「ワールドトリガー」サイドエフェクト一覧~サイドエフェクトとは? 判明しているサイドエフェクト持ちとその概要~

 今回は大人気漫画「ワールドトリガー」から、物語の鍵を握る重要ワード「サイドエフェクト」について解説します。

 サイドエフェクトとは優れたトリオン能力を持つ者が稀に発現する特殊能力。

 その多くは「サイドエフェクト=副作用」の名の通り、必ずしも持ち主に良い事ばかりの能力ではありませんが、ボーダー隊員たちはそれらと上手く共生し、活用しています。

 本記事ではサイドエフェクトの分類や発現条件、これまでに判明しているサイドエフェクト持ちのキャラクターについてまとめています。

「ワールドトリガー」サイドエフェクトとは?

優れたトリオン能力を持つ者が稀に発現する特殊能力

 優れたトリオン能力を持つ者は、トリオンが脳や感覚器官に影響をおよぼして、稀に特殊能力を発現する場合があります。

 それらの特殊能力は「サイドエフェクト」と呼ばれており、発現者はボーダー内でも稀少です。

 サイドエフェクトはあくまで人間の能力の延長線上にあるもので、念動力とか発火能力とか物理的な作用を伴うものはなく、主に「感覚」に関わるものとなっています。

 トリオン能力の多寡が発現に影響するとされていますが、発現者の顔ぶれを見ると突出してトリオン能力が高い人間は少なく、「トリオン能力が低い人間には発現しない」と考える方が適当かもしれません。

 今のところボーダーのトリオン評価で「7」が、発現者の下限となっています(判明しているサイドエフェクト持ちの半数以上が下限値の「7」)。

 発現時期も人によってまちまちで、生まれつき発現していた者もいれば、父親から受け継ぐなど後天的に発現した者もおり、その詳しい発現条件は明らかとなっていません。

稀少性によるランク分けと性質による分類

 ボーダーではサイドエフェクトの希少性により、便宜的にS~Cの4段階にランク分けをしています。

 とは言えサイドエフェクトの発現者自体が希少なのでCランクでも数は少なく、またその有用性を示しているわけではないので、このランク分けにどこまで意味があるのかは疑問です。

 また、その性質によっても4つに分類されており、

性質による分類ランク
超感覚主にS(一部A)未来視
超技能主にA(一部B)動物との意思疎通
特殊体質主にB(一部C)感情受信体質
強化五感C強化聴覚

 超感覚や超技能になると明らかに「超能力」という印象が強くなってきますね。

 ただ、平凡な強化五感であっても使い方次第では他のサイドエフェクト以上にボーダー内で高く評価されており、どんな能力もその使い手次第。

 また、これらの能力は「サイドエフェクト=副作用」の名を冠す通り、持ち主に必ずしも良いことばかりではなく、その能力故に苦労していることが多いようです。


空閑遊真「嘘を見抜く」

「おまえ……つまんないウソつくね」

 主人公の一人・空閑遊真が持っているサイドエフェクトが「超感覚」に分類される「嘘を見抜く」能力。

 元々は父親である空閑有吾が持つサイドエフェクトで、その死と共に遊真に受け継がれています。

 主には尋問や交渉などで役に立つ能力ですが、戦闘時でも相手の言葉による駆け引きを見抜くのに使われたり、様々な場面で活用されています。

迅悠一「未来視」

「おれのサイドエフェクトがそう言っている」

 作中で登場したサイドエフェクトの中で、最も規格外の能力が実力派エリート・迅悠一が持つ「未来視」です。

 眼前の人間の少し先の未来を見る能力で、いくつかの「起こりうる」未来の可能性を並列で見ることができます。

 確度の高い未来であれば数年先まで予知することも可能。

 まさにバランスブレイカーとも呼べるサイドエフェクトで、この能力を以って迅はより良い未来を掴み取るべく暗躍を繰り返しています。

 戦闘にも用いることが可能で、これにより迅は高い回避能力を有していますが、手数で攻められ処理能力が圧迫されると対応しきれなくなるなど、情報量の多さを考えると必ずしも戦闘向きのサイドエフェクトとは言えません。

 ちなみに見え方としては、脳内に常にウィンドウが開いている感じでOFFにはできません(意識して見ないようにはできる)。

 一度見た相手はしばらくの間、脳内チャンネルに登録されて、未来の分岐イベントを追跡できるのだそうです。

雨取千佳「敵感知」「気配を消す」

 トリオンモンスター「アマトリチャーナ」こと、雨取千佳は「敵感知」「気配を消す」と二種類のサイドエフェクトを保有しています。

 分類は不明ですが「超感覚」と「超技能」にあたりそうですね。

 どちらも気配に関するものであり、根本は一つの能力なのかもしれません。

 作中では接近する近界民(ネイバー)の存在を正確に察知したり、心を空にしてトリオン兵から自分の存在を隠すことなどに使われていました。

 今のところ対ネイバー戦でしかこのサイドエフェクトは使われていませんが、トリオン兵にも有効なことを考えると「気配を消す」能力は電子的な探査にも効果がありそう。

 「敵感知」がバッグワームなどのステルストリガーに対しても有効なら、ランク戦や試験などで活用できたはずですが、有効ではなかったのか、そこまで考えが及ばなかったのか……

