今回はジャンプスクエアで連載中の大人気漫画「ワールドトリガー」で、最も読者から愛されている(断言!)キャラクター「小南 桐絵(こなみ きりえ)」について紹介します。
ワールドトリガーは異世界からの侵略者「ネイバー」と、それに対抗する防衛機関「ボーダー」との戦いを描いたSFアクション群像劇です。
小南はその中で主人公たちの先輩、指導役の一人、というポジションなのですが、とにかく素直でバカ可愛い!
年齢の割に大人びた主人公組をカバーするかのごとく、この作品の可愛さを一身に背負ったキャラクターなのです!(繰り返し断言。異論は受け付ける)
ワールドトリガー、小南桐絵のプロフィール(声優含む)
ボジション | アタッカー(A級部隊 玉狛第一所属) |
年齢 | 17歳 |
誕生日 | 7月28日 |
身長 | 157cm |
血液型 | B型 |
星座 | ぺんぎん座 |
職業 | 高校生 |
好きなもの | お菓子、フルーツ、甘いもの |
声優 | 釘宮理恵 |
ボーダー最強部隊、玉狛第一のエースアタッカー(攻撃手)。
現在の組織が出来上がる前の旧ボーダー時代から組織に所属している古株で、たった一人で一部隊に相当すると言われるほどの実力者です。
人から言われたことをすぐに信じてしまう素直な女の子で、何度も同僚(主に烏丸)から騙され、それに気づいて怒って頭に噛みつくこともしばしば。
胸が大きくなると騙されて大量に買った飴を他の女の子にあげて、何故かその子がサイズアップしたという悲しいエピソードも。
作者からの愛称は「モテかわだまされガール」。
そんな彼女ですが、実はお嬢様学校に通っており、それなりに成績は優秀。
学校ではボーダーのアタッカーであることを隠して(周囲にはオペレーターだと言っている)、無事に猫をかぶれているようです。(ホントかな? 実は皆にバレバレみたいなエピソードが今後でないかな?)
また変装のため、普段は長髪なのですが、トリオン体に換装した際は髪型が変わってボブカットに髪型が変化します(どっちもかわいいから、なおよしですね!)
非常に負けず嫌いで、自信家。自分が最強だと言ってはばからず、他人を褒める時のバリエーションは「まあまあ」か「全力でまあまあ」。
最初に主人公の空閑遊真と10本勝負をして1本取られたときなど、9本取って勝ち越しているのに死にそうな顔をしていました。
ボーダー屈指の実力者なのに、皆から愛されてる(なめられている)、非常に可愛らしい女の子なのです。
ちなみに幼い頃からボーダーに所属している理由は、昔近界民絡みの事件に巻き込まれたから。
林藤支部長に懐いているのは、その時助けてくれたのが林藤さんだったから、という可能性が高そうですね。
声優は釘宮理恵さんが担当。
小南のキャラクターを考えれば、この人以外にないって感じですよね。
ワールドトリガー、小南桐絵の強さ、太刀川とどっちが強い?
ボーダー最古参、かわいいけど歴戦の戦士小南
トリオン | 6 |
攻撃 | 13 |
防御・援護 | 7 |
機動 | 10 |
技術 | 9 |
射程 | 3 |
指揮 | 4 |
特殊戦術 | 3 |
合計 | 55 |
小南はパラメーターからも分かるように、攻撃に特化した近接型のアタッカーです。
「双月」という小南オリジナルの斧型トリガーを使って敵に切り込み、粉砕し、メテオラ(爆弾型トリガー)で追撃するというのが基本スタイル。
反面、トリオン量は控え目で継戦能力はあまり高くありません(元々アタッカーはトリオン消費の少ない近接武器を使うポジションなので、トリオンのパラメーターは低めなことが多い)。
特に小南はトリオン消費を度外視した短期決戦型の戦い方をするため、一人で暴れまわっているとあっという間に力尽きてしまいます。
そこを上手くフォローして彼女を活かすのが最強部隊玉狛第一の戦い方。とは言え、ほとんどの敵は彼女を前にすれば一撃で屠られてしまうのでしょうけれど。
元アタッカー1位の小南と現アタッカー1位の太刀川、どっちが強いの?
さて、小南は自分を最強と言ってはばかりませんが、実際どうなのか。
特にボーダー本部でアタッカーランキング1位の太刀川とどちらが強いかは気になるところ(小南は現在アタッカー3位。ただしこれは現在ランキング戦に参加していないからで、以前は1位だったこともあります)。
結論から言うと、小南と太刀川の間に明確な実力の差はありません。
二人とも攻撃特化の戦い方であり、どちらが勝つかは時の運。戦場の状況によって結果はどうとでも変わるでしょう。
誤魔化しだと思われる方もおられるかもしれませんが、そもそもワールドトリガーはあらゆる状況、戦術を駆使して格上殺しを成し遂げるバトルが魅力の作品。正面切っての強さがどうとかは、実はあまり重要視されていないんですよね。
強いて言うなら、短期戦なら小南有利、長期戦になれば太刀川有利、といった程度でしょう。
ワールドトリガー、小南桐絵はここがかわいい!
かわいい騙されエピソードが満載(烏丸、豊胸アメなど)
小南のかわいいところと言えば、まず騙されやすい所でしょう。
幽霊も超能力も宇宙人(ネイバーは宇宙人みたいなものか?)も信じていますし、烏丸にはいつも騙されています。
烏丸に騙されていることに気づいていないことも多く、例えばカピバラ(正確には違うけど)の雷神丸のことは陽太郎ともども「犬」だと信じたままです。
そもそも烏丸が皆に「とりまる」と呼ばれているのだって、太刀川が漢字を読み間違えてそう呼んでいたのを聞いた小南が鵜呑みにして広めたのが切っ掛けですしね。
また、諏訪隊のオペレータ―の小佐野瑠衣がいつも咥えているアメは、胸が大きくなると騙されて小南が購入したものらしいです。
……ちなみに、それをタダで譲り受けた小佐野は、何故かしっかりバストサイズがアップしたのだとか。
裏表がなく、身内びいきが激しい
小南は驚くほど素直で裏表がなく、身内びいきが非常に激しい少女です。
B級ランク戦ラウンド8では、まさに身内である玉狛第二の試合の解説を任され、周囲からまともに解説できるのかと心配されていたのですが……やはりダメでした。
試合中はおろか試合前から解説そっちのけで身内の応援に熱中しており、公平性なぞ知ったことかと言わんばかり。
通常は解説役は2人なのですが、この時は気を利かせた実況の武富桜子が王子隊の王子と蔵内を加えた3人を解説に呼んでいたので何とか事なきを得ています。
そもそも小南を解説に呼ぶなよ、って話なんでしょうが、やはりボーダー内でも小南は人気が高いのでしょう(強い上にマスコット的にかわいいので)。
リスクを負っても実況の目玉として呼んでおきたかったんじゃないでしょうかね。
その気持ちはよく分かる。
小南と王子に挟まれ大変だったはずの蔵内でさえ、嫌な顔一つせず楽しかったと発言していましたし、実際観客には好評だったんじゃないでしょうか。
この時、蔵内が口にした言葉が小南の魅力を最もよく言い表しているような気がします。
「小南みたいな孫が欲しいと思ったよ」
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