今回はジャンプスクエアで連載中の大人気漫画「ワールドトリガー」から、ランク戦解説でその評価を爆上げした男「蔵内 和紀(くらうち かずき)」について紹介します。
蔵内はB級ランク戦後半におけるライバルの一人として登場しましたが、登場当初はアクの強い隊長・王子一彰の影に隠れ、あまり目立たない存在でした。
しかし後にマドンナ綾辻さんと付き合っているとの噂でファンの怒りを買ったり、ランク戦での見事な解説で男を上げたりと、実は色々話題に事欠かない男。
本記事ではそんな蔵内の素顔について深掘りしてまいります。
ワールドトリガー、蔵内和紀のプロフィール(声優含む)
ロボロボしくダンディな見た目で、実は涙もろい王子隊の補佐役
ボジション | シューター(B級部隊 王子隊隊員) |
年齢 | 18歳 |
誕生日 | 9月3日 |
身長 | 181cm |
血液型 | A型 |
星座 | おおかみ座 |
職業 | 高校生 |
好きなもの | 鯛茶漬け、親子丼、かぶの千枚漬け、水族館 |
声優 | 半田裕典 |
蔵内はBランク戦ROUND6(玉狛第二VS生駒隊VS王子隊)で王子隊の一員として主人公たちの前に立ちふさがったキャラクターです。
外見は前髪をセンターで分けたダンディで理知的な風貌の青年で、性格も見た目通り冷静沈着。
突飛なあだ名と言動で知られる隊長・王子一彰の補佐役で、最も王子に振り回されるポジションにありながら、その穏やかで落ち着いた態度は崩れることがありません。
しかし実はとても涙もろいらしく、葦原先生には今から「卒業式大丈夫か?」と心配されているほど。
また、意外に負けず嫌いでもあり、王子にチェスで勝つためにコソ練をしているそうです。
趣味は写真で、王子隊の作戦室には蔵内が撮った写真が飾られています。
元々は王子と共に弓場隊に所属していましたが、王子が独立して部隊を作る際に一緒に独立して現在の王子隊を設立しており、王子とは非常に良いコンビであることがうかがえます。
学校(進学校)では生徒会長、綾辻さん(副会長)と付き合っているとの噂は……
蔵内は進学校である六頴館高等学校で生徒会長を務める秀才。
犬飼や荒船といった同じ高校に通う同級生からは「会長」と呼ばれています。
ちなみに、王子は普通校の三門市立第一高等学校に通っているので学校は別々です(王子は頭は良いのですが、昔は今より大分尖っており、それが影響して進学校には進めなかった模様)。
生徒会副会長はボーダーのマドンナと呼ばれる綾辻遥で、一時期2人が付き合っているという噂も流れたようですが、どちらも笑顔で否定したそうです。
まあ、同じ優等生同士とは言えあまりにキャラが違いますから、実際付き合ってはいないんでしょう(そうであってほしい)。
ただ、こういう噂がでるということは、見た目だと分かりにくいけど蔵内って案外モテキャラなんでしょうかね?
ワールドトリガー、蔵内和紀の強さ
合成弾も使える頭脳派シューター
トリオン | 不明 |
攻撃 | 不明 |
防御・援護 | 不明 |
機動 | 不明 |
技術 | 不明 |
射程 | 不明 |
指揮 | 不明 |
特殊戦術 | 不明 |
合計 | 不明 |
残念ながら現時点では蔵内のパラメーターは公表されておりません。
判明しているのは、蔵内がハウンド(誘導弾)をメインに使うシューター(射手)であるということ。
B級上位部隊に所属しているだけあって基本的な能力は高く、高等技術である合成弾も使用することが可能です。
作中ではハウンドとメテオラを合成したサラマンダー(誘導炸裂弾)を効果的に使用し、生駒隊の南沢の撃破に貢献していました。
また機動力重視の王子隊の一員ということもあり、走り回って広範囲をカバーできることも魅力ですね。
頭脳派で戦術能力、状況分析能力も高く、指揮官である王子の意を汲んで的確に行動することができる優秀な兵士であり名補佐役。
どんな部隊に入っても腐ることのないスペックを持つ隊員と言えるでしょう。
決して弱くはないものの射手界隈は魔境……
客観的に見れば十分に優秀な蔵内ですが、作中では周囲の強キャラたちに押されてその戦績・活躍は今一つパッとしません。
B級上位部隊の隊員として決して弱くはないのですが、これといった強みもないというのが正直なところでしょうか。
特にシューター(射手)界隈は化け物揃いで(ある程度のセンスとトリオン量がなければそもそもシューターとしてやっていけないため、シューター自体がマイノリティ)、比較対象が二宮、出水、加古、那須、おまけで水上となっていますから、その中に入ると正直蔵内は微妙。
戦術能力にしても、王子とか上位の隊長陣と比較するとそれほど高いわけじゃないんですよね(蔵内が秀才止まりというより、ボーダー隊員が優秀過ぎるというか)。
適性的にも補佐役で、人を率いることにはあまり向いていなさそう。
遠征選抜試験でも臨時隊長候補から外れていましたし、ボーダー上層部も蔵内の適性とか今後については色々と思うところがありそうです。
ワールドトリガー、蔵内和紀は名解説者で名補佐役
トリオン研究に興味を持ち、古参隊員も驚くほどの知識を持つ
蔵内は現在高校3年生(卒業間近)。
成績優秀で通常であれば県外の名門校への進学が予想されるところですが、蔵内自身はトリオンの研究に興味を持っているため、地元の三門大学への進学が推薦で決まっています。
親御さんも興味があることを学ぶのが一番だという教育方針で、反対は全くなかったようです。
一隊員でエンジニアでも何でもない蔵内ですが、トリオンやトリガーに対する造詣は非常に深く、古参隊員である小南も驚くほど。
B級ランク戦最終戦の解説では、遊真が帯島に対して使った「ブレード乱反射」の仕組みを見抜き、その対処法(グラスホッパーはブレードなどの実体化したものは反射するが、トリオン弾は反射せず相殺されるので、帯島はハウンドでグラスホッパーを処理するのが正解だった)まで説明していました。
解説を聞いていた隊員も読者も「なるほど」と思わず唸る名解説でしたね。
B級ランク戦最終戦では王子、小南を上手くフォローして評価を上げる
ランク戦の解説に呼ばれる隊員は通常は2名ですが、B級ランク戦最終戦では小南、王子、蔵内の3名が解説に呼ばれています。
これは小南(玉狛びいきで感情的)、王子(考察は的確だがマイペースで発言が突飛)の2名ではまともな解説にならないと判断した実況の武富桜子が蔵内を追加した、と考えられており、烏丸などはこの判断を非常に高く評価していました。
実際、蔵内は王子や小南の発言を邪魔せず、活かしつつ、要所要所で分かりやすい解説を加えており、名解説者として読者からの評価を爆上げしています。
二宮さんが使った時間差ハウンド(追尾弾)やホーネット(強化追尾弾)など、解説を聞くと余計にその凄さが分かって面白かったですよね。
ちなみに、そんな大変な仕事をやってのけた蔵内ですが、意外にも王子や小南との解説を楽しんでいたようで、試合後に小南のことを「かわいいやつ」と評して彼女を喜ばせていました。
「小南みたいな孫が欲しいと思ったよ」
うん。よく分かってるな、蔵内。
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