 すごい能力ですけど、今一つ使いこなせていない印象が強いですね。


菊地原士郎「強化聴覚」

 地味だけと物凄く活躍しているのが、菊地原士郎が持つ「強化聴覚」のサイドエフェクト。

 ランクCの「強化五感」ですが、ボーダー内では集団戦において最も厄介な能力と認識されています。

 その能力は常人の約5~6倍の聴覚を持つというもので、菊地原自身もボーダーの検診で指摘されるまでそれがサイドエフェクトとは気づいていませんでした。

 このサイドエフェクトの凄いところは、その「聞き分け」の精度。

 音から隠れた敵の位置や攻撃、防御の厚みなどを的確に予測することができます。

 また、「音」というあまり処理にリソースを割かない情報であるため、オペレーターの支援により聴覚を共有し、その恩恵をチームメイトにもたらすことがもできます。

 戦闘外でも心音の変化で相手の状態を見抜いたりと応用力は高く、ランクの低さと有用性はイコールではないと証明したサイドエフェクトと言えるでしょう。

村上鋼「強化睡眠記憶」

 ボーダー入隊後1年ちょっとでNo.4アタッカーに上り詰めた村上鋼の躍進の原動力こそが「強化睡眠記憶」のサイドエフェクトです。

 これは「特殊体質」に分類されるもので、睡眠による記憶再編機能が強化されています。

 村上はひと眠りするだけで学んだことをほぼ100%自分の経験に反映でき、常人離れした速度で学習し、アタッカーとして成長することができました。

 この学習能力は単純な自身の技量だけでなく、対戦した相手への対応力にも適応され、対戦相手の戦い方を「学習」することで、一度対戦した相手には無類の強さを誇っています。

影浦雅人「感情受信体質」

 作中においてまさに「副作用」という言葉を体現している能力が、影浦雅人が持つ「感情受信体質」です。

 この能力は「特殊体質」に分類されるもので、自分に向けられた意識や感情を、文字通り「肌で感じ取る」サイドエフェクト。

 敵意や悪意も感じ取るため、影浦にはスナイパーによる狙撃、不意打ちなどは基本的に通用しません。

 非常に戦闘向きのサイドエフェクトなのですが、向けられた悪意は影浦に強烈な不快感をもたらすため、日常生活でも強いストレスを感じています。

 影浦が普段つけているマスクには、気休め程度でしょうが肌の露出を減らして悪意による不快感を軽減させようという意味合いがあるのだとか。

林藤陽太郎「動物との意思疎通」

 玉狛支部の立派なお子さま・林藤陽太郎が保有しているのが「動物との意思疎通」ができるサイドエフェクトです。

 これは「超技能」にあたるサイドエフェクトで、その精度は対象となる動物の知能に影響されるものの、簡単な「Yes」「No」程度ならどんな動物とも意思疎通ができるようです。

 ただし、意思疎通ができるだけなので相手が言うことを聞いてくれるかどうかは全く別の話。

 陽太郎の相棒・カピバラ(?)の雷神丸は言う事を聞いてくれません。

 更に、その雷神丸が実は普通の動物ではなく、陽太郎を守護する最強のクラウントリガーだったことが判明し、そもそもこのサイドエフェクトにどこまで意味があったのかという問題も……


天羽月彦「相手の強さを色で識別できる」

 謎に満ちたS級隊員・天羽月彦が保有しているのが「相手の強さを色で識別する」サイドエフェクトです。

 正式な名称や能力の詳細は不明ですが、作中の描写から推察するに「共感覚」を強化したサイドエフェクトで、「超感覚」に分類されるものと考えられます。

 相手の強さの「程度」や「質」を色で判別することが可能で、ガロプラ戦では敵部隊の撃退に大いに貢献していました。

宇野隼人「精密身体操作」

 本編ではまだ使用されていませんが、コミックスのカバー裏でサイドエフェクト持ちであることが明かされたのが草壁隊の宇野隼人

 宇野は「精密身体操作」のサイドエフェクトを持ち、その名称から恐らく「特殊体質」か「超技能」に分類されると考えられます。

 このサイドエフェクトにより、宇野は走りながら狙撃を当てるという離れ業を実現可能なのですが、その宇野をもってしても佐鳥の「ツインスナイプ」は再現不可能なのだとか。

 貴重なサイドエフェクト持ちが佐鳥上げに使われるというまさかの展開。

ヨミ「完全並列同時思考」

 ガロプラの天才オペレーター少年・ヨミが持っているのが「完全同時並列思考」のサイドエフェクト。

 恐らく分類は「特殊体質」か「超技能」でしょう。

 文字通り完全なマルチタスクが可能で、常人の2倍の処理能力を保有しています。

 ガロプラ戦では2体のアイドラ(トリオン兵)を同時操作し、黒江たちを苦しめました。

 作者や仲間たちからは脳内で思考が分裂してストレスが溜まっているのではと心配されていますが……

オペレーター?「???」

 未だ作中では誰がそうなのか判明していませんが、ファンブックなどで作者から存在が明かされているのが、サイドエフェクト持ちのオペレータ―。

 サイドエフェクトの発現には一定のトリオン能力が必要なことを考えると、通常トリオン能力の低いオペレータ―には発現しにくいはず。

 とすると、ガンナーからオペレータ―に転向した経歴を持つ草壁早紀がその有力候補に挙がってきますが……

 

【まとめ】ワールドトリガーキャラクター考察wiki



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