隊員の隊務規定違反で降格)ということもあるのでしょうが、非常にバランスの取れた隙の無い能力を持つオペレーターです。

 作者からも「B級一の敏腕オペレーター」と評されており、特に高いのが「情報分析」と「並列処理」の値。

 これは二宮隊が隊長の二宮と補佐役の犬飼がそれぞれ戦術能力に長けているため、とにかく彼らに迅速かつ的確に情報をあげることを求められた結果でしょうね。

 また、元々二宮隊は戦闘員4人体制(上限人数)でA級にまで上り詰めていました。

 戦闘員が増えるほどオペレーターにかかる負担が増えますから、4人体制でA級にいたということだけでも氷見の優秀さがうかがえます。

”あの二宮隊のオペ”=”人間できてて優秀”はボーダー内の共通認識

 氷見亜季の最も優れている点は、数値上のスペックに表れない人間力・コミュニケーション能力の高さです。

 何せ氷見が所属しているのはあの二宮隊。

 いかにも気難しく人付き合いが得意とは言えない二宮隊長が率いる部隊です。

 普通のオペレーターなら気後れして敬遠してしまいますよね。

 遠征選抜試験の考察で小南「あの二宮隊のオペなんだから人間できてるに決まってるでしょ」と評しているあたり、女子隊員の氷見(というか二宮)に対する認識が良く表れていると思います。

 また、二宮は隊員に求めるレベルも高いですから、当然能力的にも優秀でなければ選ばれない、と思われているでしょうしね。

 遠征選抜試験では、互いに気を遣い過ぎる村上10番隊の欠点を的確にフォローしていました。


ワールドトリガー、氷見亜季はここがかわいい

鳩原さんの助言により2秒で上がり症を克服

 さて、前述した通り実は昔は引っ込み思案で上がり症だった氷見。

 今でこそクールで物怖じしない堂々たる態度をとっていますが、二宮隊に入ったばかりの頃は今とは正反対の性格だったようです(よくそれで二宮隊に入ったな)。

 氷見が上がり症を克服した切っ掛けは、同じ二宮隊だった鳩原隊員の助言。

「烏丸くん相手にくらべたら、他の人は緊張しないでしょ」

 この一言で、氷見は上がり症を2秒で克服したという逸話を持っています。

 まあ、つまり、烏丸の前だと以前と変わらず上がり症だと言うことで……

クールに辻ちゃんをフォロー、村上に褒められ「うむ」とドヤる

 氷見亜季は普段のちょっとした振る舞いがかわいいです。

 二宮隊で焼肉に行って玉狛のメンバーと遭遇した際は、小南と宇佐美にからかわれてあたふたする辻ちゃんをクールにフォローしてカバーしているのですが、その後の辻ちゃんとのやりとりがかわいい。

 辻ちゃんがまともに話せるのは同じ隊の氷見と鳩原だけですが、辻がその理由を

 氷見 → 付き合いが長い
 鳩原 → 最初からやさしい

と説明したことに「その言い方だと私はやさしくないみたいじゃん」と不満を示します。

「ひゃみさんは最初は壁があったよ」
「今は?」
「やさしい」
「よし」

 ちょっとしたやり取りですが、非常にテンポが良く信頼感が感じ取れて良いですよね。

 この影響か、辻ちゃんとひゃみさんのカプを期待するファンも多いようです。

 また、遠征選抜試験の臨時チームで氷見は村上が隊長を務める部隊のオペレータ―となりますが、村上が隊員の選出基準を説明する際、

「陣形とかは特に考えてなかったけど」
「氷見がオペだしどの組み合わせでも行けると思った」

 と言われて氷見が「うむ」と満足そうに頷いていたところもかわいかったですね。

 ちょっとした仕草の一つ一つがツボに刺さってくるタイプのキャラクターです。

【まとめ】ワールドトリガーキャラクター考察wiki



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