今回は人気ファンタジー「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(以下「ダンまち」)」から、のじゃロリ系女神「カーリー」について解説します。
カーリーはアマゾネスの国家・闘国「テルスキュラ」を統べる国家系ファミリア「カーリー・ファミリア」の主神。
見た目はロリですが、闘争と殺戮を司る物騒な戦神です。
ティオナ、ティオネのかつての主神でもあるカーリー。
本記事ではそんな女神のプロフィールやファミリアの概要、ティオナたちとの関係を中心に解説してまいります。
「ダンまち」カーリーのプロフィール
基本プロフィール(声優など)
カーリーは闘争と殺戮を司る女神であり、アマゾネスの国家・闘国「テルスキュラ」を統べる国家系ファミリア「カーリー・ファミリア」の主神です。
見た目は白い仮面をつけた褐色の肌と赤い髪の幼女。
尊大な態度で語尾に「~のじゃ」をつける、所謂「のじゃロリ系」です。
闘争と殺戮こそが人の真理であると信じ、その果てに生まれる最強の戦士を見たいと考える物騒な女神様。
ただ決して情の無い女神ではなく、国を出たいと望んだティオナを許したり、眷属の願いは大抵のことは叶えてくれています。
声優は釘宮理恵さんが担当。
神話におけるカーリー(元ネタ)
元々カーリーはインド神話に登場する女神。
殺戮と破壊を好む戦女神であり、その名は「時間、黒色」を意味します。
パールヴァティーやドゥルガーと同様、複数いるシヴァの神妃の一柱。
神話では戦いの後、勝利に酔ったカーリーが踊りはじめると、その激しさのあまり大地が砕けそうになったため、シヴァが大地に横たわって揺れを弱めなければならなかったのだとか。
その際に、うっかりシヴァを踏みつけてしまい舌を出したカーリーの姿がよく絵画に描かれているのですが……てへぺろ?
「ダンまち」カーリー・ファミリア
カーリー・ファミリアは後述する闘国・テルスキュラを統べる国家系ファミリアです。
構成員は全員がアマゾネス。
カーリー・ファミリアでは日々眷属たちが捕獲したモンスターや眷属同士で殺し合い、命がけの闘争を行っています。
そのためオラリオ外に拠点を置くファミリアにも関わらず高レベルの戦士を複数抱えており、トップのアルガナ・カリフ、バーチェ・カリフはLV6。
世界でもトップクラスの戦力を誇るファミリアの一つです。
「ダンまち」カーリーと闘国・テルスキュラ
カーリーが統べる闘国・テルスキュラは、オラリオの東南に位置し、海と断崖絶壁に囲まれ半島国家です。
アマゾネスの聖地と呼ばれており男子禁制。
全く男がいないわけではありませんが、奴隷か種族繁栄のための道具のどちらかです。
同族同士で殺し合う闘争の文化はカーリーがもたらしたものではなく、神が降臨する以前の古代から続く文化。
カーリーはそれを気に入って後からテルスキュラに入ってきた形ですね。
なお、テルスキュラには独自の言語が存在しており、共通語(コイネー)を理解できる者はごくわずかのようです。
「ダンまち」カーリーとティオネ、ティオナ
ロキ・ファミリアに所属するアマゾネスの姉妹、ティオネとティオナは元々闘国テルスキュラで生まれ、カーリーの眷属として育ちました。
現カーリー・ファミリアトップのアルガナ、バーチェとはそれぞれ師弟関係にあります。
ティオネたちはLV3昇華のための儀式として、互いに殺し合うよう言われますが、ティオナはそれを拒否。
姉妹でテルスキュラを出たいとカーリーに頼みこみ、それを許可されました。
その後、オラリオに流れ着き、ロキ・ファミリアへと入団することになるティオネとティオナ。
しかしカーリーは二人を見逃したわけではありませんでした。
「ダンまち」カーリー(ファミリア)の活躍
カーリーは元々、イシュタルに請われ、フレイヤ打倒のための戦力としてオラリオにやってきました(港町メレンで待機)。
その際ティオネとティオナを偶然発見し、LV6同士だし丁度いいやと二人をそれぞれアルガナ、バーチェと殺し合わせる儀式を行うことを決断。
イシュタル・ファミリアにロキ・ファミリアの足止めをさせたり、レフィーヤを誘拐したりして儀式を行わせることに成功します。
ただ儀式に勝利したティオナはバーチェを殺すことを拒否し、ティオネに代わってフィンがアルガナを倒してしまったことで儀式は失敗。
アマゾネスは強い雄に惹かれるという性質があるため、アルガナはフィンに、他のアマゾネスたちはロキ・ファミリアの男性陣にメロメロになってしまいました。
コミックだとガレスがモテモテだったところがいいですね。
カーリーはすっかり男に骨抜きにされた眷属たちに嘆き、ティオネとティオナにちょっかいを出すことを諦めるのでした。
またその後、カーリーたちは一旦テルスキュラに帰還しますが、ヘルメスの要請を受けて第二次クノッソス攻略戦に参戦しています。
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