今回はジャンプスクエアで連載中の大人気漫画「ワールドトリガー」から、ボーダー随一のお笑い担当(?)「生駒 達人(いこま たつひと)」について紹介します。
ワールドトリガーは異世界からの侵略者「ネイバー」と、それに対抗する防衛機関「ボーダー」との戦いを描いたSFアクション群像劇です。
生駒はB級ランク戦終盤での主人公たちのライバルとして登場し、「生駒旋空」という自身の名前が付いた必殺技まで持つ強キャラなのですが、そのボケたキャラクターのインパクトが強すぎて、今一その実力が頭に入ってこないという作中屈指のネタキャラです。
今回はそんな生駒という男のボケの数々について紹介させていただきます。
ワールドトリガー、生駒達人のプロフィール(声優含む)
浪速のナスカレー「イコさん」、ただし出身は京都
ボジション | アタッカー(B級部隊 生駒隊隊長 アタッカー6位) |
年齢 | 19歳 |
誕生日 | 4月29日 |
身長 | 173cm |
血液型 | B型 |
星座 | ねこ座 |
職業 | 大学生 |
好きなもの | 女の子、ごはん屋の新メニュー、サッカー、ナスカレー |
声優 | 小西克幸 |
生駒の見た目は後ろに流した黒髪と意志の強そうな眼差しが特徴の実直そうな青年です。
しかし口を開けば、何事にも大げさに「ヤバイ」を連呼し、女の子を見れば「カワイイ」と言い、食べ物はたいてい「ウマイ」という典型的な関西人。
(作者からは「浪速のナスカレー」という愛称をもらっていますが、出身は京都)
脊髄反射でしゃべっているのか、口から出る言葉は本当に適当です。
ただ、常に真顔なので、ひょっとしたら生駒本人は真面目に話しているつもりなのかもしれません。
好きなものに「女の子」とあるように、基本的にモテたい願望全開。
女の子にモテたいがためにギターを始めたそうですが、女の子に披露するタイミングがわからず、料理に趣味替えしようか真剣に悩んでいるようです(実際に迅のアドバイスで趣味替えした結果、遠征選抜試験で料理を披露できました)。
ことあるごとに隊員の隠岐がイケメンであることをいじっており、それがネタなのか本気なのかはよくわかりません。多分生駒本人も深く考えてはいないでしょう。
ちなみに登場当初、好物は「ナスカレー」とアピールしており、読者は那須玲へのアピールか、と色めき立ったものですが、その後の絡みは特になし。
生駒のことですから、本当にナスカレーが好きなだけだったのかもしれません(笑)。
いかなる時もカメラ目線(どうやってカメラの位置を把握してるの?)
生駒の特技は、戦闘中のカメラ目線。
攻撃する時はもちろん、自分がやられるタイミングでさえ、隙あらば常にカメラ目線なのです。
ランク戦中どうやってカメラの位置を把握しているのかは全くの不明。
戦闘中は常にしているゴーグルに何か秘密でもあるのでしょうか……?(あるわけない……んだけど、生駒さんだしなぁ)
ワールドトリガー、生駒達人の強さ
必殺の生駒旋空を駆使する居合の達人
トリオン | 不明 |
攻撃 | 不明 |
防御・援護 | 不明 |
機動 | 不明 |
技術 | 不明 |
射程 | 不明 |
指揮 | 不明 |
特殊戦術 | 不明 |
合計 | 不明 |
残念ながら現時点では生駒のパラメーターは公表されておりません。
生駒はアタッカー6位の実力者であり、ボーダーでも上位の使い手。
しかし生駒の本領は個人戦ではなくチーム戦にこそあります。
生駒はボーダー随一の「旋空弧月」、通称「生駒旋空」の使い手。
そもそも「旋空弧月」とは、刀型トリガー「弧月」とそのオプショントリガーで瞬間的にブレードを伸ばす「旋空」を組み合わせた遠隔斬撃。
「旋空」の起動時間と射程は反比例し、通常は1秒間の起動時間で15m程度まで射程を伸ばすのが一般的ですが、生駒はこれを0.2秒間の起動時間で40m程度まで射程を伸ばすことができます。
これは、アタッカー1位の太刀川や強化睡眠記憶のサイドエフェクトを持つ村上鋼でさえも再現できない絶技であり、現実で居合いを習得している生駒ならではの必殺技と言えるでしょう。
生駒の得意戦術はこの生駒旋空を駆使した中距離戦。
通常のアタッカーの射程外から飛んでくる強力な斬撃は、チーム戦でこそ真価を発揮します(個人戦だと互いに向き合って射程内からのスタートなので)。
また、これほど強力な必殺技を持っていながらアタッカー6位となっていることを考えると、生駒の純粋な剣の腕はトップアタッカーの中ではやや劣っている模様です。
生駒隊隊長として(初登場は王子隊戦)
生駒が隊長をする生駒隊は、ほとんど作戦を立てることがありません。
どんな相手も真っ向から受けて立つマイペースさと自力の高さこそ、生駒隊の持ち味。
生駒隊とともに主人公たち玉狛第二と戦った王子隊などは、自力でやや劣る代わり非常に綿密な作戦を練るタイプの部隊でしたから、こうした部隊の在り方の違いもワールドトリガーの魅力の一つと言えるでしょう。
生駒隊の場合、作戦を考える頭がないというより、そもそも隊長に考える意思がない、といった印象。
だから、ではありませんが、生駒隊の作戦会議は基本的に生駒の独壇場です。
生駒がボケ、他の隊員が乗って、ツッコんで、ひたすら笑いを取り続ける。ある意味、生駒隊最大の見せ場は作戦会議にこそあると言えるでしょう。
ワールドトリガー随一の面白いあんちゃん、生駒達人と愉快な仲間たち
生駒隊はオペレーターを含めた5名編成。
その笑いにおける役割は、というと……
生駒達人:ボケ
水上敏志:ツッコミ
南沢海 :ノリボケ
隠岐孝二:イケメン
細井真織:ツッコミ兼紅一点
基本的には、生駒が日常の何でもないことを「ヤバイ」やら「ウマイ」と言ってボケ、南沢がそれに乗っかり、水上がツッコむというのが基本スタイル。
マグロカツ丼ネタのように、単に生駒がマグロのカツの丼でウマくないわけがないと言い切るだけの放置スタイルも偶にあります。
そこで偶に隠岐がイケメンを弄られたり、細井が女の子らしい一面をからかわれたりと、5人編成を活かした多様な笑いを提供してくれるのが生駒隊。
今後の生駒隊のお笑い界への躍進は? そして今後、生駒と新たな笑いのシナジーを生み出す者は現れるのか、今後要注目(しなくてもいいです)。
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