今回は人気ファンタジー「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(以下「ダンまち」)」から、ベートに恋する健気なヒーラー「リーネ・アルシェ」について解説します。
リーネはオラリオ最大派閥の一角「ロキ・ファミリア」所属の女性冒険者。
ラウルやアキたちと同じ二軍メンバーですが、原作では既に死亡してしまっています。
しかし「ダンメモ」では実は生きていたことになっていて、実際どうなのかファンを混乱させることに。
本記事ではそんなリーネのプロフィールや強さ、ベートとの関係やその生死を中心に解説してまいります。
「ダンまち」リーネ・アルシェのプロフィール
基本プロフィール(年齢・二つ名・声優など)
リーネ・アルシェは「ロキ・ファミリア」所属のヒューマンの女性冒険者です。
年齢は16歳。
長い黒髪をおさげにした文学少女風の眼鏡っ子です。
見た目通り気弱で大人しい性格をしていますが、実は芯の強い少女。
過去の遠征でベートに何度も救われたことが切っ掛けで彼に好意を抱いています(詳細は後述)。
神々から与えられた二つ名は「道化の侍者(ロコライト)」。
声優は日岡なつみさんが担当しています。
「ロキ・ファミリア」二軍メンバーの一人
リーネは「ロキ・ファミリア」の二軍メンバーの一人です。
リーネはLV2へのランクアップを果たした上級冒険者(LV2以上の冒険者のこと。上級冒険者の内、LV2が三級、LV3~4が二級、LV5以上が一級冒険者)。
オラリオの冒険者の過半数がLV1なのでLV2というのは十分立派なのですが、オラリオ最大派閥の一角であるロキ・ファミリアでは、一軍メンバーとして最前線に名を連ねることができるのは原則LV5以上の第一級冒険者となっています。
ただ冒険者の中でも治療師の適性がある者は比較的稀少で、リーネはラウルやアキと同様に二軍では中核メンバーの一人として活躍していました。
「ダンまち」リーネ・アルシェの強さ(レベル)
<基本アビリティ> | |
力 | ??? |
耐久 | ??? |
器用 | ??? |
敏捷 | ??? |
魔力 | ??? |
<発展アビリティ> | |
??? | |
<魔法> | |
【ルナ・サーナティオ】 | ・治療魔法 ・解呪効果有り |
<スキル> | |
??? |
リーネの詳細なステータスについては非公開。
分かっていることは彼女がLV2のヒーラーだということだけです。
LV2というと二軍でもLV3~4が主力のロキ・ファミリアのメンバーとしては低く見えますが、そもそもレベルの上がりにくいヒーラーでLV2は立派なもの。
オラリオ二大治療師のアミッドがLV2(ただしチートスキル持ち)、ヘイズでもLV4(元々勇士として前線で戦っていた)ですからね。
「ダンメモ」ではクノッソス攻防戦で敵の不治の呪詛を解呪するなどして貢献していました。
「ダンまち」リーネ・アルシェとベート
リーネ・アルシェはベートに恋をしています。
ベートは弱者を見下し罵詈雑言を放つ粗暴な男。
リーネの好意を知るアキたちからは趣味が悪いと本気で心配されていました。
しかしベートが弱者を見下すのは、弱者が戦場に出て死んでほしくないという想いの裏返し。
ベートは過去に好意を抱いていた女性がモンスターに殺された過去を持ち、すっかり言動がひねくれてしまっていたのです。
彼の暴言はとてつもなく不器用な発破であり、リーネはベートに何度も助けられ罵声を浴びせられる内、彼の真意に気づいて好意を抱く様になりました。
「ダンまち」リーネ・アルシェの死亡シーン
リーネ・アルシェは原作(正確には外伝ソード・オラトリア)において死亡しています。
ロキ・ファミリアが初めてクノッソスに侵攻した際、闇派閥の罠にかかってファミリアは分断。
もう少しで脱出できるというところで闇派閥の幹部ヴァレッタに襲われ致命傷を負ってしまいます。
ロキ・ファミリアが彼女を発見したものの、ヴァレッタの武器には不治の呪詛の効果があり、治療することはかないませんでした。
死の間際、リーネはベートに彼の嫌う弱者のままだったことを謝罪しますが、ベートから「お前の手に十分救われた」と告げられ、彼を好きになって良かったと満足して息を引き取りました。
「ダンまち」リーネ・アルシェの生存IF
非常に良いキャラクターだったものの、原作では命を落としてしまったリーネ。
しかしアプリ版「ダンメモ」のストーリーでは、彼女は「実は辛うじて生存していた」ことになり、ファンを混乱させることになります。
展開としては死を目前にしていたリーネに、ベートがアミッドに頼んで作らせていた聖水を飲ませて一命を取り留めるというもの。
聖水が未完成だったためリーネは10日間意識不明で、その後もしばらく戦線離脱しなければならなかったということで話の整合性をとっていました。
その後リーネはアミッドの下でヒーラーとして修業を積み、クノッソス攻防戦では仲間たちと合流し、ベートの部隊で彼を支援する姿が描かれています。
ただ、これはあくまでIFの物語。
原作本編においてはリーネはやはり死亡しています。
ファンの間でも賛否のあった展開でしたが、彼女が生きた可能性が公式から示されたことは一つの救いではあったのでしょう。
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