「ダンまち」椿・コルブランド～へファイストス・ファミリア団長、その強さ（レベル）や人間関係など～

　今回は人気ファンタジー「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか（以下「ダンまち」）」から、オラリオ最高の鍛冶師「椿・コルブランド」について解説します。

　椿はヘファイストス・ファミリア団長を務めるハーフドワーフの女性冒険者。

　人類最上位の実力を持つ鍛冶師であり、冒険者としても一流の戦闘力を誇る女傑です。

　作中では鍛冶師としても冒険者としても様々な形で活躍している椿。

　本記事ではそんな椿のプロフィールや強さ（レベル）、人間関係を中心に解説してまいります。

「ダンまち」椿・コルブランドのプロフィール

引用元：「ダンまち」シリーズポータルサイト

基本プロフィール（年齢・二つ名・声優など）

　椿・コルブランドは「ヘファイストス・ファミリア」の団長を務める女性冒険者です。

　種族はハーフドワーフで年齢は38歳。

　とは言えあまりドワーフの血は濃くないのか長身で、豊満かつしなやかな肢体の持ち主です。

　外見は黒髪と褐色の肌、左目の眼帯が特徴的な美女。

　極東出身ということでやや露出度の高い和装を身に纏っています。

　性格は明るく快活な求道者。

　見た目は非常に色っぽいものの色事には全く興味がなく、自身の豊満な胸も「脂肪の塊」「邪魔」と言い切っています。

　人類としてはオラリオ最高と評され、二つ名は「単眼の巨師（キュクロプス）」。

　声優は生天目仁美さんが担当。

「ヘファイストス・ファミリア」団長

　椿が団長を務める「ヘファイストス・ファミリア」はオラリオ最高峰の鍛冶師系ファミリアです。

　発展アビリティ【鍛冶】を獲得したLV2以上の上級冒険者を多数抱えており、その影響力はオラリオでも屈指。

　彼らが作る武具は冒険者たちの間でも信頼度が高く、高級品だけでなく新人の手になる比較的安価な代物までラインナップも非常に豊富です。

　基本的に職人肌の人間が集まったファミリアで、椿自身も鍛冶に熱中するあまり何日も工房に籠りきりになることもしばしば。

　事務能力も低く、あまり組織運営に興味があるタイプではなさそうですね。

「ダンまち」椿・コルブランドの強さ（レベル）

冒険者としても一流、レベル5のパワーファイター

　椿は本業は鍛冶師でありながらLV5に到達した第一級冒険者。

　自分の作品の試し切りのためにダンジョンに潜っていたら、いつの間にか強くなっていたという奇人です。

　椿の詳しいステータスなどは今のところ公開されていません。

　分かっている範囲で言えば、その戦闘スタイルは典型的な前衛戦士。

　様々な武器を試し切りしてきたというだけあって、武器を使いこなす技量に関しては相当なものです。

　メインウエポンは長刀「紅時雨」。

　作中ではガレスの大斧「アックス・ローラン」とティオナの「大双刃（ウルガ）」を同時に振るうという離れ業を見せており、『力』のステータスはLV5の中でも上位に位置するものと考えられます。

　戦士として一流ではあるものの、派閥大戦では春姫の疑似昇華魔法による補助を受けつつもヘグニに敗退していましたから、やはり本業には一歩及ばないようです。

最上級鍛冶師（マスター・スミス）

　椿の本領はやはり鍛冶。

　発展アビリティ【鍛冶】は武具に「不壊属性（デュランダル）」など様々な属性を付与することが可能であり、作中では様々な武装を作成しています。

　ロキ・ファミリアが腐蝕液を放つモンスター対策に準備した「不壊属性」の武器「ローラン」シリーズや、ガレスの「グランド・アックス」、ベートの「銀靴（フロスヴィルト）」などそのラインナップは実に多種多彩。

　魔剣の作成も可能で、作中ではこちらの方面でも活躍しています。

　性能試験のためなら手段を選ばず、作中ではやっても正体はバレないだろうという理由で（最終的にバレた）ガレス相手に自分の作った魔剣を連射し、周囲をドン引きさせたこともあります。

「ダンまち」椿・コルブランドの人間関係

神ヘファイストスとは女友達？

　主神であるヘファイストスは神の力を抜きにしても、椿が化け物と評する技量を持つ鍛冶師。

　椿はヘファイストスの技量に心酔し、その高みに至ろうと邁進しています。

　二人の関係性はかなり近しく、弟分のヴェルフがヘファイストスに告白して以降は、ヘファイストスののろけを聞かされてややうんざり気味。

　ヘファイストスの素の感情をぶつけられることも多く、ある種女友達に近い関係性と言えそうです。

ヴェルフにはちょっと歯がゆい想い

　ファミリアの団員であるヴェルフ（後に改宗済）に対して、椿はやや歯がゆい思いを抱いています。

　ヴェルフは魔剣鍛冶師として椿をも凌ぐ才能を持ちながら、自身の血と魔剣を嫌って魔剣を打とうとしていませんでした。

　彼の才能を認めているからこそ、それを活かそうとしないことに対しては厳しい評価を下しています。

　ただそれでもヴェルフのことは見込みのある弟分として可愛がっており、後にヴェルフが折れない魔剣という作成した時には、

「『至高』の高みをわかっていない身で神峰への頂に手をかけた」

　と、彼の成長を心から喜んでいました。

ロキ・ファミリアはお得意様

　椿はロキ・ファミリアとはお得意様として良好な関係を築いています。

　その唯一の例外が過去のアイズ。

　冒険者になったばかりの頃のアイズに武器製作を頼まれた際には、自分の身を省みない彼女の在り方に早晩命を落とすだろうと依頼を断っていました。

　ただその後アイズも様々な人との出会いを経て成長し、椿との関係も改善した模様。

　またロキ・ファミリアの中でもガレスとは専属契約を結んでおり、ガレスは椿が打った武器以外を使わない代わりに、椿から格安で第一等級武装を提供されています。

　ガレスの持つ大戦斧「グランド・アックス」はガレスの怪力に耐え切れず何度も壊れており、その都度椿は悔しがって新たな斧をガレスに預けているそうです。

【まとめ】「ダンまち」キャラクター一覧