今回は人気ファンタジー「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(以下「ダンまち」)」から、都市最速冒険者「アレン・フローメル」について解説します。
アレンは都市最強派閥の一角「フレイヤ・ファミリア」の副団長を務める猫人(キャットピープル)の男性冒険者。
非常に攻撃的な人物で、作中ではしばしば周囲と衝突し、軋轢を引き起こしています。
「豊穣の女主人」亭で働くアーニャとは実の兄妹ですが、とある事情から現在は絶縁中。
本記事ではそんなアレンのプロフィールや強さ、アーニャとの関係(シスコン)を中心に解説してまいります。
「ダンまち」アレンのプロフィール
基本プロフィール(年齢・身長・声優など)
アレン・フローメルは都市最強派閥の一角「フレイヤ・ファミリア」で副団長を務める猫人(キャットピープル)の男性冒険者。
年齢は25歳。
黒髪金目の鋭い雰囲気のイケメンですが、身長は162cmとかなり小柄です。
身長に関してはかなり本人もかなり気にしており、そのことに触れられると怒り狂い、誰であろうと苛烈な攻撃を行います。
性格は不愛想で口が悪く威圧的で攻撃的。
事あるごとに周囲とトラブルを引き起こしており、特に「ロキ・ファミリア」のベート・ローガとは近親憎悪なのか非常に仲が悪いです。
神々から「女神の戦車(ヴァナ・フレイア)」の二つ名を与えられたLV6の第一級冒険者。
声優は八代拓さんが担当しています。
「フレイヤ・ファミリア」副団長(過去)
アレン・フローメルはフレイヤ・ファミリアにおいて団長のオッタルに次ぐナンバー2。
彼は幼い頃、隻眼の黒竜に故郷を滅ぼされ、両親を失い、妹と共に廃棄大陸を彷徨っていたところを主神フレイヤに拾われ、ファミリアに加入しました。
その為、最後の三大クエスト「隻眼の黒竜」討伐に強い執念を抱き、それを最終的な目的に掲げています。
主神フレイヤに対する忠誠と敬愛は他の団員たちと同様に深く、苛烈。
作中でフリュネやアリィがフレイヤを侮辱した際には本気でブチギレ、殺しにかかっていました。
ちなみにアレンは基本女嫌いで、フレイヤ以外の女性には触れられることさえ「穢れる」と言って嫌っています。
「ダンまち」アレンの強さ(魔法・ステータス)
「都市最速の冒険者」と呼ばれるレベル6の槍使い
アレンは「都市最速の冒険者」と呼ばれるLV6の第一級冒険者。
こと速度に関しては抜きんでており、LV7のオッタルとでさえ、まともに渡りあうことができるようです。
<基本アビリティ> | |
力 | ??? |
耐久 | ??? |
器用 | ??? |
敏捷 | ??? |
魔力 | ??? |
<発展アビリティ> | |
??? | |
<魔法> | |
【グラリネーゼ・フローメル】 | ・「敏捷」アビリティの超高強化 ・速度の威力変換 |
<スキル> | |
??? |
現時点でアレンの詳しいステータスは公開されていません。
その戦闘スタイルは完全なスピードタイプの槍使い。
「敏捷」のステータスが一際抜きんでており、第一級冒険者でも辛うじてその動きを目で追うことができるレベルです。
このスピードを武器にアレンはレベルで勝るオッタルともある程度渡り合うことができるわけですが、しかしオッタルは「敏捷」に関してもカンスト間近(S989)。
アレンの速度は単純に「敏捷」が高いだけで説明できるモノではなく、恐らくは「敏捷」や「移動速度」を強化するスキルを保有しているものと予想されています。
攻撃力の低さを補う魔法(速度の威力変換)
アレンの弱点は攻撃力の低さです。
勿論LV6の冒険者の攻撃力が低いわけはないのですが、やはり体格的な問題か、同格以上の相手からは「軽すぎる」と攻撃力の低さを指摘される場面が目立ちます。
しかしアレンにはその弱点を補う魔法【グラリネーゼ・フローメル】が存在します。
この魔法はアレンの高い「敏捷」ステータスを強化した上で、その「速度」を攻撃力へと変換するというもの。
これを使ったアレンの攻撃はオッタルでさえ全力で防御しなければ死を覚悟するほどの威力を発揮します。
極めて凶悪なコンボですが、唯一の欠点は魔法が長文詠唱であること。
その為、詠唱中に魔力暴発を引き起こすヴェルフの魔法はアレンの天敵であり、派閥大戦においてはこれが決定打となって敗北を喫しています。
「ダンまち」アレン(シスコン)とアーニャ(妹)
アーニャの身を案じ絶縁した過去(=ベートの同類)
「豊穣の女主人」亭で働くウェイトレス、アーニャ・フローメルはアレンの実の妹です。
元々アーニャはアレンと共にフレイヤに拾われ、かつてはアレンと共に戦場を駆ける戦士でした。
しかし現在アーニャはアレンから絶縁され、フレイヤ・ファミリアからも破門状態。
アレンはアーニャのことを「最も憎んでいる愚図」とまで言っています。
元々は仲の良い兄妹だったようですが、ある時アーニャがアレンの深層遠征に無理矢理同行して死にかけ、アレンも重傷を負ったことが切っ掛けでアレンはアーニャと決別します。
才能あふれるアレンについて行けず、徐々に実力の差が開いていくアーニャ。
しかしアレンしか頼れる者がいないアーニャは何が有ろうとアレンから離れようとしません。
このままではアーニャは必ず死ぬと確信したアレンは、敢えてアーニャを突き放すことにしたのです。
要はただのツンデレシスコン。
やってることは弱者を罵倒して自分から突き放そうとするベートと全く同じなんですよね。
内心の優先順位はフレイヤよりアーニャが上?
表向きフレイヤを最優先に動いているように見えるアレンですが、実際の優先順位はフレイヤよりアーニャが上と言われています。
「最愛の人を見せる呪詛」を受けた際、アレンが見たのはアーニャ。
同僚のヘディンからはアーニャを突き放したあとのアレンは気迫や気概が弱くなり、かつてとは比べ物にならないほど腑抜けたと評されています。
また派閥大戦では敵に回ったアーニャ相手に、完全に普段の冷静さを失っていました。
これまでアレンを見ると動けなくなっていたアーニャですが、派閥大戦での兄妹喧嘩を経てこちらは完全に吹っ切れた模様。
「兄様と話し合ってちゃんと家族に戻るのニャー!」とノリノリでアレンに付きまとっています。
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