今回はジャンプスクエアで連載中の大人気漫画「ワールドトリガー」から、男子と間違えられることの多いショタ系少女「帯島 ユカリ(おびしま ゆかり)」ついて紹介します。
帯島ちゃんはB級ランク戦最終戦で、弓場隊の一員として主人公たちの前に立ちふさがったライバルキャラの一人。
ボーイッシュな風貌から男子と間違われることもありますが、実際は見た目も性格も非常にかわいらしい女の子です。
本記事では実力もかわいさも伸びしろ十分、アニメ第3期での活躍が期待される帯島ちゃんの魅力について深掘りしてまいります。
ワールドトリガー、帯島ユカリのプロフィール(声優含む)
男子と間違えられることが多いショタ系ガール
ボジション | オールラウンダー(B級部隊 弓場隊所属) |
年齢 | 14歳 |
誕生日 | 2月4日 |
身長 | 153cm |
血液型 | B型 |
星座 | かえる座 |
職業 | 中学生 |
好きなもの | 運動、ゴマ団子、みかん、犬 |
声優 | 広橋涼 |
帯島ちゃんはB級部隊弓場隊に所属するオールラウンダー。
B級ランク戦最終戦(ROUND8)で、主人公たち玉狛第二の対戦相手として登場します。
外見は黒髪ショートカットのボーイッシュな雰囲気の少女で、作中では初対面の空閑遊真に男子と間違われていました。
実際、見た目は華奢な雰囲気のショタ系美少年で、周囲の人間はおろか原稿中のスタッフまでも男子だと思い込んでいたそうです。
性格は控え目で大人しく、非常に良い子。
初登場では応援団のような気合の入った挨拶をかましていましたが、それは隊長の弓場の指示によるもので、本人の趣味ではありません。
実家は4代続くミカン農家で、家業を手伝って日に焼けています。
中学では野球部説、サッカー部説、テニス部説、陸上部説がそれぞれ囁かれており、葦原先生曰く「実際の部活が観測によって測定されるまでは4つの状態が重なり合って存在しているため、好きな部活をお選びください」だそうで、要は今のところ決まっていないようです。
【追記】
グッズのドでか缶バッジでテニスラケットを持つ帯島ちゃんが観測されてしまったため、現在はテニス部説が有力。
ちなみに兄が二人いて、名前はアオイとミドリ……男の娘の気配がする。
遊真の勝負強さに憧れる発展途上の隊員
帯島ちゃんは14歳でまだまだこれからの隊員。
作中では遊真の試合を見て、その勝負強さに憧れるキャラクターという立ち位置で登場します。
ランク戦前の手合わせのみならず、ランク戦本番でも遊真と刃を交えており、実力ではまだまだ遊真に及ばないものの冷静な立ち回りで遊真と十分以上に渡り合っていました。
遊真は帯島ちゃんを仕留めるために「曲がるブレード投げ」と「グラスホッパーでのブレード乱反射」という二つの手札を切っていますから、かなり健闘したと言えるでしょうね。
ちなみに、今のところ帯島ちゃんが遊真に抱いているのは純粋な敬意であり、恋愛感情的なものは一切なさそうです(帯島ちゃんには初恋もまだであってほしい)。
ワールドトリガー、帯島ユカリの強さ
守りが上手い弧月メインのオールラウンダー
トリオン | 不明 |
攻撃 | 不明 |
防御・援護 | 不明 |
機動 | 不明 |
技術 | 不明 |
射程 | 不明 |
指揮 | 不明 |
特殊戦術 | 不明 |
合計 | 不明 |
現時点では帯島ちゃんのパラメーターは公表されていません。
帯島ちゃんは元々弧月をメインとしたアタッカー(攻撃手)で、最近になって「アステロイド(通常弾)」「ハウンド(誘導弾)」の二つのシュータートリガーを使うようになったオールラウンダー(万能手)です。
動きが軽くて守りが上手いタイプの隊員で、立ち回りとしては那須隊の熊谷友子に近い印象。
弓場隊からオールラウンダーの神田忠臣が大学受験のためにボーダーを脱退したことを受け、中距離戦を補強するためにシュータートリガーを使うようになったのだと推察されます。
B級ランク戦ROUND8ではダメージを負った生駒隊の南沢海を帯島ちゃん一人で追っていますが、そのことについて隊長の弓場は当初少し不安そうな様子を見せていました。
南沢が一時期マスタークラスだったこともあるアタッカーで、帯島ちゃん有利な状況でも弓場が躊躇った(玉狛の横やりを警戒したというのもあるでしょうが)ことを考えると、純粋な戦闘能力はマスタークラスには一歩劣る印象ですね。
発展途上ながら判断力は高く伸びしろ十分(遊真たちのお墨付き)
しかし帯島ちゃんはサポートが上手いタイプのオールラウンダーで、実力的には発展途上ながらその判断力は高く、立ち回りも堅実。敵に回すと非常に厄介な存在です。
B級ランク戦ROUND8で南沢と遊真と三つ巴の状態になった時、普通であれば実力的に図抜けた遊真を狙って南沢と共闘する流れですが、帯島ちゃんは南沢の注意が遊真に向いた隙をついて南沢を仕留め、ポイントを獲得しています。
遊真は乱戦が得意ですし、南沢も手負いなので乱戦に持ち込んでチャンスを作りたい。
その狙いを冷静にかわしてポイントを取った帯島ちゃんの判断を解説の王子も称賛していました。
その後、遊真に仕留められてしまいましたが、遊真を上手く引きつけ二宮隊にぶつけようと立ち回っていましたし、サポーターとしては及第点の働きじゃないでしょうか。
戦った遊真も、脱退した神田も、帯島ちゃんは強くなると太鼓判を押していました。
ワールドトリガー、帯島ユカリはここがかわいい
私服は女の子っぽくてかわいい!(ただし何故かショタ度が増す)
ボーダー内では動きやすく少年っぽい服装をしている帯島ちゃんですが、ボーダー外での私服は非常に女の子っぽくてかわいらしいです。
帯島ちゃんの私服姿はコミックス23巻199話の弓場隊の食事会(神田の送別会)で見ることができます。
ストライプのシャツに上からワンピーススカートを着ていて、いかにも素朴な女の子がちょっとおめかししたといった風情で、非常に帯島ちゃんに似合っています。
……似合ってはいるのですが、なんでしょう。
なんというか、余計に男の娘が女装した感が増しているのは……
素直で健気、敗北の悔しさに涙を流す姿がかわいい!
帯島ちゃんは何より性格がかわいくていい娘です。
弓場のよく分からないヤンキー応援団風のノリにもしっかり付き合い、彼を慕っていることからもいい娘であることは疑いなく、自分を男子と間違えた空閑のことも文句ひとつ言わず許しています。
また勝負ごとに対して真剣に向き合い、勝ちたいと向上心を持っているところが良いです。
ランク戦終了後の食事会で、帯島ちゃんは神田の言葉を切っ掛けに敗北を思い出し、唐突に涙を流します。
「すびません……」
「なんだか今……」
「やっと……やっと……」
「負けて悔しいって」
「思えたッス……!」
悔しいと思えるうちはまだまだ戦えるし強くなれるもの。
今後の帯島ちゃんの成長と活躍に期待です。
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