「SAKAMOTO DAYS(サカモトデイズ)」キンダカ~ORDER創設者の一人にして殺し屋最速の男、死亡?生きてる?~

 今回は主人公が「安西先生そっくり」と話題の殺し屋アクションコメディ「SAKAMOTO DAYS(サカモトデイズ)」から、ORDER創設者の一人「キンダカ」について解説します。

 キンダカは坂本や南雲たちの過去編に登場した凄腕の殺し屋。

 殺連直属の特務部隊、殺し屋界の最高戦力「ORDER(オーダー)」の創設者の一人であり、かつてリーダーを務めていた男性です。

 その肩書に恥じぬ実力者でしたが、物語開始時点ではORDERメンバーではありません。

 本記事ではキンダカのプロフィールや強さ、作中での活躍を中心に解説してまいります。

「サカモトデイズ」キンダカのプロフィール

基本プロフィール(年齢、誕生日など)

年齢不明
生年月日(誕生日)不明
所属ORDER

 キンダカは坂本南雲赤尾リオン有月(スラー)の因縁を描いた過去編に登場した凄腕の殺し屋。

 殺連直属の特務部隊、殺し屋界の最高戦力「ORDER(オーダー)」を四ツ村と共に立ち上げた創設者の一人であり、当時リーダーを務めていた男性です。

 外見は縁の太い色付きメガネが特徴のダンディな中年。

 基本的には落ち着きのある常識人ですが、自身のシューズを「オンソクシューズ」と名付けるなど、ネーミングセンスは非常に残念だったようです。

 当時のORDERメンバーは彼を含めて4名(多分、キンダカ、四ツ村、)。

 有望なメンバーを補充するため、JCC(殺し屋養成所)から学校では手に負えない問題児を殺し屋として送り込ませ、見込みがあればスカウトしようとしていました。

「キンダカ/鋼龍(偽名)」名前の由来はジェットコースター

 キンダカ、そして彼が当初名乗っていた偽名「鋼龍(ごうりゅう)」は、どちらも有名なジェットコースターからつけられた名前です。

 キンダカとは「キンダ・カ(Kingda・Ka)」。

 ニュージャージー州にある遊園地「シックスフラッグス・グレート・アドベンチャー」にあるジェットコースターで2006年時点では最高速度、最高部高度、最大落差の3項目でギネスに認定されていました。

 また偽名である鋼龍は「スチールドラゴン」。

 こちらは三重県の遊園地「ナガシマスパーランド」にあるジェットコースターで、2000年の開業時点では最高部高度、最大落差、最高速度、全長の4項目でギネスに認定されていました。

 後述する「全ての殺し屋の中で最速の男」に相応しい名前ですね。


「サカモトデイズ」キンダカの強さ

全ての殺し屋の中で最速の男

 キンダカは自称「全殺し屋の中で最速の男」。

 その言葉の通り、そのスピードは坂本たち最強格の殺し屋と比べても抜きんでています。

 武器などは使わず、基本は素手(強いていうなら「オンソクシューズ」が武器か?)。

 坂本たちが何発食らっても平然としていたところを見ると一撃の攻撃力はそれほどでもなかったようですが、彼のMAXスピードは坂本でさえマトモに目で追うこともできないほどでした。

