今回は少年ジャンプの大人気漫画「ブラッククローバー」から、かわいいハイテンションオネーサン「ドロシー・アンズワーズ」について解説します。
ドロシーは魔法騎士団の一つ「珊瑚の孔雀」の団長。
登場当初は常に寝てばかりの不思議系少女として描かれていましたが、その本性はハイテンションで明るい愉快なオネーサン(27歳)。
「夢」という本作屈指のチート魔法の使い手です。
本記事ではドロシーの基本プロフィールや強さ(魔法)、作中での活躍(戦歴・ノエルとのやりとり)を中心に解説していきます。
「ブラッククローバー」ドロシーのプロフィール
基本プロフィール(年齢、誕生日、身長、血液型、声優など)
年齢 | 27歳(初登場時) |
誕生日 | 3月21日 |
身長 | 145cm |
血液型 | O型 |
魔法属性 | 夢 |
好きなもの | カラフルなもの、マカロン |
出身地 | 魔女の森 |
声優 | 伊瀬茉莉也 |
ドロシー・アンズワーズはクローバー王国の魔法騎士団の一つ「珊瑚の孔雀」の団長です。
登場後しばらくはいつも眠ってばかり。
魔法騎士団長の中から裏切り者が出た時でさえ、対応は他の団長任せでずっと眠り続けていた剛の者です。
魔女のような帽子を被った小柄な女性で、見た目は非常に幼く見えますが27歳。
その素顔は非常にハイテンションで明るい愉快なオネーサンで、起きている時はとても頼りになります。
実務は副団長のキルシュが担当
ドロシーは普段寝てばかりいるため、珊瑚の孔雀の実務は副団長であるキルシュ・ヴァーミリオンが取り仕切っています。
キルシュはミモザの兄。
極度のナルシストであり、ミモザからは「消えてほしい」とウザがられていますが、能力的には極めて優秀で、次期団長に最も近い男と評されています。
普段はまるきり役に立たないドロシーですが、常に寝てばかりというわけではなく偶に起きて活躍することもあるようで、団員たちからは尊敬されている模様。
キルシュもドロシーの魔法の美しさを慕っており、意外に部下からの人望は厚いようです。
「ブラッククローバー」ドロシーの強さ(魔法)
ドロシーは「夢」魔法の使い手です。
夢魔法は作中屈指のチート魔法。
今のところ使用されている魔法はたった一つだけですが、その一つが実にえげつないのです。
夢魔法:幻惑の界(グラマーワールド)
発動させると対象はなすすべなく夢の世界に引きずり込まれる。
夢の世界ではドロシーが想像したモノは何でも具現化されてしまう。
また、この世界にいる者は徐々に眠くなっていき、眠れば二度と目覚めない。
ほぼほぼ無敵。
概念や理に干渉し得る魔法や、上位の悪魔のような圧倒的な出力の持ち主でもない限り、まともに対抗することは困難です。
一応、夢の世界で想像したモノは現実のソレと同じ理屈で干渉可能ですし、想像したものの具現化・抹消はオートで行われるため、ドロシー自身も完全にはコントロールできないなど、攻略の糸口が皆無というわけではありません。
後にルシウスとの戦いで力を使い果たした魔女王の跡を継ぐことになっており、作中トップクラスの魔女であることが分かります。
「ブラッククローバー」ドロシーと白夜の魔眼編
ドロシーの本格的な登場は白夜の魔眼編。
エルフ転生者であったドロシーは、エルフのレーヴに肉体を乗っ取られ、アスタたちを夢の世界に引きずり込みます。
理に干渉するバネッサの糸魔法で辛うじて対抗するも、徐々に襲ってくる眠気により窮地に陥るアスタ達。
そこで活躍したのがサリーでした。
サリーは夢魔法の特性を素早く見抜くと、レーヴに人間のドロシーを想像させ、夢の世界にもう一人のドロシーを顕現させることに成功します。
現れたのはテンション高めなオネーサン、ドロシー。
二人の夢魔法の使い手は夢の世界で互角の戦いを繰り広げ、その結果、戦いに世界が耐え切れず、夢の世界は崩壊することに。
「あー、楽しかった!」
「オネーサン、スッキリ☆」
「私の体よろしくね~」
「また会いましょ~」
ドロシーの協力により夢の世界から脱出したアスタたちは現実の世界でレーヴの撃破に成功したのでした。
「ブラッククローバー」ドロシーとノエル
白夜の魔眼編終了後、ノエルはドロシーから母親の死の真相を聞くことになります。
ノエルの母・アシエはノエルを出産したことが原因で命を落としたと言われてきましたが、実はアシエの死は漆黒の三極性の一人・ヴァニカの呪いによるもの。
ノエルの兄・ノゼルは死の真相を知っていましたが、それを口にすれば同じく呪いにより命をむしばまれてしまうため、そのことを隠していました。
ドロシーが語ることができたのは、ノエルを外界から隔絶した夢の世界に引きずり込んでいたからこそ。
ちなみにこの時、ドロシーはノエルにただ情報を伝えただけでなく、ノエルをしっかり弄って楽しんでいた模様。
シスコンを表に出したノゼルでノエルを困惑させたり、アスタを登場させてノエルに迫らせたりとやりたい放題です。
……どうでも良いですが、シスコンノゼルはともかく、どうしてほとんど接点が無かったはずのノエルとアスタの関係まで分かったんでしょうね?
「ブラッククローバー」ドロシーとスペード王国編
ドロシーはスペード王国編において、ナハトによって結成された精鋭部隊の一人に選ばれ、道中の露払い兼囮役を担当。
その後、ナハトの悪魔・ワルグナに導かれ、クリフォト降臨を進める元ダイヤモンド王国の科学者・モリスと交戦することになります。
しかしこの時、モリスは悪魔憑きとなったことで概念にさえ干渉できるようになっていました。
無敵のはずの夢魔法が全く通じず敗北するドロシー。
その後、黒の暴牛が駆け付け、辛うじて窮地を脱しますが、今度は最上位悪魔ルチフェロが不完全ながら顕現してしまいます。
他の魔法騎士団長たちと共にルチフェロに挑みますが、敗北。
戦いの命運をアスタたちに託すことになります。
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