ワールドトリガー「空閑有吾」~ブラックトリガーとなって遊真の命を救った父親、そのサイドエフェクトと名言(セリフ)など~

 今回はジャンプスクエアで連載中の大人気漫画「ワールドトリガー」から、主人公の一人・空閑遊真の父親「空閑 有吾(くが ゆうご)」について解説します。

 空閑有吾は物語が始まる約4年前、遊真を救うためブラックトリガーとなって命を落としており、現在は故人。

 旧ボーダー創設メンバーの一人であり、城戸司令らとも非常に関わりの深い人物です。

 作中では回想シーンでしか登場しないものの、遊真に数々の教え(名言)を授けた良き父親。

 本記事ではそんな空閑有吾のプロフィールや人となりについて迫っていきたいと思います。

ワールドトリガー、空閑有吾のプロフィール(声優含む)

ブラックトリガーとなって遊真の命を救った父

ボジション不明(アタッカー?)
年齢不明(同輩の城戸司令が42歳)
誕生日不明
身長不明
血液型不明
星座不明
職業故人
好きなもの不明
声優田中秀幸

 空閑有吾は本作の4人の主人公の1人・空閑遊真の父親。

 物語が始まる約4年前、近界の戦争で瀕死の重傷を負った遊真の命を救うため、自らブラックトリガーとなって命を落としています。

 現在の姿は遊真が使う指輪型のブラックトリガー(名称不明)。

 回想シーンでも直接顔が描かれたことはなく、どんな顔をしていたのかは分かっていません。

 良い父親だったようですが、同時に遊真から見ても「変な人」で数々のひねくれた教えを遊真に残しています(後述)。

 なお、遊真の母親については作中で全く触れられておらず、その情報は一切不明です。

旧ボーダー創設メンバーの一人

 空閑有吾は旧ボーダー創設メンバーの一人です。

 城戸司令の同輩で、忍田本部長林藤支部長の先輩。

 またの師匠で現在は故人となっている最上宗一とは同輩のライバル関係にあったそうです。

 まだメンバーが10人もいないような時代に隊員同士のランク戦の仕組みを考案するなど、ボーダーの未来に希望を持っていたようですが、何故かボーダーを離れ近界へ旅立つことに。

 遊真が生まれる前なので少なくとも15年以上前の出来事ですね。

 ボーダー脱退の理由や経緯については一切語られていません。

 その後、少なくとも遊真が生まれて以降は、傭兵のようなことをしながら遊真と近界を巡っていたそうです。

 なお、遊真には生前「オレが死んだら日本に行け」と、ボーダーにいる最上宗一を頼るように告げており、それが遊真が日本を訪れた切っ掛けとなっています。


ワールドトリガー、空閑有吾の強さ

トリオン不明
攻撃不明
防御・援護不明
機動不明
技術不明
射程不明
指揮不明
特殊戦術不明
合計不明

 空閑有吾のパラメーターは公開されていません。

 そもそもこのパラメーターは「現ボーダー上層部からの評価値」という設定なので、故人である彼のパラメーターが公開されることは今後もないでしょう。

 葦原先生のQ&Aによると、空閑有吾の実力はノーマルトリガー最強と謳われる忍田本部長とほぼ互角。

 生前は有吾の方が強かったそうですが、有吾の死後、忍田本部長が鍛錬を積んだことで追いついたのだそうです。

 戦闘スタイルは不明ですが、遊真の師であり、忍田本部長と実力を比較されていることを考えると、恐らくはアタッカー(近接手)スタイルだったのでしょうね(この作品では基本的にポジション・役割が異なる者同士で実力を比較することがない)。

ワールドトリガー、空閑有吾のサイドエフェクト

 空閑有吾は「相手の嘘を見抜く」サイドエフェクトの持ち主でした。

 サイドエフェクトとは高いトリオン能力を持つ者が稀に発現する超能力の一種で、主に人間の感覚器官を拡張する形で発現します。

 有吾のサイドエフェクトは、相手が嘘をついていると口から黒い煙のようなものが見えたそうです。

 息子の遊真も同じサイドエフェクトを有していますが、実は遊真のそれはブラックトリガーとともに後天的に父親から受け継いだもの。

 本来、サイドエフェクトとは他人が引き継げるようなものではありませんが、今の遊真は有吾のブラックトリガーによって瀕死の肉体を封印し、それに代わる新たな身体をトリオンで構築された状態。

 遺伝的な類似性に加え、後天的に有吾のトリオンと融合したことで、そのサイドエフェクトを受け継ぐ結果となったのでしょう。


ワールドトリガー、空閑有吾とレプリカ

 空閑有吾は息子の遊真のお目付け役として、自立型トリオン兵・レプリカを作成しています。

 レプリカは小さな炊飯器のような見た目ながら、かなり高性能。

 トロポイという近界国家の技術がベースになっており、近界でも珍しい存在です。

 高い知性と明確な自我を持ち、ブラックトリガーの補助もこなすなど、作中では遊真の相棒として大いに活躍していました。

 これだけのスペックを持つレプリカを自作したことを考えると、空閑有吾は戦闘者としてだけでなく、エンジニアとしても高い技量の持ち主だったようです。

ワールドトリガー、空閑有吾の教え(名言・セリフ)

 空閑有吾は息子の遊真に数々の変わった教えを授けています。

 それは非常に含蓄のあるものではありますが、同時にかなり殺伐としていて捻くれた内容。

 息子をして「変わり者」と評価せざるを得ないものとなっています。

「法律(ルール)ってのは」
「世界を回すためにある」
「お前を守るためじゃない」

 最終的に自分を守れるのは自分の力、といかにも戦争の多いネイバーらしい教え。

 元日本人とは思えない殺伐とした考え方ですね。

 そして有名なのが遊真が6歳の時に伝えられた「3つの教え」。

①自分のことは自分で守れ

 親はいつでもお前を守れるわけじゃない。

 自分を鍛えるなり頭をひねるなり自分でどうにかしろ。

 自分でどうにかできないものには近づくな。

 想像力を働かせて危険を避けろ。

 ……まあ、日本ならそもそもそんな危険な場所に子供を連れて行くなとツッコむところですね。

 少なくとも6歳児に言う言葉じゃない。

 遊真だけでもボーダーか知り合いに預けるって選択肢はなかったのかなぁ?

②正解はひとつじゃない

 物事にはいろんな解決法がある。

 逆に解決法がないときもある。

 ひとつのやり方に捉われるな。

 遊真の柔軟な発想力のベースになった教えですね。

③親の言うことが正しいと思うな

 ……うん、まあそうなんだけどさぁ。

 だから6歳児に言うことか、それ?

【まとめ】ワールドトリガーキャラクター考察wiki

 



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