 作中ではデパートの吹き抜けで、ワートリのグラスホッパーによる「乱反射(ピンボール)」のような立体高速機動を見せたこともありましたね。

坂本・南雲・赤尾リオンの最凶トリオを圧倒

 キンダカは作中において、JCCから特別任務で鋼龍(=キンダカ)を殺すよう送り込まれた坂本・南雲・赤尾リオンの最凶トリオ(+有月)と激闘を繰り広げています。

 当時まだ学生だったとは言え、キンダカは終始三人を圧倒していました。

 本気を出したキンダカの前に、南雲は早々に戦いを放棄してリタイア。

 目の良さで唯一キンダカに追随していた赤尾も反射神経を逆手に取られてタバスコを浴びてリタイア。

 坂本は最後まで粘りますが、そのスピードには翻弄されっぱなしです。

 そのまま全滅するかと思われましたが、地形からキンダカの動線を予測した有月がその場に介入。

 有月を一般人だと勘違いしたキンダカは彼を無理矢理避けようとし、腰を痛めてしまいます。

 最後は腰を痛めたキンダカを坂本が捕らえて大逆転。

 腰さえ痛めなければ間違いなくキンダカが勝っていたでしょうね。


「サカモトデイズ」キンダカの登場話

 キンダカの初登場は108話。

 8年前、坂本たちのJCC時代を描いた過去編に登場しています。

 JCC時代、超問題児だった坂本・南雲・赤尾の最凶トリオは問題行動を繰り返し退学寸前。

 退学免除と引き換えに有月(スラー)を加えた4人で死亡率100%の不良撲滅用任務に送り込まれることになります。

 その任務のターゲットこそが「鋼龍」の偽名を使っていたキンダカでした。

 キンダカと激闘を繰り広げ、辛うじて勝利をもぎ取る4人。

 しかしそこで4人がキンダカから告げられたのは、この任務がJCCにとっては問題児を処分するため、キンダカにとっては見込みのある人間をORDERにスカウトするためのものだという事実。

 どちらにせよ4人に学校に戻るという選択肢はなかったのです。

 困り果てた坂本たちに、キンダカは腰を痛めた自分の代わりにある任務をこなせばJCCに戻れるよう掛け合ってやると持ち掛けます。

 そして4人はキンダカと共に殺連会長の妻子の護衛任務に就くことになるのですが……

「サカモトデイズ」キンダカの最期?(死亡or生存?)

 殺連会長の妻子を狙っていたのは、殺連内部の反会長派の人間でした。

 襲撃してきたのはやたら徳を積みたがる男と毒使い。

 徳男を坂本が担当し、毒使いを妻子を守りながら残るメンバーが担当したのですが、この毒使いが実に難敵でした。

 運動量に応じて進行が早まる猛毒に苦しめられる赤尾たち。

 徳男を倒した坂本の介入もあり辛うじて毒使いを撃破した彼らは、しかしその時点で全員が毒に侵されていました。

 解毒剤により治療を終えるキンダカと有月以外のメンバー。

 二人分の解毒剤が足りないということで有月は毒使いのところに戻り、解毒剤を見つけたのですが……

 

 実は有月は反会長派に送り込まれたスパイ。

 同じ養護施設で育ったを兄の麻樹に人質に取られ、会長の妻子かキンダカを殺すように脅されていました。

 有月はキンダカが悪い人間ではないことは理解しながらも、楽を守るために解毒剤を落として自分もろともキンダカを葬ろうとします。

 しかしその解毒剤をキンダカが超スピードでキャッチ。

 急激に運動量が上昇したキンダカは毒が回ってその場で死亡したとみなされていました。

 図らずもキンダカ抹殺と言う任務を達成し、しかもそのキンダカによって命を救われた有月。

 その現場をリオンに目撃された有月は逃げ去り、それを追ってリオンも姿を消すことになります。

 有月(スラー)にとって二重の意味で恩人となったキンダカ。

 その後の有月(スラー)の行動に、この事実がどのような影響を及ぼすことになるのか……

「サカモトデイズ」キンダカの復活

 死亡したものと思われていたキンダカですが、8年経った現在でも延命措置により昏睡状態のまま命を繋いでいました。

 彼は176話でついに目を覚まし、南雲と再会することになります。

 177話では坂本とも再開し、目覚めて早々に凄まじい動きを見せていました。

 話の流れからすると坂本たちの師匠ポジに収まりそうですが……

「SAKAMOTO DAYS(サカモトデイズ)」キャラクター一覧

 



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