今回は言わずと知れた大人気漫画「呪術廻戦」から、とにかくまともな苦労人「伊地知 潔高（いじち きよたか）」について紹介したいと思います。
伊地知は作者が「まともな奴が欲しくて」とデザインしたキャラクター。
その由来のとおり、とにかくまともな常識人であり、苦労人。五条悟に振り回される不憫な立ち位置ともあいまって、作中でも意外な存在感と人気を有する男なのです。
「呪術廻戦」伊地知潔高のプロフィール（ネタバレ注意）
基本プロフィール（名前の由来は？）
| 誕生日 | 4月20日 |
| 所属 | 東京都立呪術高等専門学校 |
| 特技 | Excel |
| ストレス | 五条 |
| 声優 | 岩田光央 |
伊地知は東京都立呪術高等専門学校に所属する「補助監督」。要は呪術師をサポートする裏方です。
メガネで神経質そうな見た目ですが、意外と若く27歳（当初は26歳と表記されていましたが、誕生日の計算ミスによるものと思われます）。
第一印象は事務的なオジサンですが、中身は非常に常識的で善良。まだ子供の虎杖たちを危険な任務に向かわせることに葛藤し、虎杖たちの身を案じる心優しい男です。
補助監督、事務方としては非常に優秀で、補助監督たちからは非常に慕われ、頼りにされています。
特に五条悟関係で困ると、皆伊地知に泣きつくのだとか……単に厄介事を押し付けられているだけという気がしなくもありませんね。
呪術高専時代からの五条の後輩（2歳年下）で、そのこともあってか五条悟とその関係者の専属補助監督のようになっています。
ちなみに名前の由来はアジカンのドラムの方で、既にご本人にもバレているようです（見た目は全く似てませんよ？ 念のため）。
その強さ、能力は？ 術式は持っているの？
さて、本来補助監督は戦闘を禁じられており、戦闘能力もありませんが、実は伊地知は元々呪術師志望だったので、戦闘もできなくはありません。
その強さは「頑張って3級呪霊を祓えるぐらい」。つまり術師の等級に当てはめると、ギリギリ３級、下手したら4級（最下級）ってところですね（3級術師の条件が、3級の呪霊を確実に祓えることなので）。
つまり戦闘能力は「皆無ではないがザコ」。ファンブックで術式を持っていないことも明らかになっています。
ただし、帳（結界術）や式神といったバックアップ用の技術は一通り習得しており、補助監督としての能力はかなり優秀です。
「呪術廻戦」伊地知潔高の人間関係
伊地知は呪術高専時代から続く五条の後輩で、今は五条の担当補助監督のようになっています。
高専時代の伊地知少年は呪術師を志していたそうですが、メンタルが向いてないという理由で補助監督に転向したそうです。
というか、五条に術師諦めて普通免許（MT）とって来いと命令されたたのだとか。
まあ、そうでなくとも一つ上は1級術師の七海、二つ上は特級術師2名に希少な治癒能力者と異常な世代でしたから、普通の伊地知少年じゃ、やってけないと思っても仕方ありませんよね。
その頃から伊地知は五条にかなり振り回されており、上層部との板挟みになって苦しんでいる様子。ストレス「五条」は伊達じゃありませんね。
逆に1歳年上の七海健人のことは「大人オブ大人」と評し尊敬しており、七海に叱られたら泣く、と発言しているほど。
実に正しい人物眼をお持ちです。
「呪術廻戦」伊地知潔高の見た目の変化
年齢の割に老けているのは「きっと五条に苦労させられているからだろうな」と思っていましたが、過去編で高専時代の伊地知のビジュアルが判明し、元々老け顔だったことが明かされております。
とても1年生、15～16歳には見えませんよね ↓
「呪術廻戦」伊地知潔高の活躍、死亡説も流れたが……
お仕事は五条関連の尻拭い、八つ当たりマジビンタ、マジ気の毒
さて、作中の伊地知の活躍、というかお仕事は五条関連の尻拭いとお世話です。
主人公の虎杖が死亡したと思われていた時も、その隠ぺいに協力し、虎杖の補助監督を務めていましたし、五条の送り迎えのようなこともやっています。
多分、他の補助監督は嫌がって五条には近づかないんでしょう。
五条とのやり取りは気の毒の一言。まあ、伊地知も一言多いんですけど。
五条 「僕はさ、性格が悪いんだよね」
伊地知「知ってます」
五条 「伊地知、後でマジビンタ」
ただ、色々苦労しているせいか、かなり疑心暗鬼にもなっていて。
五条 「先行ってて」
伊地知「これ何か試されてます？ 本当に先に行ったら殴る的な」
いやぁ、笑わせていただいています。
渋谷事変で呪詛師に刺される→生存を確認、死滅回遊内に突入
さて、そんな伊地知ですが、渋谷事変では呪詛師重面春太に刺され重傷を負い、一時は死亡説も流れていました。
しかしその後、七海に救出され、家入硝子の治療を受けて無事に渋谷事変後も生存が確認されています。
ただ、そのまま安全圏に逃れていられれば良かったのですが、伏黒津美紀が死滅回遊に参加するのに付き添う形で一緒に結界内に侵入することに。
結界内は多数の勢力が争う危険地帯であり、伊地知ではいつ死んでもおかしくありません。
伊地知がいなくなると呪術廻戦の貴重な常識人枠が減ってしまいますから、このまま最後まで生き延びて欲しいものですが……
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